愛する家族を取り戻す。
初めての作品に、なります。スマホで書いているので、見ずらいかも!ごめんね!
第一章 1
薄暗い場所、ただ ただ 何処までも続く、奇妙な形をした地面。 そこに 淡い神聖な、オーラを感じさせる 真っ白な鎧に身を包む戦士が一人。
両手には、カタナ、右肩上空には 丸いオーブが、浮かんでいて それは不規則に、辺りを飛び回る。
戦士は、何かと向かい合っていた。
戦士は、その何かと何度も交差しながら、カタナを切りつけてダメージを与えていく。
戦士が、相対する何かは、魔人、それも魔王と呼ばれるほどの存在!
頭には4本の角、背中には4枚の禍々しい羽、腕も4本あり内2本は、大木のように太い。足は4本ありトカゲのような尻尾も4本はえている。全長は、約5メートル程の巨人である。
そんな魔王に戦士は、余裕をもって時間をかけ戦いを続ける。
そんな戦いかたに、魔王は口をひらく、「何故本気で来ない?」 そう呟いた瞬間何もない空中から一人の男が落ちてきた。
!!!!!
歳は40歳前後、髪は黒 目はダークレッド、身長175センチ 身体つきは、鍛え上げられた筋肉質 額には2本の角。
「魔人? 戦士の仲間か?」
魔王がそう口にするが、答えは帰ってこなかった。黒髪の男は魔王を見るなり攻撃を開始する。
男は武器を何一つ持たず 素手で魔王に蹴りを放つ。その動きはまさに神速であった、魔王は、なにもできずに 男が繰り出した蹴りの後の攻撃を全て受けて絶命する。
まさに乱舞撃と言われる連続攻撃を、汗一つかかずに終わらせた。
そして戦士に、振り向きニヤリと笑いながら襲いかかる。
その一撃を兜を犠牲にしてやり過ごす。破壊された兜のしたから覗かせた顔は、息を飲む程の美女であった。
美女が口を開いて、ポツリと呟く 「狂戦士なのね」 そして悲しそうな顔をして、男と目を合わせる!
男は、女の目を見た瞬間動けなくなる。男はそれでももがく、全身の血管に、負担がかかりあちらこちらから、出血し始めるが動けない「グガァァ」そんな声を垂れ流す。
女が、語りかける「貴方は 魔王を倒して魔王の称号を受け継ぎました。だから私は、貴方を封印します」
動けない男に向かい合い、女は口付けをかわす。
その瞬間男は、跡形もなく消えてしまった。
「時空間転生」
彼女が、使った技である。
傍らを浮遊するオーブが、声を出す。「ママよかったの?」ママと、よばれた女が答える。「ん? 待ちましょう彼が、真実にたどり着くことを信じて」
女は、悲しそうな顔をして、その場を後にする。
男は、飛ばされた瞬間から、膨大な記憶の断片やこの世界の理。そして自分は何なのか、さまざまな情報が男の中に流れこむ、白い世界、成長00 の文字
訳が分からない 地球? 異世界? 俺は?
「俺は、大神 隆魔 オオガミ リュウマ 。」
そうだ、俺は、大神隆魔 地球で家族を失い、全てを呪いそして、死んだ!「死んだ? 何故思考できる?」身体は今無いだが、無ではない、このままいったいどうなるんだ?
何百年と感じる体感時間のなかで、隆魔は、思考し続ける。ふと 何かとても大切な事を忘れている気がした、異世界これについては、流れこむ情報によりだいたい理解した。
地球? ん? 地球とは?俺が生きていた世界のはずだよな?何故死んだ?あ、何かに襲われたはず わからん だがもっと大切な何かがあったはず。
「パ」
ん?
「パ」
何かが聞こえる?
何だろう?とても聞き覚えのある声
とても大切なとても愛しい声
「パパ」
!!!!!!!!!
「パパ助けて」
!!!!!!!
「ウオオオオオオオーーー!」
隆魔は、叫んだまさに雄叫びであった。
その声は、愛する娘の声、そう地球で失った家族を、取り戻す。この異世界に、居る確証もないが それが俺の生きる意味だ!
「待っててね、パパが必ず助けにいくからね。」
そう優しく、呟いた
隆魔は、願う強く強く強く呪いのように。家族を取り返す。まずは愛する娘から取り返す。
まっててね「ルナ」
「うん!絶対来てね、待てるから」
そうルナから、声が聞こえた時
隆魔は、転生する。
かなり、のんびりペースに、なるので、10話位更新してたら、読むのをオススメします。よろしくお願いいたします!