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LOST SPELL  作者: 雲居瑞香
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フェアファンクス一族

フェアファンクス一族がここに集結! なんちゃって。


 いとこたちが大量出現して驚いたリアノーラは、外出着からあっさりした部屋着に着替え、客間の方に戻った。中に入ると、やっぱり見間違いではなく、従姉妹や伯母たちが集まっている。

 群がってくるいとこたちをさけ、リアノーラは1人だけと他人のエドワードの元に行った。アデラインとゲイブリエル、さらにいとこのユージェニーが一緒であった。


「エド、ごめんね。なんか変なことになった……」

「いいって。割と楽しいし」

「……ありがと」


 エドワードはどこまでも優しかった。

「仲いいわねぇ」

 ユージェニーが言った。ユージェニーはウェンディの姉である。4年前まではナイツ・オブ・ラウンド第7席だったのだが、妹のウェンディに席を譲渡す形で退いた。ユリシーズの前の参謀役で、同時にスナイパーでもある。リディア並みに腕がいい。

 ユージェニーはすでに結婚している。リディアの兄であるスペンサー伯爵家の長男に嫁いでいた。すでに子供も2人いる。その子たちも来ている。だからこそ、この場が混とんとしているのだ。

「ユジーも来るとは思わなかったわ」

「交流試合を見に来たんだよ」

「そうなんだ」

 リアノーラはうなずいた。とりあえず、普段スペンサー伯爵家の領地にいるユージェニーがこの時期に王都にいる理由はわかった。


「とまあ、それはいいんだけど、どうして伯母様までいるの?」


 リアノーラがさしたのは、アデラインとゲイブリエルの長女であるハリエットだ。要するに、ウェンディとユージェニーの母親である。リアノーラには伯母にあたる。

「子供たち連れてあいさつに行ったら、ついてきたんだよね。来たら来たで叔父上もリアもユフィもいないし」

「うっ。申し訳ありません……ちょっと問題がありまして」

 指摘されてどもるリアノーラに苦笑して、ユージェニーは「別にいいわよ」と言った。ちなみに、母のディアナとクリストファーはいる。ディアナはハリエットやもう1人の伯母キャサリン、さらにアルヴィンの唯一の妹であるシルヴィアと楽しげに話していた。クリストファーは小さい子供たちと遊んでいる。


「まあ別にいいけどね。あんたの口が堅いのは知ってるから、聞くならエドワードから聞くし」

「俺ですか」


 パチッとウィンクして見せたユージェニーのセリフに、エドワードは顔をひきつらせた。まあ、見た目からしてエドワードは人がよさそうだしね。ユージェニーが退任したのとエドワードが入ったのはほぼ入れ違いだが、知り合いではある。

「若いなぁ。ところでリア。何があったんだ?」

「話すわけないでしょう」

 いくら元ナイツ・オブ・ラウンドでも、いまは部外者! 話すことはできない。現ナイツ・オブ・ラウンド内でも知っているのはリアノーラとユリシーズ、フランクリンだけの盗難事件なのだ。間違っても話せない。


「何々? 楽しそうじゃないの」


 割り込んできたのはキャサリンの娘であるメイベルだ。年はリアノーラと同じだが、女学校に通っている。フェアファンクス家の人間は金髪か亜麻色の髪が遺伝的に多いのだが、メイベルは濃い茶髪だった。

「楽しくないわ。少なくとも、私はね」

「リア。そんなにまじめだから疲れんのよ。ほどほどにしなさいよ」

「うるさいわ」

 メイベルの額をバシッと手刀でたたく。メイベルはやはり楽しそうだ。その他の思想な表情のまま、矛先をエドワードへと向ける。

「ところでそちらはどなた?」

「同僚のエドワード=リプセットよ。エド、こちら従姉妹のメイベル=シザーズ。メイベル、誘惑してみれば? リプセット侯爵家なら身分は釣り合うでしょ」

 リアノーラはさらりとすごいことを言った。エドワードが顔をひきつらせている。メイベルはあら、とリアノーラを見る。

「いいの? リアの恋人じゃないの?」

 メイベルに聞かれて、リアノーラはエドワードを見上げた。

「……なら、そういうことにしておく?」

「……リア、お前、本当に今日おかしいぞ」

 エドワードに真顔で言われ、リアノーラはショックを受けた。そう、そうか。こういう言葉にはこんなに威力があるのか……リアノーラは思い知ったが、おそらく、リアノーラのこの性格が治ることはないのだろう……。


