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異世界で好きに生きていいと言われたので、3つの願いをした  作者: 猫丸ストレート
第2章 領地運営編
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第89話 夢中編 (神界編)

ん・・・?よし無事に来れたようだな。絶対隠蔽を起動しておこう。シオンが待っていると、神ゼウスがやってきた。少しやつれたように見える。


「久しぶりだなシオン。今日はどうしたんだ・・・?この前のスキルの授与の件かな?」



ゼウスが要件を尋ねて来たので、その件ですと答える。では何が欲しいと聞かれたので、


「1つ目は、空間魔法に転移と生物を収納できる機能を追加して頂きたい」


ゼウスはその要件を了承した。空間転移をまず付与し、遠く離れた場所からも自分以外の者も転移させられるようにする。


次に生物も収納できるようにし、生物のみ中で時間が動き、外の様子をシオンの目を通して見ることが出来るようにしてくれる。


おまけで使用する魔法力少なくして効率化してくれる。有難いことである。




「2つ目は、念話の能力を頂きたい。勿論、翻訳機能付きでお願い致します」


神ゼウスは注文の多い奴だなと苦笑いをしたが、スキルを付与してくれる。これによりシオンは、自分が出会った人達のみ、離れていても頭の中で会話が可能となる。


また、念話のスキルを持つシルバーフォックスのアバロン達と、今までの大まかな感情や意思の伝達ではなく会話が可能となる。



「そして最後の3つ目の願いは自動バリアの強化をお願い致します。ドラゴンの従魔達に貫通させられてしまいましたので」


ゼウスは悩んだ。すでに最高峰と言える程に強化されたスキルである。隠しスキルであるエクストラ設定までもが発現している状態である。


ゼウスは、その願いはかなえられないと伝えてきた。ただおまけで自動バリアに反射の機能を、サービスだと言って付けてくれた。


他には何か無いのか?と聞かれたので、今回は2つだけで結構ですと伝え、ゼウスにお礼を言う。そしてゼウスはスキルの確認をしてきた。




EXスキル:★自動バリアLV10→★自動バリアリフレクション


10枚まで同時展開が出来る。また反射機能は10枚分の強度があり、相手の攻撃を半分跳ね返す。自動バリアと同じでONとOFFが可能。




固有スキル:★空間魔法LV10→★時空魔法LV10


今までの空間移動と違って、シオンが任意の場所から人または物を引き寄せることが出来る。人を引き寄せる場合は、相手の事を知っていることが条件。会ったことのない人は不可能。シオン側から転移させるのは、行ったことがある場所なら指定すれば可能。


物を引き寄せる場合は、実物を一度確認していることが条件で、尚且つ物の場所が正確に分からないと不可能。シオン側から転移させるのは、行ったことがある場所なら指定すれば可能。




固有スキル:★ハイテレパスLV10


スキル念話の上位版。遠く離れた場所から一方的に頭の中に連絡をすることが可能。相手の事を知っていることが条件で、尚且つ相手が念話を許可しないと話は出来ない。


スキル念話を持っている魔獣とは、人間と会話をするような形で意思疎通が可能。持っていない魔獣に関しては、テイムすれば今までのシルバーフォックス並みの意思疎通は可能。ただし知力が高い魔獣に限る。


シオンはスキルを確認したので、改めて神ゼウスにお礼を言い、パレットの町の領主の館に戻って行った。




ゼウスはシオンを送り出した後、一息ついていた。


前回のLV上限の件で、また3つもスキルを渡すことになってしまった。まぁ今回は2つで残りの1つはまだだが。


また無理難題に近いことを言ってくるのと思いきや・・・少し能力を追加するという微々たることで、ゼウスはほっとしていた。


後1つの願いも大したことが無ければいいなと思い・・・ゼウスは気分転換に外に出ていくのであった。



それを見ている一つの影があった事に気付かずに・・・


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