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技を取得した

 アクションゲームには必ず『技』という物が存在する。

 それはただアクションを取るだけのものもあるが大体のゲームの『技』は攻略に必要なものだ。

 例えば、炎使いの魔法使いがいたとしたらそれの対策が必要だ。

 炎を消すためには水が必要となる。だが、肝心の水がない時、水を出す技が有れば対策になる。

 この様にゲームでは攻略の為に敵の弱点をつくけるようにシステムをされている部分を見れば『技』とはとても必要なものだ。

 大抵のゲームはレベルアップをする事で技を覚えて行くが。『バルバトス戦記』は少し違う。

 『バルバトス戦記』ではレベルアップはするが技は覚え無い変わりにスクロールという物が存在する。

 ゲームにおけるスクロールとは技を取得する為用のアイテムだ。スクロールの技は大体が特殊な技であるが『バルバトス戦記』では初歩的な技ですら、このスクロールで取得しなければならない。

 また、レベル条件で取得出来ない物ある為、レベル上げの大切さがここで大きく出てくる。


***


 こんたちは皆さん…デザールだ。

 現在、俺はとんでもないお宝を見つけた。

 それはなんと、『技』を覚える為のスクロールを発見したのだ。それも二つもだ。

 発見したのは本当に偶然だった。

 いつも通りに早起きして探索をしていた時に小さな箱を見つけたので何かを入れる箱になるだろうと思いボロ屋まで運んだ。

 よく調べて見ると鍵が壊れており開けて見るとスクロールが入っていたのだ。

 スクロールは今の俺にとっては貴重な品だ。

 何せ、今後の活動を動きやすくなるかもしれないことを考えると少し期待が出来た。

 取り敢えず、スクロールがどんなものかを調べることにする。幸い言葉などはレナに教えてもらっている為、読むことが可能だ。

 スクロールを確認する為にスクロールを開く。

 一つ目は『斬撃』というものだった。

 俺の記憶が正しければ、これは戦士職に付いている者がレベル十以上なら覚えることが出来るものだ。

 また、この技は名前の通り、斬撃を飛ばすものだ。

 アニメや漫画でお馴染みの飛んでいく斬撃だ。

 実際にどう言ったものかは、試してみないとわからない。また、現在の俺が取得出来るのかさえ分からない。

 二つ目は『火の玉(ファイアーボール)』だった。

 まさかの魔法系のスクロールだった。魔法系のスクロールは取得が大変だ。理由としては『バルバトス戦記』では技が二つに分かれている。

 一つ目が戦士職の『武技』というものだ。

 『武技』は主に近接戦闘と考えればいい。

 二つ目は魔法職の『魔法』先程の武技とは逆の遠距離戦闘である。

 また、魔法は『攻撃』『強化』『回復』『状態』などと種類がある。

 今回は攻撃のスクロールが手に入った。

 魔法職に置いてこの『火の玉(ファイアーボール)』は基本的な魔法の為取得は可能だが、少し問題がある。

 実は魔法はゲームでお馴染みの『MP』こと『マジックポイント』を消費する。

 この世界では、魔力とも言うが此処は置いておこう。

 俺がこの魔法のスクロールに対して悩んでいる事は『MP(魔力)』についてだ。

 そもそも、魔力とは何なのかが分からない事だ。

 前世では、魔力なんてものは無い。

 そもそも取得したとしても使えるのかが問題だ。

 俺は此処ではかなり悩んだが、二つとも取得する事に決めた。

 理由としては自身のレベルを予想する為と魔法が使えるのかを確かめる為だ。

 レナに渡す手もあったがレナはあくまでも組んで間もない人に渡す理由が無い。

 また、レナが裏切る可能性を予想からだ。

 レナの事に対しては未だ俺は知らない人でしか無い事に変わりない。

 着けて確認をするのもありだが、レベルがわからない以上、慎重に動くべきと考え、今は着けない事にしているがレベルが十以上あれば実行すると決めている。

 つまり、俺は先に戦士職のスクロール『斬撃』を取得出来るかを試す。

 俺は『武技』を覚える為にスクロール開き、スクロールに書かれた文字の部分にナイフで少し切った指の血を滲ませるとスクロールは青い炎を上げ燃え尽きる。

 これで技の取得が出来た様だ。

 ちゃんと技を取得したか試す為に一度、ボロ屋から出て離れた先の木の的を狙ってナイフを剣の代わりに構える。

 すると体から何かが流れる感覚を感じた。

 俺が考えるにこれが魔力だと、予想し、そのままナイフを抜刀する。


 「『斬撃』」


 バキャ…カンカラ…。


 斬撃は見事に出す事が出来、見事に木の的を真っ二つにした。

 また、身体から何が少し抜けた感じをした。

 おそらくだが、魔力を消費によるものだろう。

 俺は大体のことを予想した。


 まず、魔力は少なくとも無限にある様なものでは無い事がわかった。

 確か、ゲームでは、魔力を回復する為の回復薬があるはずだが、現状では手に入らない物の為あまり使う事が出来ない。

 技の乱用はあまり出来ない事がわかった事と使い所を決めなければならない事がわかった。

 また、俺のレベルが十以上ある事もわかった。

 これらの事がわかった事だけでも大きな成果である事がわかった。

 

 考え終えると次のスクロールも取得しておいた。

 此処で躊躇うのは愚作だと、考えたからだ。

 技は使いようによっては新しい技へと進化させる事もあるらしいがそこはよくわからない。

 新しい技へ進化させるのは原作が始まってからわかる事らしい。また、現状に置いてはゲームの世界では無く現実世界となってしまっている以上では、進化方法も全く違うはずだ。

 それを考えるに『技』とは、かなり凄い物に化けるのでは?と俺は考えた。

 ならばと、俺はまず魔力という『MP』について、調べる必要があると思った。

 もしかしたら、魔力の消費量のコストを減らせる事が可能になるかも知れないと思い訓練を始めた。


 その後、俺は訓練中に魔力が尽きたのかそのまま寝てしまい。

 その日の食糧確保に行けなかった。

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