「じゃあ、話し変えるわ。おじい様とおばあ様はベアトリス2世の戴冠式は見た?」

「ベアトリス2世か……懐かしい方の名だ」

「リアって理系じゃないの?」


 ゲイブリエルは懐かしげにつぶやいただけだが、メイベルは鋭く突っ込みを入れた。リアノーラは顔をしかめる。

「別に興味くらい持ってもいいでしょ。私の曾ばあ様でもあるんだから」

「ああ……そっか。リアって王女様だったわね……」

 メイベルが思い出したようにつぶやいた。そこに、メイベルを呼ぶ声がかかる。20歳を少し過ぎたくらいの青年だ。メイベルとよく似ている。リアノーラはエドワードに囁く。

「エド、彼はメイベルの兄で、フィーアの旦那候補。シザーズ公爵の二男でサイラス。顔を覚えておいて損はないわね」

「彼がそうか……夜会とかで顔は見たことがあるな」

 エドワードがうなずいた。次期女王であるソフィアの旦那選びは難航している。まあ、ソフィアが決めないからだけど。候補のうち1人がリアノーラの従兄なのである。


「フィーア、まだ結婚を決めてないのね。この調子だと、リアの方が先に結婚しそう」


 ユージェニーは遠慮なく言った。王太子の結婚が難しいことはユージェニーも理解しているから、ただのからかいなのだと思う。

「……そうかもしれないわね。ところでおじい様。話がそれたけど」

 リアノーラはゲイブリエルの方を見た。ついでに焼き菓子に手を伸ばして一つとった。

「ああ、ベアトリス女王の事だろう。彼女が戴冠したとき、私はまだ11だった。だが、見たのは覚えている」

「私もまだ9歳だったわねぇ。もう、ずいぶん前の話になるのね」

 アデラインも懐かしそうに言う。ああ、本当に時代を感じる。リアノーラの祖父と祖母がまだ小さな子供だった頃の話なのだ。

 本当はレガリアのことを知りたいのだが、直接聞くわけにはいかないし、見ていると言っても遠くからであることは目に見えていたので、リアノーラは別のことを聞いた。

「戴冠式の様子って、どうだった? ウィリアム3世とかチャールズ4世とは違うところとかってなかった?」

 リアノーラは身を乗り出して尋ねた。せっかくベアトリス2世の戴冠式を知っているものがいるのだから、ここで聞かない手はない。しかし。

「いや……もう半世紀以上前の話だぞ? しかも私たちもまだ子供だったからな。ほとんど覚えておらん」

「……そう」

 ゲイブリエルに断言するように言われ、リアノーラは落胆した。何か分かるかもしれないと思ったのに。


「じゃあ、ベアトリス2世ってどんな人だった?」


 リアノーラは方向性を替えて聞いてみる。何かヒントになればいいと思ったのだが、単純に気になったのもある。それを聞くと、ゲイブリエルはにやりとした。

「そうだな。ちょっとリアに似ていた」

「……私に?」

「傲岸不遜、歯に衣着せぬ女王様ってことですか?」

「エド、怒るわよ」

「冗談だ」

 エドワードが真顔で言った。彼にそんな評価をされていると思うと、ちょっと考えるものがある。エドワードは心が広いが、そんな彼から見ても、自分は女王様なのか……。まあ、それはさておき。

