前へ目次 次へ 67/80 振り子 (紙本臨夢さんから頂いた単語で) 小さな聖地を巡って喧嘩する神様たち 仲裁に入るどころか連鎖する有様だし 設えられた壁を隔てて生まれた場所や 焼き直された無分別なフザケた過去が 外敵と味方とを区別したまま言いなり 理解や和睦を握り潰して嘲笑する死神 見限られ朽ち果てた屍を抱き寄せても もう手遅れだよ早く手を差し伸べてよ 余計なことをして痛い目を見る現実味 みんなが一色に染まるらしい原理主義 欺瞞だらけだと経験して貝になるのか 哀しみの時を乗り越えて愛し合うのさ