日常と再会の約束
2026年6月下旬
ユキ「お弁当作りOK」
ユキは旦那と自分の分のお弁当作り終え、朝の準備を始めていた。
今年9月で25歳になる6月の初夏。
Tシャツにデニム、長い髪を低めのシニォンにアレンジし、軽くメイクする。朝食、歯磨きを済ませ、ローズ色のグロスを塗る。
デジタル腕時計を左手に付けて、今日買い出す食料品をメモに書き、メモ帳をバッグへしまう。
よく晴れた金曜日。
ユキは車に乗り込み、推しのアイドルグループの音楽を掛け、出勤する。
家を出るまでの億劫な気分も、車に乗ってしまえばふっ切れて、ユキは音楽を楽しみながら運転を続ける。
ユキはいつものファミレスの前を通る。
「あ、白桃パフェのフェア、終わっちゃったんだ……。」
食べたいと思って見ていたフェアが、昨日で終了していた。
ユキは職場の駐車場に着き、かけていたアイドルグループの曲の、推しのパートをききながらスマホの予定表をチェックする。
「明日はシオリに会う日かぁ。元気にしてるかな?」
シオリとは9年前、高校生の時に仲良くしていた親友で、大学進学を期に疎遠になっていた。
1週間前
LINEが来た。
シオリ「ユキ、かなり久しぶり♡
土曜日、地元戻るから、会わない?」
ユキ「もちろん!会いたいよ♡時間どうしようか?」
シオリ「11:00に南図書館前で待ち合わせしない?」
ユキ「いいね!そこなら分かりやすいし!」
明日の約束を楽しみに、ユキは職場へ向かって歩いて行った。