「私に似てるって、どういうこと?」

 リアノーラは尋ねたが、ゲイブリエルは一見関係のなさそうなことを話した。

「ベアトリス2世は、女王になるべくしてなった女性ではなかった」

「……知ってるわ」

 ベアトリス2世は、4代前の国王チャールズ3世の娘である。チャールズ3世には子供が4人おり、王太子は長男だった。ベアトリス2世は第2子の長女であり、さらに妹と弟が1人ずついた。


 チャールズ3世の死後、即位したのはベアトリス2世の兄エドワード王だった。しかし、彼は2年余りで死去する。食中毒だったという話だ。


 エドワード王には子がなかった。王妃はいたが、夫の死のショックで修道院に入ってしまう。母であるチャールズ3世の王妃はベアトリス2世が幼いころに亡くなっており、頼るものがない状態で、ベアトリス2世は即位したのだ。


「もともと、メアリ・ベアトリス……通常ベアトリス2世と呼ばれる女性は、ラングフォードとシェフィールドの境あたりを治める将軍だった。聞いたことがあるだろうが、あの方は最後にして最強の魔法剣士と言われた方だったからな。私が彼女のナイツ・オブ・ラウンドとなったのは私が16歳の時、つまり、ベアトリス2世の即位から5年後のことだが、私は彼女に一度も勝ったことがない」


 祖父は16歳でナイツ・オブ・ラウンドとなったらしい。リアノーラと同じだ。その頃は今より規制が緩かっただろうし、ずば抜けた実力を持つゲイブリエルがナイツ・オブ・ラウンドになるのはさほど難しくなかったと思う。


 リアノーラはもとより、エドワードとユージェニーも話に聞き入っていた。ユージェニーはもう引退しているが、2人ともナイツ・オブ・ラウンドだから気になるのだろう。ちなみに、エドワードの名はエドワード王からとられたらしい。在位期間が短く、ベアトリス2世が賢君であったため隠れがちだが、彼も相当優秀な剣士だったらしい。

「助けてくれる者のいない中で、ベアトリス女王は必死だった。しかし、そうは見せない強い女性だった。ナイツ・オブ・ラウンドが知らないうちに、問題が処理されていることもあったな」

「……」

「最後は冷酷な決断に耐え切れずに亡くなったと言われているが、あながち、間違いではないと思う。ベアトリス女王はどうしようもなく冷酷で、どこまでも優しい人だった。王の器であったと思うが、王になるべき人ではなかった」

「……」

 思ったより重い話を聞かされて、リアノーラたちは顔をしかめる。それのどこが、リアノーラに似ているという話につながるのだろう。


「わかるか? 彼女は、すべてを自分が背負うことにしたんだ。抱えきれないほどのものを背負って、彼女は死んでしまった。優しさと裏返しの残酷さ。だれにも話さず、すべてを1人で解決した。できるから」

「……!」


 リアノーラは思わず息を呑んだ。


 できるから。そう言って、リアノーラは魔術事件に携わってきた。ベアトリス2世の時代とは違い、現代は魔力を持つものが少ない。だから、できる自分がやらなければいけないと思った。

「強くて優しくて。君主としては申し分ない人だった。ウィリアム3世やチャールズ4世に文句があるわけではないが、彼女を越える主君を見つけるのは難しいだろうな」

 ゲイブリエルが、そんな相手につかえられて幸せだ。リアノーラもチャールズ4世に文句があるわけではないけれど。

「だが、ベアトリス2世はさみしかったのだろうな。無条件で愛してくれて、護ってくれる両親と兄を相次いで無くしたんだ。彼女より年上になれる人物は、あの時以来いなくなった」

「……私、もう少しフィーアにやさしくしよう……」

 リアノーラはつぶやいた。王太子であるソフィアは、いずれ国を背負うことになる。立憲君主制ではあるが、国王の存在はまだまだ大きい。すると、ユージェニーに頭をたたかれた。

「痛いわよ」

 頭をなでながら、リアノーラは言った。ユージェニーは「当然でしょ」と真顔で言う。

「痛くしたんだもの」

「何よそれ」

 恨みがましく言うと、ユージェニーはリアノーラの両肩に手を置いた。

「いい、リア。あんたはベアトリス女王と違って、頼れる人がいっぱいいるんだからね。何をたくらんでるのかは知らないけど、1人で処理しきれないなら助けを呼ぶのよ?」

「えっと、わかった」

「じゃあ、ベアトリス女王の何が気になったのか教えなさい」


 なんでそうなるの!?


