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プロローグ
普通に生きたいなぁっていつも思う。
周りの人から見れば普通なんだと思うんだけどね。よく普通だねって言われるし……。
でも、普通じゃない。
だって
私は
――電気女、だからだ。
信じてないでしょ。当たり前だよね。
普通になりたいとか、たぶん無理。
正直、信じてくれる人なんかいないと思われる。親にしか言ってないし、親も信じてくれなかったし。
電気ビリビリしてんの見せれば信じてくれるかもしれないけど、きっといじめられるか、こわがられる。日本人ってそうでしょ?みんなが同じで安心する。
いっそ、宇宙人とかに生まれれば良かった。そしたら、宇宙人さんが助けてくれるかもね。
助けて欲しい。
誰か、誰でもいい。この苦しみから、解放して欲しい。
覚めて欲しい。
この悪夢が早く覚めることを祈ってる。そんなこと無いけど。
本当、これが夢ならいいなって思う。四年生のあの日に見てる、とてもリアルな夢。覚めたらあの日だったりしてね。
本当にそうならいいのに。




