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閑話 ゆ虐 公園編

注 育成お兄さんは関与していません

【ゆげぶぉ。ごれ、どぐばいっでる】


そう言いながら目の前の野良ゆっくりは先程口にした物と一緒にあんこを吐き出した。話では聞いていたが本当に苦いのが苦手なのだと再認識する。


「おいおい、お前がさっき寄越せって言ったんだぞ? そう遠慮しないでたんと飲めよ。ブラックコーヒーを」


まだえづいているゆっくりの上からコーヒーを垂らすと更に苦痛の叫びをあげる。そういえばこいつら熱にも弱いって聞いたことがあるなと考えながら最後まで掛けてやる事にした。


【ゆびぃ、ゆげぇ、あづぃ、ぐるじい"ぃ】


最後の1滴までゆっくりに掛けてやった結果、吐いたあんことコーヒーが混ざり肌をフヤケさせているのか動く度に顔を顰めている。


「っと、もう時間か」


ゆっくりで楽しんだ後、ちらりと腕時計を見ると間もなく昼休みが終わりを迎えていく。ベンチから腰を上げ身なりを整えるとゆんゆん言っているゆっくりを横目にその場を離れていく。



−−−−−−

「おーい、こっちにパスだ」


学校から寄り道していつもの公園で友達とボール遊びをする。


【ゆんやぁ、まりざをげらないで、ゆべっ、おそらをとんでっ】


公園にいたゆっくりをボールに似せてサッカーをする。口を閉じさせてないから声が漏れながら俺達に転がされており、これが無かったら面白味が欠けてつまらなくなってしまう。


「おりゃ、シュートッ」


【ゆごぶぁああぁぁ】


ゴール間近、目標を定めた俺は思いっきり蹴り上げた。少し中身を吐き出したボールは綺麗な弧を作りながらも目的の方へ飛んでいった。


【…ゆげっ】


が、そうはさせまいとキーパーがグーパンでボールを殴って弾く。個人的には入ったと思っていたから少しへこんでしまったが気持ちを切り替えていくことにした。


【ゆっ、…ゆっ、……っ】


それから空が夕焼けになりだした頃、ボールも歪になってしまい弱まってきたので俺達は帰ることにした。上を見ると羽根付きゆっくりが飛んでいたのでボールの後始末はアイツ等にやってもらう事にしよう。 そうして俺達が公園を出て少ししてから絶叫が耳に届いて帰宅の足を弾ませたのだった。

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