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戦おう

 我が家では、お金をかける趣味がないので、高級な買い物といったら、家と車である。



 いやいや、犬猫は高級品だ。



 犬猫一匹で、年間十万円はかかると言われている。地域猫までやっているので、いい額が毎年、飛んでいっている。



 持ち家になったのも、犬猫がいるからだ。

 大きな車を購入するのも、犬猫がいるからだ。



 やっぱり、犬猫はお金がかかるなー。でも、そういうのは必要経費だし、犬猫はプライスレスな存在だ。側にいるだけで、癒される。



 イジメで辛くて、今は薬の副作用で苦しんでいる次女の癒しは、側で寄り添ってくれる猫だ。



 友達も支えだ。今は便利で、スマホやゲームで繋がっていられる。夜には、スマホで話して、ネットを通じてゲームをして、としている。メッセージのやり取りもしているという。

 次女の友達は、今の次女の状況をよく知らない。私は、口止めをしている。先に話してしまったこともあるけど、それ以降は、話さないように、メッセージを送らないように、としている。

 次女も空気を読んでか、そういうことをあえてしない。



 私にはママ友がいない。作れないし、嫌われる。側にいると不快に感じるのは目に見えている。だから、あえて、近づかない。仲良くなるのは、もう諦めている。



 その友達のお母さんが、次女の味方をしてくれた。



 私にとっては、次女の交友関係を壊すことになる行為だ。正直、これで縁が切れてしまったら、次女に申し訳ない。

 他にも、次女のことはずっと友達だ、という子もいる。事情は知らないけど、空気は読んでいるだろう。だけど、そういうものは気にせず、ずっと学校を休んでいるのも気にせず、スマホで話して、遊びに来て、としてくれる。



 こういうことがあると、転校や引っ越しを勧められる。実際、考えた。



 あの二人がいなくなっても、もう、登校班には戻れない。登校中に受けた行為は、トラウマとなっている。登校する、というだけで、次女には苦痛だ。

 学校だってそうだ。あの二人がいなくなっても、あの学校に行って受けた行為はトラウマとして残る。学校には行きたいけど、その事を思い出して、辛いのだ。

 塾は止めたけど、習い事は続いている。習い事は実は同じ組織の中だ。建物が違うけど、目に見える所だ。浪人生となった姉も一緒に通っているが、薬の副作用もあって、今は、その習い事も休止している。



 次女の友達がいる。だから、戦おう、と私は決意した。

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