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俺がアイドルになった訳  作者: 大和 凪
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俺が文化祭の準備をする訳④

文化祭まであと二週間になった頃

「よーし、じゃあ衣装合わせすんぞー」と山田が言い衣装班が準備を始めた

「それじゃあ名前を呼ばれた人来てねー」と言いどんどん人を呼んで衣装を渡して行く

「はーい、これで全員揃ったよね?」と衣装班が言い俺以外が「こっちは大丈夫ー」と言った

「…」

(まてまて、あれ?俺の衣装は?え?居ないもの扱いなの?そうなの?いじめですかーーもしもーし俺はココですよー)と考えながら涙目になる

「あ、あの…私のは…」と俺がぷるぷると肩を震わせながら小さい声で聞く

「皆サイズ大丈夫?キツかったら言ってねー」

「あー俺少しキツイかもー」

「こっちは問題ないよー」

(え?無視⁉︎どうしよう…ま、まぁアレだよね?うん、アレに違いない)

「…」

無言で俺は席に座った

「じゃあ皆終わった事だし、とりあえず料理の試食する?」と料理部が言う

(や、やべー涙出て来た…もういやぁ〜オウチカエル〜で、でも実はあったりしたりするかも?)チラッチラッ

そうして見ると皆は美味しそうに料理部の出したものを食べていた

「うわぁーーーん!私も混ぜてよーーーなんでわだじのいじょうだげないのぉぉぉぉぉ!」と泣き叫びながら衣装班の人の足に縋り付いた

「え?姫川さん!ど、どうしたの?」と衣装班の人達が驚いた

「わだじのいじょう…」

「あれ?姫川さんの衣装って誰が作るんだっけ?」「さぁ?」

と衣装班が各々確認していた

「ごめんね、姫川さんのだけ作り忘れてたみたい、みんなで急いで作るから泣かないで?」と俺は慰められた

「…うん」と答え涙を堪えた

「…じゃあとりあえず料理の味見再開しようか」と料理部が言い俺も混ざり試食会は再開した


試食会も終わり俺は今衣装班に再度採寸をされていた

「おー姫川さんスタイルいいね〜出るとこ出て引っ込むところ引っ込んでるしさすがモデルだよねー」などと煽てられながら採寸をされた

こうして衣装が完成して着て合わないところを微調整などして衣装班の仕事は終わった

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