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1日目

「さて、どうしたもんかな」


休日の日に散歩をしていた俺は、たまたま通りかかった河川敷でカラスに襲われているゆっくりに遭遇した。 最近になって増殖出しているアイツ等はよく何かしらの出来事を起こしているし、それに遭遇する事が増えた。


【にんげんさん。おねがい、れいむをたすけてぇ】


襲われているのを見ていた俺に気付いたのか、ゆっくりが俺に向かって声を掛けていた。近くにいるのが俺だけでこの状況をどうにかしてくれると思っているのだろう。が、俺の返事は決まっている。


「嫌だね。お前みたいなゆっくりを誰が助けるんだよ。カラスに食われて惨たらしくシね」


【どぼじでぇええぇ】


どうしてと言われても誰が得体の知らない野生生物?なんか助けるものか。考えただけで阿呆らしく思えるわ。


【それじゃあ、"ゆいごん"さんをおチビちゃんにつたえてちょうだい。れいむは、おチビちゃんがっ、…もっと、ゆっく、り】


ゆっくりが遺言を言い始めた瞬間、カラスの嘴が深く突き刺さり運悪く中枢餡を貫いたのか遺言は途中で終わってしまった。

個人的に笑いのツボに入った俺は、このミラクルに免じてこいつの子供を連れて帰る事に決め今の現状に至る。


「…あっ、もしもし? 久しぶり。いきなりなんだけどさ、お前ゆっくりの研究で進学したろ? 基本的な事をメールで送ってくんね。…あぁ、実はさ」


行動に迷った俺はすぐに知り合いに連絡をして助けを求め、色々と助言を受けたら俺はすぐに行動するのであった。


−−−−−−−−

【ゆ、ゆっきゅち、おきゃーちゃん? まーちゃ、おきちゃよ】


それから暫く経っただろうか、小型の水槽の中で子供の赤ゆっくりが目を覚ました。起きた直後に親を探しているのか周囲を見回しているが探している奴は見つからない。


【ゆぅ、ゆぇーん。おきゃーちゃーん。どきょにいりゅにょー? 】


反応が無いのが気に食わなかったのか赤ゆっくりは盛大に喚き散らしだす。子供の癇癪は赤の他人にとっては確かに不快感を感じさせるし、短気な人ほど鬼威さんになりやすいと聞いた事がある。


俺はそこまで短気では無いがこの泣き声はキツイので行動に移すことにした。


「ゆっくりしていってね」


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