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池田湖
石垣の 上に佇み 池田湖の
湖面をさらう 強風を呑む
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池田湖でのレイクスポーツの帰りに詠んだものです。池田湖って、すごく広いんですよ。向こう岸がぼんやりとも見えなくて、横を通った時は海かと思いましたよ。
レイクスポーツ中は大変風が強かったですね。湖面を「なでる」という表現にしようかと思ったのですが、「さらう」の方が強いイメージを持っていると思ったのでこういった表現になりました。
「呑む」という表現を使ったのは、「受ける」とか「浴びる」という言葉があまりに合わなかったためです。そんな生優しい風ではなかった。石垣の上から湖に突き落とされないようこらえるのに必死になるくらい強かったんです。
友がみな 落ちてく中で 歌を詠む
私も友も 夢の中かな
レイクスポーツの帰りのバスの様子です。隣のやつも、通路の向こう側のやつも、みんな眠りこけてしまって、話し相手がいなかったんです。すごく退屈した記憶があります。歌を詠む気力も底をつきそうでしたし。
この歌は、当時の私にとって歌を詠むことがいかに楽しいことだったかを体現していると思います。




