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後日談

最後のエピローグなので凄い短いです。

 結局、二学期中に十文座家を俺たちは見つけることが出来なかった。

 一学期は毛玉君をつぶして終わったけど、二学期は副会長になって色々おこったりとか、十文座家がかかわってきたりとか、中々濃かった。

 飛鳥の恋人にも会うことが出来たし、なんだかんだで隗と付き合ったし。

 面白い事ばかり起きたっていえば起きた。

 俺自身楽しい二学期を過ごせたとは思う。

 だけど……!

 「十文座家の事、すぐに見つけるつもりだったのに!!」

 俺はそういって隗に背中から抱きついてうなだれる。

 ちなみに冬休みなんだけど、隗は暇だって俺の家に遊びに来ている。

 「あー……だよな。俺も理人と二人だしさっさと見つけて、三学期は十文座家の連中も含めて遊べたら最高だなと思ってたんだが」

 「ままならないなぁ、俺たちが十文座家を甘く見ていたというべきか」

 「それはそうだな。すぐ見つける気だったし」

 「三学期は絶対に見つけてやる」

 「……宣言した通りにいくかはわからねーけどな。あの十文座家だし」

 隗がそんな事を言う。そんなことわかっている。父さんとかでさえ一筋縄でいかないっていっている存在だ。

 そんな簡単に見つかる方がおかしい。

 まぁ、それでも見つける気だったけどさ。本当に見つからないし。

 「でも見つけなきゃ俺らが遊べないからね」

 「だから見つけはするさ。でもそれがいつになるかはまだわかんねぇよな。あきらめる気はないけど」

 「それは当たり前! とりあえず絶対に見つけるよ、隗」

 「ああ」

 そして俺と隗は十文座家を見つける事を再度決意するのだった。




















 【親衛隊隊長を一応やってます・2】end

 →【愛しい君は俺を見ない】に続く




あとがき

ここまで読んでくださりありがとうございます。エブリスタから移行してきた作品ですが、正直しばらく書き詰まっていた作品なので、移行後は中々更新できなかったです。

が、とりあえず書きたい所まで書ききれて嬉しいです。最後の方が駆け足になってしまいましたが、最後まで書ききれたのは応援してくださっている読者様のおかげです。ありがとうございます。

続編は三学期編にはいかずに、理人たちが三年生になっている時代のお話になります。主役は変わります。

よろしければ感想などいただければ嬉しいです。


2016年9月29日 池中織奈


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