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彼らについての簡単な説明

○珪素生命体:Notきもいエイリアン。すんごい人工知能とそれが乗っているヒトガタのこと。

○ギガトンケイル:未来的なスパコン。巨人の「ヘカトンケイル」より。一文字目を弄って多作品でバリエーションがある。

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 彼らの創造主…もとい前作オリ主はネギま世界にていわゆる魔法チートを振るっていた。他の転生者に比べ満足できるものではなかった。そんなあるとき未来的科学の破片と資料を入手した。


 魔力は莫大だが運用するための「頭」が足りぬ。とあるで言う「代理演算」でなのはで言う「マルチタスク」の発展型

(数値計算の補助に加え、狂気をもたらす一部の術式を身代わりになって受ける仮想人格)

力を補強したかった。


 最終的には興味半分で純科学でスパコンを構築するつもりだったが、それは難しい為…

第一弾として既に持っている魔法チートで魔導スパコン「ギガトンケイル」の建造に着手した。


 スパコンの資料とそれっぽい破片からスパコンを再現するのと同時に、もう一つの資料「珪素生命体」の研究を続けていた…


     その成果物が彼らの祖である。


 プログラム上の存在でしかない筈の彼らだが、生病老苦をしり、子を残す彼らは肉体を持たないという点以外、人と同等の存在である。


 急速に記憶領域とCPU時間を喰い荒していく彼らは厄介なウイルスでしかなく、(情報通信の発達した現在ならば、数時間と待たずにあらゆる電算装置が)彼らは纏めて『駆除』されかけたのだった。…ここまで地球で稼働していた一号機。


 魔法世界を中継して地球からから火星に物資を輸送することを考案。


 一号機もポンコツになっており、二号機の建造を開始。


 一号機は無数の分身で建造したが、二号機は無数の作業マシンで自動化された。兵器や食糧の簡易的な製造プラントも建造された。両方が完成し次第スパコンに制御システムを繋げる。


 前オリ主はスパコンの二号機(発展型)を火星に建造し、同時に


・火星のテラフォーミング

・アンドロイドのハードウェア構築のシミュレーション

・様々なロボットの動作シミュレーション


…等と言ったものを二号機AIに委託していた。まあ、情報系の資材の中にうっかり珪素生命体も紛れ込んでいたわけで…


 ある日、ギガトンケイル二号機とのリンクが途絶した。


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 炭素生命体(以下彼ら)は擬似人格のデータから記憶を分析した。元が「転生者システム」による転生であるため、世界の寿命は不可避であることと無数の世界が存在することは自明であった。彼を転生させた上位的存在に渡りを付け、『世界の外側』に移住することになった。


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 彼らがたどり着いたのは水ばかりで大して何もない星であった。

この星を起点に我々の版図を広げる…


 問題はある程度まで技術発展が進み、停滞したこと。


「無い物は外から取ってくればいいではないか!!今すぐにでも調査隊を作れ!」


 こんな感じで無数の異世界技術調査部隊『捕獲部隊』が結成されたのだった…。


 手持ちの手札は記憶から復元された正体不明の魔法技術としょっぱい科学技術


 しかし、AIの性能は出自だけに他世界のAIとは雲泥の差であり、兵装の弱点はある程度補える。

















とある宇宙空間。実体弾とビーム兵器の光芒で彩られた戦場。

少し離れて二機のモビルスーツが陰でじっと息をひそめていた。

戦場から逃げ出す算段でも立てているのか?


「なあ、ディブ。…やめないか?」

「ボブ。既に被撃墜信号をだしてビーコンを切ったんだ。のこのこ帰ってみろ、敵前逃亡で処刑されるぞ」


透明な蜘蛛が小惑星帯を這ってMSの後ろから忍び寄る。

2機の後ろには先程からつけている機体があった。

「フ。いい気なもんじゃないか。静音モードから通常。光学迷彩を解除。」


岩の陰から突進。

クモ脚を広げ近い方の機体にロックオン。


「全ワイヤー射出!絡め取れ!」


6本の高張力ワイヤーと脚で器用に敵機を絡め取る。

「うわっ。」「何!?」


すりぬけ掛けに機銃でもう一機に乱射。

捕まえた機体を盾にしているため反撃はされない。


(ここで絶叫)