「いやよ。これは機密なの。言ったらお父様に殺されちゃうわ」

「いや、過保護な叔父上が殺すわけないでしょ。軟禁されるくらいでしょ」

 ユージェニーの読みは正しかった。アデラインは澄ましてお茶を飲んでいるが、ゲイブリエルは爆笑していた。

「私の孫はおもしろいなぁ。おう、リア。私もユジーも元ナイツ・オブ・ラウンドだぞ。教えろ」

「いや、現行ナイツ・オブ・ラウンドだけど、俺も知りませんよ。俺にも言わないんですから、リアは言わないと思いますけど」


 ……いま、さらっとエドワードがすごいことを言った気がする。周囲の注目がエドワードに向いた。エドワードは顔を引きつらせる。


「えーっと、同僚という意味で!」

 あわてて取り繕うエドワードに、リアノーラは抱き着いた。

「エド、かわいい!」

「はあ!?」

 エドワードがさらにあわてた声を上げる。注意をそらすためにわざと大げさなリアクションを取ったのである。思った通り、おおっと歓声が上がる。

「リア、大胆!」

「騎士のお兄ちゃん、頑張れ!」

「後で叔父様に殺されないようにね!」

 うちの父はいったいなんだと思われているのだろうか、ホントに。リアノーラがエドワードに力ずくで引きはがされた時、扉が勢いよく開いた。


「……何してるんだ、お前たち」


 自分の家族を見ながら、アルヴィンは低い声で言った。ディアナがあら、と初めに声を上げる。

「お帰りなさい! アル!」

「ああ……悪いが、すぐに出て行く」

「何よ、ゆっくりしていきなさいよ」

 とハリエット。ハリエットは何となくウェンディに似ている。性格も似ている。

「ここは一応、今は私が主なのですが、姉上」

「硬いこと言わない。昔から面白くないんだから」

「面白くなくて結構! ケイト姉上、義兄上が必死に探していましたよ」

 アルヴィンが言う義兄上とは、キャサリンが嫁いだシザーズ公爵の事だろう。フェアファンクス家出身の女性を嫁に問った男は大変だな。

「お兄様。最近ますますリアがお兄様に似てきてるわよ。かわいそうだから、もう少しやわらかくなれば?」

「それはリアに言え、ヴィア!」

「シルヴィア叔母様、ひどい! 気にしてるのに!」

 アルヴィンとリアノーラが同時に叫ぶ。叫んで、父娘は顔を見合わせた。お互いに、疲れてるなぁと思った。

「アルもリアも、疲れているなら休みなさい。根を詰めすぎですよ」

 アデラインが優しく言った。ゲイブリエルが状況を楽しんでいるだけなので、話しにならない。

「……申し訳ありませんが、母上。少し困ったことになりまして。エドワードも一緒か。リアと来い。宮殿に行くぞ。ディアナ、悪いが客人の采配を頼む。クリス、母上を助けるんだぞ」

