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ルルミラとの反省会2

「町構想が失敗だったと結論付けるのは良いと思う。ただ原因は?」

「原因は簡単だけどじゃ何故ニューシティは上手く行ってるのか?これが難しい。ダンジョンを中心とした町が発展していく時間経緯の短縮が目的でこれに対する深い理解が足りなかったって事だろうね。原因自体だけどニューシティの様な住人は簡単には生まれない。これに尽きる。

そこでどうやったら生まれるか?を諦めて根本的に質の違う町作りを目指したのが今第2中継地点になる。正確にはメルカトルが理想形。実は第一とドールズ、ニューシティは似てる。この点はルルミラの方が詳しい古い住人を知ってるだろうからその人達から聞けば良いよ。僕のは推測。

ニューシティは、セントラルの住人の需要があったから供給のための施設が発展していった。長い時間をかけてニューシティ自身にも需要を受ける住民が増えていった。この経緯は不明ね。後はドールズがニューシティ、第1中継地点がドールズとニューシティ。ただ第一は供給施設がしっかりしてるだけ住人はしっかりしてない。んでここの増え方はさっぱり分からん。ジェニーにも言われたけど、合理性だけじゃなくて感情も関わるから難しい話をしてた」

「じゃ分かった。私が特にそうだけど、お店側の理屈で考えたの失敗だね。需要の事を無視して供給側ばかり考えたからだと思う。それを無視したままドールズとニューシティに任せてしまった。このやり方が間違ってるよ。私も含めてこれは失敗だね」

「1つだけ成功する方法がある。このまま第1中継地点で豊富なダンジョンの供給があるなら。第2のニューシティ、ドールズになるよ。その役割を次担うのは第2になる。

ただしこれ第3は無い。理由は第2のダンジョンが消えるの知ったから。これからもたまに起こるじゃないかな…。数珠繋ぎ発展として結果論的にドールズとニューシティの発展の歴史を真似してると思う。住人がどう増えていくか?は謎だけどね。

要するに、町構想が失敗だったというより先行して供給側の店を整えて発展させる考えが間違ってたんだね?」


「そそ、そうしないと循環した町にならないって分かるけど、店ってのは住民が先に居てだよね。って私も失敗の考えだったから良いんだけど。ただ結果的には失敗して無いよ。その次独立した町を作ろうとしたら第1の経緯見てたらこれ上手く行かないって気が付いただけで」

「町ってのはつくづく人が人を呼んで発展していくんだよ。でもこれじゃ食料に限界が来るから僕は地方に回そうとしたんだよ。地方行けば豊かな食料で暮らせるのに…ひもじい思いしても中々地方行ってくれない。

後さメルカトルも良い例じゃないの気が付いた。あれ漁村モデルだ。あの未成熟な発展が北部海岸の集落だと思う。純粋に独立した町って元10年ダンジョン集落しかない。なら今の中継地点のあり方って理想的なんじゃないかな…」

「回ってないけど、閉じて成立してたからね。大体洗い出せたと思う。次に冒険者側の問題に移るけど、実は一部の人だけだけど、依頼をずっと断わってる人が居る。当然私ももう頼んでない。これどう思う?」

「別に強制じゃないし、情報を貰う対価みたいなもので聞いても無いのに断わってるんだよね?」

「うん最初から。ただギルドカードは作ってるんだよね。だから頼んだのに…」

「想像付かない。ただ問題だね。皆がそうなったら僕だけの組織じゃさすがにやりきれないな」

「半分以上は他の人だから安心して、ただ1つのパーティが3~4割依頼こなしてるって…しかも、トップレベルの難易度はすべてニック

達」

「そっちは良いよ。数は不満だけど難易度は当然だと思ってる。僕達3つも管理ギルド制覇してるんだよ…、桁違いなのは自覚してる。僕はさ数こなせばこなすほど楽にギルドが儲かるからね…、それなりには付き合うけど、僕に頼りきりはさすがにね」

「だからこそこの人達問題なのよ」


「意図がまるで分からないな。誰もが依頼拒絶するなら何か条件が悪いんだろう?と分かるけど。ああそれか報酬が少ないからだ」

「情報の価値が分かって無いんだね。後ねよりよってこのパーティ力あるんだよね。NO1じゃないけど、NO3ぐらいの位置づけのパーティだよ。ニック除いてね。それが無ければ私も拘ってない」

「その連中だけ報酬上げてあげる?」

「それほどの実力じゃない。そもそもNO1がそこまで要求して無いのにアホらしい。これに関しては文句が出るの分かっていたから。割合見て考えようと思っていた。でも情報はタダじゃないのよね。内訳見せて大体納得してもらってる。大半情報料だから。元々カードなんて私のテリトリーだから相場に適してる。ほんの少し手数料貰ってるだけで、大半は情報に費やした必要経費だからね。これに対してやりすぎって対応取る人にはこっちから拒絶する。しかもやりすぎはニックが払ってるし…」

「ああそっか、そのNO3って基本はニューシティのダンジョン?」

「他にも加味してるけど、知らない情報がほとんどだからそのパーティはそうなる」

「元々地方美味しいところしか行って無い。それだけ強いと攻略し無いと装備が揃わない。でも情報の無頓着さからそういう結論になる」

「ああ相談してよかった。こればっかり冒険者に聞いたほうが早いからね」


 以前考えていた中部をどうするか?が実は解決しつつある。サウザンド向けの交易によって、麦をサウザンドに持っていく流れが出きている。これが逆にニューシティが今後人口が増えるならその流れが逆流する。冒険者が安全に輸送する集団が中部を巻き込みつつある。

 ただ、ルルミラはこの麦を貧しいニューシティの人達に安く渡すつもりは無いようだ。この辺りは地方に行けって点で僕と一致していた。冷たいようだが、一度ニューシティのダンジョンと地方のダンジョンを較べれば分かる。制覇競争で盛り上がってるようなダンジョン以外実に快適な食料の確保が出来る。むしろ人が少なくて危ないぐらい。食料に困ってるわけじゃない。

 ただ冒険者の側が何故こんな不自由なモンスター狩りに甘んじてるか?本当に謎だ。町は確かに快適だ。しかしその根幹であるモンスター狩りはそのすべてを手放すほど不自由だ。尤も家の提供についての募集はすぐ埋まったけど。自力でなんとかしようとする人が少数だからな。


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