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★129 誘拐

よろしくお願いします。

ブックマークありがとうございます。


カノープス:プレドナ在住の金ランクパーティ。

ライアン:カノープスのリーダー、魔法戦士。


4月3日


ギルドに引っ越しの登録に行った。

シリウスは、早くも銀ランクだ。


ライアンたち、カノープスと出会ったので、夕方宴会をした。

ライアンたちはディアナに興味津々でみんな口説こうとしていた。

奴らはみんな結婚しているけどな!


途中、酔いが回ったマニフォにスイッチが入り歌い出すと、

みんなマニフォに吸い寄せられていった。


マニフォの胸は大きくないが、巨乳しか興味がないベルトリーニもだ。

俺は、妻たちに捕まっていて、動けなかった。


それを見ていたディアナは、男たちを軽蔑した目で見ていた。


ディアナはともかく楽しい宴会だったよ。



4月19日


シリウスを連れて3回目のプレドナのダンジョンだ。

相変わらずボス部屋まで最短ルートを歩いている。


それを初めて見たマニフォは呟いた。

「流石、異世界の勇者ね、規格外だわ。

だけど、メガネのおかげっていうのはどうかしら?」

叙事詩にどう加えるべきか悩んでいた。


5階までワープし、ボス部屋を再度攻略した。

キャンプの準備をして、夕食が終わった。


「結菜、胸騒ぎが収まらないよ。」

「食べ過ぎ?」

「そうそう、フォーバルのご飯は美味しいから食べ過ぎちゃうよねって違ーう!」


結菜の可愛いボケに対して、俺の渾身のノリ突っ込みは不発に終わった。

誰も笑っていない!


高等テクニックすぎたか?

コイツらには笑いのセンスがないのか!

くそっ、やり直せないだろうか?

痛恨のミスだ!


「今日はもう帰ろう。」

俺の提案に、ボリスが異見を言った。

「オレたちは6階を攻略していいだろ?」


「ボリス、この前の薬草採取の時を覚えてないの?

あの時は、留守番の愛海とグレイスが襲われたのよ。」

結菜が言うと、ボリスの顔が青ざめた。


「オレの妹が危ないってことか?」

「みんな無事かもしれないけど、今日は帰ろう。」


ダンジョンを出て、それぞれの家に帰った。フォーバルとアルエは無事だった。

俺たちが珍しく予定より早く帰ってきたからびっくりしていた。


すぐにシリウスの6人とボリスの妹のカーラがやってきた。

ボリスの血相が変っていて、カーラはめそめそと泣いていた。


「大変だ、下の妹ハンナがいないんだ!こんな紙が入っていたんだ!

どこを探せばいいんだ、どうすりゃいいんだ!助けてくれ!」


その紙には「金を用意しろ、明後日までに1千万リラだ。」と書いてあった。

妹を心配して、ボリスが焦燥していた。


こんな高額を要求してきたって言うことは、俺たちの関係者だと知っていて、

俺たちにケンカを売ってきたってことだな!


「俺に任せろ。」

索敵範囲を広げた。


「よし、みんな、ついて来い!」

「えっ、もう?どうやって?」

マニフォが当惑の声をだした。他のシリウスのメンバーも驚いている。


「パーティメンバーがどこにいるか、わかるだろ?

俺は登録した敵と味方が索敵でどこにいるかわかるんだ。」


1時間ほど歩いて着いた先は大きな屋敷だった。

高い塀に囲まれ、門には門番が二人居た。


ぶっとばそうかなって考えながら近づいていったら、心地よいメロディーが流れた。


マニフォが竪琴を奏でていて、門番が倒れた!

いびきをかいて爆睡している!


大きな玄関の扉には鍵がかかっていた。

グレイスが俺を退かし、アメジストの大槌をだした。

大きな音を立てて、大きな扉がぶっ壊れた!


使用人たちが何事かと走ってきたが、武装した冒険者が10人いるのを見て、

おびえて動けなくなった。


俺は2階にあがり、ある部屋の前で止まった。

中は静まり返っている。10人いるな・・・


鍵がかかっていた。

グレイスがまた俺をのかせて、その扉をぶっ壊した。


中に入ると、6人のヤンチャそうな男と2人のケバい女、

それに縛り上げられているハンナがいた。


ハンナは男に抱えられ、刃物を突きつけられている!

「う、動くな!こ、コイツが・・・」

扉をぶっ壊されて、こちらが武装して大勢いるもんだから動揺している。


俺はブーメランをこっそり投げた。

狙いどおりハンナを抱えている男の手にささり、刃物がこぼれ落ちた。


それを見て俺、ロロラン、フリッツ、ポロッカ、ボリスが男たちに襲いかかった。

「ナメンな、こら!」

「ぶっ殺してやる!」


言葉は強いが弱かったので、ぶん殴り、関節技を極めたりしてたちまち制圧した。


下が騒がしくなった。


愛海とダリヤが兵士を連れてきたのだが、

使用人たちが兵士に俺たちを捕まえるようにお願いしていた。


全く逆のことを伝えられて兵士たちは困惑している。


縛られていたハンナを解放すると、ハンナが大泣きして、

ボリスとポロッカが抱きしめ慰めていた。


泣きながらもハンナが証言してくれたので、

8人の男女がしょっ引かれていった。


ボリスが俺の手をつかんだ。

「ありがとう、ヒロトさん。ホントにありがとう!」


読んでくれてありがとうございます。

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