捕まえている機体から未知の技術を探る。ハラにある特殊装備を打ち込んだ結果。

機体の電装は停止。装甲片が舞う。機体全体がスパークしている。


サンプル採取用のカーゴに器用に収める。


「コクピットは機体の胸部。核分裂炉は既に採ってるし…うーむ。装甲はいい奴使ってるね。パイロットスーツも既知か。装甲と武器採って帰ろう。」


バキバキムシャムシャと言う感じで機体を崩していく。

「…お前まだ居たのか?帰っていいぞ?」

「ヒィ!」


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[WM社にて]


 赤い絨毯の上を歩く。左右には事務やRD、居残りたちが並んでいる。

「北風南天殿…(中略)…この成果を称え、報酬を授けよう。」

 いま私の対面に立っているのは威張った感じの男…私が所属する「WM異界探査部」のボスだ。



 この世界の戦力を拡充すべくある時点から始まった活動。異世界に蜘蛛の子を散らすように志願者を送り込んで「未知」を探して持って帰る。大抵あっさりくたばって滅多に帰ってこれる奴はいねえ。


 それでも私は未知を求めてやまない。ハイエナのように戦場跡でゴミ漁りする時もあれば現地民と仲良くくっちゃベって土産を持って帰る時もある。


 ご先祖の因縁とでも言うのか。他文明は大抵あの星 ―地球― だ。聞くところによると世界の重ね合わせとでも言うか…来るたびに世界の技術発展度やその方向性が異なるらしいのだ。


 顕著なのは魔法と科学。多くの機体は科学モノだが、稀に魔法ベースの機体と遭遇する時もある。敵機頭頂が30メートルを超すあたりで帰還率が0.1%を切る。あまり遭遇したくないものだな…


 他文明が向こうから接触してきたことは今までなく、この星の連中は未知の物を求めてやまない。



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[洋上射爆場_RD専用区画]


シャープな戦闘機が滑らかな碧い荒野を駆る


人間大のハコをサイドにマウントした機銃で撃つ



<場面変更>



ガシュガシュと3次元偏向スラスタで機体を操りビルの張りぼての隙間を縫いあげる様に蛇行する。


林立するビルの中に散らばる的を的確に破壊する…


<一つ撃ち漏らす>


大胆に角度を取り、慣性に従い後ろに飛びながら主砲で半径数十メートルまとめて吹き飛ばす


"碧い彗星が"が水面を駆ける


<衝撃と衝突アラーム>


うっかりハリボテに接触。

無数のシミュレーションの蓄積により機体の強度は非常に高いものに収まっているものの、衝撃が珪素脳を揺らす


オペ娘1:『お疲れ様です。』






オペ娘2:『これより小型水上無人試作機のテストを行う。風量○○風向○○で少々荒れた海面だ。気張ってやれよ。』


上から見て一辺数メートルの豆腐みたいな機体。

アメンボダンパーと呼ばれる機体と比べて長い脚が下部から対角線上に4本生えている。


水面が小刻みに動いているにも関わらずこちらに向ける筒先がピクリとも動かない。


実のところ、戦闘よりも機構の確実性のチェックであろう。自分が乗っているのはアメンボのお化けみたいな機体だ。これも試作…


海の荒れが酷い。


敵機を機関砲で穿つ。だが波で上下動するため直射照準の射線上に水がある。その為弾道が屈折、兆弾が酷くてなかなか当たらん。水上戦専用の照準機構が欲しいな。


シュポシュポと的が無反動砲で反撃。水面を滑らかに滑り回避。ボチャンバシャン…ドム!

