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時のツナギメ 第一話〜幼馴染〜
がんばる。
少年は何気ないいつもの空を見ていた。
青く、そして怖いほど綺麗だ。
「そういえば、今日は何か用事があったような…。
んー、思い出せない、、一体何だったっけ?」
そう思った矢先、少年の耳には甲高い声が入って来た。
「ちょっと!!!こんなとこで何寝っ転がってんの!!」
ビクッ!として僕は起き上がる。
いつもの顔だ。
この顔に僕は少しも好意を抱いたことはなかった。
「はぁ…」
とやる気なさそうに立つと、
「あんた!!今日はあんたが飯作るの番でしょ!!
あんたのせいで私らお腹ペコペコなのよ!」
とまたうるさい声が飛ぶ。
こいつは昔からそうだ。
いつも怒ったようにうるさく指図してくる。
「ほらほら、レンくんや、カレンちゃんを怒らせちゃぁーいかんぞ。」
近くを通っていたばあやが言う。
僕とこいつにはなんの関係もないが、ひょんなことから同じ屋根の下に暮らしている。
が、そのせいで村中で僕らはカップルかなにかと見間違われている。
まったく死にたい。
そう思いながら、僕は重い腰をあげ、家路に向かうのであった。
今日はどんな夕ご飯にしようかな?
読んでくれてありがとう。




