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~第七十九話~魔王、国の乗っ取り計画を始める2~

はい、お久しぶりです。

や~っと時間取れたので、短いですが書きました。

次からは、本編にしようかなって考えてます。


魔王が偽名を使って、働きながら情報を集める事にした後。

ある程度の情報が魔王に集まったのであった。


「ふむ……まずは……この国を乗っ取る方法だが……なんか簡単に出来そうな感じだな? とりあえず……人手がいるな」


そう考えた魔王は、偽名のナナシを使い、人数を集める事にした。

そして……ある程度の人数が集まり、魔王の元に集まったのは、素行が悪い者やこの国に不満を持つ者、犯罪者などを集める事に成功した。

そんな彼らの前に立ち、魔王はこう言う。


「皆の者、この国に不満があるのではないか? 我ならこの国を変える事をしようと思う。皆、我に賛成するか?」


魔王はそう言って、集まって来た者達に問いかける。

そして……結果はどうなったのかと言うと、すぐに魔王に賛同する事になった。

魔王は集って来た者達の通称を「魔王軍」と呼ばせる事にしたのである。

魔王は、魔王軍に武器やらを渡して、戦闘準備を整える。

そして……魔王がいる国を乗っ取る為、計画に移す事になったのであった。

まず……魔王は、暗闇の中、一人で行動する。

真っ直ぐに国の中心部、王城に辿り着き、そこを守護している見張りにこう言う。


「お勤めご苦労……だが、今日でその任務も終了だ」


「何だと! 怪しい奴め!」


見張りが武器を構えて応戦しようとすると、魔王が闇属性の術式を発動する。


「ダーク・テリトリー」


魔王の術が発動。闇色の空間が魔王から広がり、王城を包み込む。

魔王の術の効果からなのか、それを受けた者は、バタバタと倒れていくのであった。

数分後、魔王が術術を解除して、集めた仲間達を呼び出す。

呼び出した仲間に、魔王は


「この王城の中にいる者達を全員、外に連れ出せ」


そう命令して、王城の中にいるすべての人を外に出す。

連れ出した後、再び魔王は術式を展開させていく。


「転送の扉を、顕現せよ」


魔王の目の前に転送の扉が出現した。


「よし……設定は、魔王城跡地に設定するか……設定完了。では、皆の者。連れ出した者を全員、放り込め」


「了解」


魔王に言われたとおり、部下達が城の中にいた者を全員、転送扉に放りこむ。

全員放り込んだ後、転送扉を消滅させる。

消滅させた後、魔王は


「うむ……この城には誰もいなくなったな。なら……乗り込むとするぞ。我々はこの城を拠点にして、魔王軍と名乗ろうではないか。皆、それでいいよな?」


魔王がそう問いかけると、集った皆は、それに賛同する事になった。

こうして……ある国に魔王軍が誕生する事になった。

乗っ取られた国の者達は、その城を取り戻そうとして、義勇軍を募り、魔王軍に戦争を仕掛けるのだが……魔王軍がまったく敗北せず、勢力を拡大していき、その国まるまる乗っ取る事に成功してしまった。

国の名前も変わってしまい、魔王が新たにつけた名前「新魔国」と言う名になってしまったのであった。

新たに新魔国が誕生し、それを危惧した別の国々が、魔王を一度倒した実績を持つ国、セレンディア王国を中心に、再び魔王を倒せる者、勇者にお願いする事になっていくのであった……

魔王は、新魔国の王として君臨する事になり、その国から魔王の力によって、魔物が増殖したり、強くなったりしていくのであった……


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