「わかったわ」

「うん」

 ディアナとクリストファーがうなずいた。リアノーラとエドワードは立ち上がってアルヴィンの側による。

「行くぞ、2人とも。……というか、なんでエドワードはうちにいるんだ」

「えっ、すみません」


 なぜ謝る。


「大学図書館から送ってきてくれたのよ。だから、お茶でもどうかと思ったのだけど、思ったより人が来てたの」

「ああ……どうせハリエット姉上が言い出したんだろう。悪かったな、エドワード」

「いえ。結構楽しかったですよ」

 エドワードが爽やかに言った。まあ、興味深げにベアトリス2世の話を聞いてたしね。

 馬車に乗り込み、宮殿に向かう。夏が近いので、外はまだ明るかった。

「……エドワード。お前にリアを預けたとして、守り抜ける自信、あるか?」

「………………」

 唐突なアルヴィンの言葉に、馬車内には沈黙が落ちた。進行方向に向かって並んで座っている父を、リアノーラは無言で見つめた。何言ってんだ、この男は。


「……えっと。どういうことでしょう?」


 エドワードの笑顔が引きつっている。ここで笑顔を浮かべられるエドワードの神経に感服。リアノーラの顔は完全に無表情である。

 同じく無表情のアルヴィンは、エドワードのひきつった顔を見て我に返ったようだ。

「……すまん。だが、考えておいてくれ」

「……どっちだよ」

 エドワードの代わりにリアノーラがツッコミを入れた。宮殿に到着して馬車を降りた後、アルヴィンの後をついて行きながら、リアノーラはエドワードとこそこそと会話する。

「どうしたんだ、アルヴィン様」

「いや、こっちが聞きたいわね。伯母様たちが来て、ショックで狂ったのかしら」

 我ながら、言うことがひどいな。

「ことリアに関しては過保護なのにな。何の風の吹き回しだろう……」

「実際問題、身分的には問題ないけど、エドは私をもらってくれる?」

「……そういうとこ、お前、陛下と血がつながってるよな」

 どうやらリアノーラはフェアファンクス家の血と王家の血を五分五分で引いているらしい。絶対に性格はアルヴィン寄りだと思っていたのに。

 アルヴィンが向かったのはナイツ・オブ・ラウンドの事務室だった。防護壁の事務室は中の様子がわからない。アルヴィンは入るぞ、と扉を開けた。

「宰相。リアも来たか」

「ん、私に用?」

 啜り泣きが聞こえる。そちらを見ると、リディアとエリスに挟まれて祥子が座っていた。ああ、とリアノーラは何となく現状を理解する、

「祥子」

 ソファの背に手をかけて、リアノーラは呼ばわった。祥子が顔を上げてリアノーラを見た。その大きな目がみるみる涙で潤む。

「ご、ごめん、リア……っ。私……!」

「ああ、うん。いいわよ。先に手を討たなかった私が悪いわ」

「その通りだ」

 アルヴィンが賛同するようにリアノーラの非を認めたが、さすがにリアノーラも怒らなかった。こればっかりは、リアノーラに非があるのも確かなのだ。


 祥子が、元老院に脅されてリアノーラを監視しているのは知っていた。そもそも、気づかない方がおかしい。リアノーラは正規の騎士で、祥子は一般人なのだ。

 元老院としては、リアノーラを殺さずに軟禁してしまいたかったのだろう。いつだったか、アルヴィンが言っていた。リアノーラは謀反の最有力容疑者だが、同時に一番生き残りそうな王族であると。


 リアノーラはソファを回り込んで、祥子の前に膝をついた。

「祥子。あんたが気に病むことはないのよ。私の不手際が招いたことなんだから、むしろ私があなたに謝らないといけないわね。巻き込んで、ごめんなさいね」

 祥子の眼がうるうると潤み、リアノーラに抱き着いてわあわあ泣き出した。リアノーラは彼女の黒髪をポンポンたたいた。


ここまでお読みいただき、ありがとうございます。


今回はリアのいとこや伯母たちが勢ぞろい……一応整理しておくと、


1、ハリエット(長女)ユージェニー、ウェンディの母

2、キャサリン(次女)サイラス、メイベルの母 シザーズ公爵夫人

3、アルヴィン(長男)リア、ユフィ、クリスの父 フェアファンクス公爵

4、シルヴィア(三女)


ってとこでしょうか。キャサリンの息子であるサイラスは王太子ソフィアのお婿さん候補です。

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