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転生したらドラゴンの卵だった~最強以外目指さねぇ~ 作者:猫子
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22/396

22.*****

 目を覚ますが、洞窟の中であるため光があまり入ってこず、どれほどの時間寝たのかわからない。
 出口の方へと目を向けると、すぐそこだけ日光に照らされているのがわかる。
 夜ではないとわかったが、これだけでは朝か昼かすら定かではない。

 とりあえず〖ステータス閲覧〗っと。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
種族:厄病子竜
状態:通常
Lv :14/40
HP :92/92
MP :95/95
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


 HPとMPが共に全回復していることを確認。
 よしよし、これでこの森ではまず死ぬことはない。
 自分より強いモンスターにあったら即逃げるし、HPが減ったらすぐここまで引き返すもんね。


 さて、今日はどうすっかな。
 とりあえずはLv上げと食糧の確保だな。
 それからあの赤い豆みたいなのと……後、他に気になる木の実とかもいくつか採取してみっか。

 ああ、後、毛布的なのも欲しいしグレーウルフを乱獲しよう。
 人化できたときに備えて、服みたいなのも作った方がいいのかな?

 この調子だと本当に人化できるのかわかんねぇけどさ、ひょっとしたら何かの拍子に覚えられるかもしれねぇじゃん?
 〖神の声〗は胡散臭いし嘘吐いてんじゃねぇかとも疑ってるし、『人化できる個体もいる』ってだけの話だったのかもしれないけど、それでも万が一があるからな。
 そこまで期待してるわけじゃないけど望みがゼロってわけじゃないし、しっかり準備はしておくべきだと思うんだよな。

 人化っていっても、普通に考えたら服は出てこねぇだろ。
 すっぽんぽんで村に行ったら例え人の姿してたとしても不審者だからな。
 本格的なのは無理でも、身体を覆い隠せるマントみたいなのは用意しておこう。
 一応な、一応。

 このペースだと最後まで結局〖人化の術〗のスキル出ませんでしたとかあり得そうだし、いずれ来るかもしれないショックに備えておくべきだ。
 あったら儲けもの、その程度に考えておこう。

 ……しかし、あれだな。
 イケメンだといいな、人化した俺。
 卵入る前、人間だった頃の俺、どんな顔してたんだろ。
 人化したとき、参考になりそうな気がするんだけど。

 人間だった頃……前世って奴なのかな。
 結構竜生長いし、明らかに別の世界だし、最近そういうふうに受け入れ始めてきている節がある。
 最初の頃は寝たら治るとか、悪の科学者に卵型カプセルにぶち込まれたんだとか色々妄想してたけど。

 案外、人化した自分の顔見たら、それがきっかけで前世のこととか思い出しちまうかもしれねぇな。
 気になるっちゃなる。今更どうでもいい気するし、下手に思い出したら今の生活が辛くなっちまうかもしれねぇから忘れたままのがいいのかもしんねぇけど。

 イケメンに人化して、またあの娘に会って仲良くなって、そんでそっから正体ばらすとかどうだろ。
 あの時に助けていただいた竜でございます、みたいな。鶴の恩返し的なの。
 ロマンチックじゃね?
 それいいじゃん、夢と希望が広が……この辺にしとくか。

 ショックに備えておくって考えてた傍から、なーにを考えてるんだ俺は。
 ぱちんと自分の顔を叩き、気を引き締め直す。

 さて洞穴の外に出たし、レベリングモードに入るぞ。
 自分より二回りほど弱い敵を探すんだ。
 飛び掛かって〖ドラゴンパンチ〗で一発KOできるくらいがベスト。

 辺りを見渡すと、離れたところに薄い瑠璃色の水溜りがあるのが見えた。
 水溜りにしては少し盛り上がりすぎているか? 蠢いてる……ひょっとしてアレ、モンスターなのか?

 とりあえず、〖ステータス閲覧〗。

【通常スキル〖ステータス閲覧:Lv3〗では、正確に取得できない情報です。】

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
譁�カ:ス*イム
隱マ縺:通*
N曚 :6/15
隆モ゜ :17/19
玄d\ :*/5
zノZy劉:7
フ・゜ネガ:4
癇ア現゛ウ:*
盈lヒ叢Z:*
Cv徐シ者:F+

*****:
〖*羅*:Lv--〗

*****:
〖***ム**ィ:Lv--〗

*****:
〖物**性:Lv--〗

*****:
〖**:Lv--〗〖スキ**イク:Lv--〗〖**つく:Lv--〗
〖衝**:Lv--〗〖***:Lv--〗〖**:Lv--〗

*****:
〖突**異:Lv--〗
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

 アガッ! なんか、頭が痛い! 熱い!

【通常スキル〖ステータス閲覧〗のLvが3から4へと上がりました。】

 てか、うえ!? え、あ、は? うわっキモッ!!
 コレ絶対に近寄っちゃダメな奴だろ!?

 良かった、〖ステータス閲覧〗がなかったらあれに近づいてたかもしれん。
 〖ステータス閲覧〗は常日頃から使い倒してるスキルだけど、今が一番役に立った瞬間かもしれない。
 今これが見えてなかったら多分俺、殺されてたわ。

 見えてるステータスはそこまで高くねぇけど、底知れぬ不気味さを感じる。
 俺が居着こうとしてる洞穴の近くなんだけど、大丈夫かな?
 つーか、この森にいて大丈夫なのか? むしろあの村、この森の近くにあって大丈夫?

 〖ス*イム〗って、スライムだよな?
 この世界のスライム禍々しすぎんだろ。クトゥルフ系の邪神か何かかよ。

 Lv性だし、俺より格上相手だと〖ステータス閲覧〗が正常に作動しない可能性はあるかもなって思ってた。
 思ってたけど、アイツのランクF+じゃねぇか。
 なんなんだよアレ。

 とりあえず気付かれねぇうちに逃げよう。
 関わったら一生後悔しそうというか、一生がこの場で終わりそうというか。
 謎のスライムを睨みながら、俺は後ろ歩きで距離を取る。
 ゆっくり、ゆっくりと退く。

 後ろ歩きのせいで踏み外し、危うく転びかける。
 その音に反応したように、急にスライムがこっちに近づいてきた。
 素早さはないが、それでも確実に俺の方へと向かってきている。

「ガァァァァァッッ!」

 俺は思わず叫び、〖転がる〗を使ってスライムから逃げる。

【耐性スキル〖恐怖耐性:Lv1〗を得ました。】
【通常スキル〖咆哮:Lv1〗を得ました。】
【称号スキル〖チキンランナー〗のLvが1から2へと上がりました。】
アース・スターノベル様より、現在四巻まで書籍化しております!

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