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時のツナギメ 第ニ話〜平穏〜
ふぅ…今日も飯がうまい。
自分で言うのもなんだが、自分の作ったご飯は案外美味いと思う。
もちろん、こいつには敵わないのだが…
カレンはうんともすんとも言わずただもくもくとご飯を食べている、、作った甲斐があったのか無かったのかよくわからないものだ。
夜も更けてきた。
この村の近辺では最近盗賊が出る。
だからきちんと戸締りしなくてはならない。
そういえばカレンと同じく幼馴染のサクとは今日はあってないな。。
そう思いながら僕は目を閉じた。
こんなたわいもない日常が好きだった。
この村の外の世界は何も知らないが、この平穏な日常があるだけでありがたかった。
ただこの村の外を見て見たいという気持ちも大きい。
いつかカレンとサクと一緒に外の世界を旅したい。
それが僕の願いだ。
広い世界の『自由』を手に入れて見たい。
そんな儚い願望を抱きながら微睡み、、そして、夜が明けた。
(明るいな…もう朝か…。)
そう思い、目を開く…。
窓の外、明るく輝くそれは太陽ではない。
日常を焼き尽くす炎であった。。。