脚一本があっさりと逝きやがった。8脚なので問題は無いが照準がごく僅かにぶれる。こんな環境だし、しょうがないか。叩きつけるような雨で光学系の精度が落ちている。


水平投射爆雷をしこたま撃ちまくる。当たらずとも爆発による水泡で的が沈む。数機がそのまま逆さになってもがいている。


雨が酷くなりここでテストは中止された。




こんな感じで開発してますよ~ということ


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○北風南天

 赤髪長身の女。性格はずぼらと言うか少々荒っぽいがロマン娘でもある。約束は大切にする性質。

なのは的に荒っぽいシグナム(2Pカラー)。


戦闘スペック

 本人含め皆機械の体。特に格闘射撃共に高い水準を持つ。外見どころか触感でも機械の体とは見抜けない。なのは世界的に戦闘機人扱いか。体にギミックあるかも。

 自己修復機能を持ち、死亡寸前から最大7日間で全快。


 本来は定期的に拠点で各部のチェックを受ける必要があるのだが、長期に渡って離れる為にコンテナサイズで貨物庫に積み込める「簡易ドッグ」が開発されている。



○テストのパイロット

 <未定>

○基本的なパイロットのスペック

 機体AIとの親和性が非常に高く『適性だけ』ならばあらゆる系統にたいし理論上最高の適性を発揮する。しかし一般兵自体の戦闘能力はそれほど高くないため宝の持ち腐れか。非常に精巧にできており外見は人間と区別はつかない。特別な個体はいわゆる「高性能サイボーグ」の肉体で戦闘能力や耐久性は高いとされる。




捕獲部隊の構成

○調査用機体(リーダー搭乗機)

○護衛用機体

○中継機

○遠距離支援機

 これらをまとめて艦に乗せ、現地まで送る。艦と本星は直接通信が可能である。



名前:WM_ARACNIDA_01「ホカクグモ」初期量産型


外見:蜘蛛型

 虫の蜘蛛をモチーフに造ったメカメカしい外見。宇宙専用の型は黒。脚6本と前腕2本。

 <怖くない。グロくない。>

運用環境:

 無/低重力環境

目的:

 未知の技術の確保

動力:

 多重連鎖魔導炉3基


武装:

 90mm低圧魔導砲x2 /腕部各1

 12.7mm魔導機関砲x6 /脚部各1

 強制無力化装置(3) /腹部3発装填

 高張力ワイヤーx6 /脚部各1


その他装備:

 調査用特殊センサー

 超遠距離通信装置

 サンプル回収カーゴ


 熱工学迷彩

 ECM装置


アセンブル:

 以上纏めて規格品なので兵装の変更不可。新型や特化型の生産/配備を待つ。


更に詳しく:

 WM社が他世界の技術奪取のために開発。コンセプトは「気付かれず、確実に捕まえる狩人」

 社の事情の為胡散臭い動力、武装を積んでいる。最初の段階では出力も低く、強い機体に遭遇すると瞬殺される。なるべく弱そうな機体からばらして本部にデータ…可能なら装甲片などのサンプルをカーゴに詰めて帰還する。通信で概要を、帰還後に実物と詳細を伝え、新型にフィードバックする。


○通信方法:

 基地に相当する拠点から中継機[WM_ARACNIDA_02:コグモ]をいくつも配置してリレー通信を行う。データを入手したら「概要」だけを圧縮して送信する。実際、逃走時に撃破されることも多く、そうなっては意味が無い。


○前腕:

 只の砲身ではなく、精密操作も可能なマニピュレータが隠されている。


○脚:

 太い脚には幾つかのギミックが仕込まれており、一番は折りたたまれている隠し脚を展開(見た目接地する部分は間接辺り)し、意外と大きな対象に絡みつくことが出来る。


 接地部付近から射出するワイアの尖端には瞬間接着剤、腐食剤のようなものが充填されている。あと電気ショックとか。


○基本戦術:

 理想的には隠れる場所の多い場所を選ぶ。放出されるエネルギーなどから脅威度を判定。孤立したところを狙って一撃必殺で捕獲する。機関砲の装弾数も少なく、これは飽くまでも牽制用である…とは言え、薄くて軟な装甲など紙でしかない。直ぐ弾切れするので余計なものにかまう余裕は無い。

 何とか絡みつくことに成功すれば敵機を固定して無力化弾を打ち込む。装甲を削り取り、心臓部を抉り採りカーゴに回収する。以上で目的の物を確保したので逃走に移る。





名前:WM_GUA_xx「護衛機」

名前:WM_SUP_xx「支援機」


上と比べて外見はシンプル。4(ダンパ)ホバー機。護衛機は防御、素早さ近距離戦闘能力を強化。支援機は大型の兵装、大型弾倉。これらの仕様は頻繁に更新されその都度改修するべきである。


支援機の持つ狙撃兵装の命中性能は異様だったりする。

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