表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
63/108

オータムで換金

 特に何も無くオータムに着いた。元々危険が少ないからもっと盛んになれば良いとおもってる。後はルルミラの書状を持って取引する商会に向かった。話はすんなり終わった。前もって知らせてなかったが、僕個人の分も何の問題もなく多少安くなるが買い取ってくれた。

 実を言うと出来る限り減らそうとこつこつ売りさばいていてかなり減ってしまっていた。それでも使いきれずに困っていた分なのですごく助かった。なんとなく前からこれだけ大量に売ってもまだ買い取ってくれるの謎だと思ってた。すでに安かったんだな…。余裕で今回の財宝を無料で提供した分は取りもどした。

 高価な武器や防具の装飾に使えるのと宝石は様々な効果のあるアクセサリーになるのでこれは需要が高かった。要するに金持ち相手より金持ち冒険者相手の商品に使われるので、セントラルではそれなりに需要があった。ただそれでも問題はその冒険者がとって来るのでオーダーメイドで作る人が多くて、すでに値崩れした値段で取引されていたようだ。


『ふーなんか気持ちが軽くなったよ』

『悩んでましたからね』

『僕は善意による見返りの無い提供が嫌いなんだよ。長続きし無いから。まさに今回の僕がそれだよ一時的な感情で思う所があってね。次は無いよ。もうああいう集落無いけどね。はっきり言えば善意や同情じゃない。自分の中でルールが不明瞭だったのがね。

管理者が居たら維持ってのが町の規模で僕が恣意的に決定してるからね。小さいから面倒なので潰してしまえってのは多少乱暴だからね。後あの漁村は本当に残念。逆に管理者が居ないけど潰したくなかった。でも放置すると誰かが攻略したら後発展したときの方が被害が大きいからね。

自分で間違ってないと思うけど、自分の楽しみで始めた事なのに、悪者を引き受けた感じで気分が悪い部分がある。何故正しい事をしてるのに悪人扱いなんだ?って不快感ね。今回2つのダンジョンが逆だったら漁村の方残したよ。あそれでも戦いたいかな?』

『本音が出ましたね』


『確率的に管理者が居るダンジョンなんて低いの知ってるからね。今生まれてるダンジョンにある可能性は凄く低い。10年待ってやっと出たんだよな。あこれ冷静になると戦うわ…。気持の整理ついた。

このすっきりしない気持ち解消できるならあんな財宝無料みたいなものだ。このすっきりしない気持ちの根幹って戦いたかったんだな。完全体の僕が全力を出さないと殺される相手ってシルキーとあれだけだよ。おかげでもうダンテとは戦いたいと思わない。

地域改善計画なんて言って置いてこんなものだよ…』

『良いんじゃ無いですかね。元々冒険者の国を作るのが目的でしょ?その立案者が荒事嫌いじゃ駄目でしょ?』

『良い事言うね。ミュウは分からないけど、明らかにシルキーは強い相手と戦うの好きだよな。ニムルは微妙。ユーリはまだ幼いから冒険者として確立したいってのを教えてる面がある。多少押し付けになっても良い。僕ぐらいの年になって何か違うと思うならそれはそれで良いから。そうなるとミュウを中心としたシスターズだよな』

『私達は基本ニックに尽くそうと思ってますよ』

『でも一番苦言が多いのがミュウだよな…』


『今回の事はやっぱりニック間違ってないと思っています。私からもっとすっきりするように話しますが、あの場所を更地にして、あの人

たちをもっと発展する場所に移動してもらったほうが良いからです。自分が戦いたかった感情でニック冷静になれてないんですよ。それを分かってるはずだけど、感情が邪魔してすっきりしてないんだと思います』

『ふと思ったんだよね。これ僕の個人的感情すぎやしないか?って。それは大事にしてるよ。たださそれが多くの人にとって不利益にならないようになるべくはしてる。今回あまりに酷かったからね。当初の計画ではミュウの言うとおりだけど、10年に1つのダンジョンじゃないと居ない相手だよ。目的が戦う事に摩り替わっていたんだよね…』

『結果は同じなんですけどね』

『その場合びた一文でも払ってないね。何が悪いんだ?って開き直れるよ。最高の気持だったよ。逆にさバランスが悪くて僕とダンテの戦いみたいに一方的にやられるのはまるで面白くないんだよ。勝つために丁寧に丁寧に積み上げてきた集大成。単純に命のやり取りが楽しいならダンテとの戦いでブレーキかけなきゃ楽しめる。ただそんなのギャンブルしてるだけだよ。僕がやりたいのは勝つための必然を積み上げて戦う事なんだよ。それをやりすぎて当たり前になると全然面白くないけどね…』

『ドールズですか』


『そそ、今回に限りユーリを最初から不死身なの利用して相手の隙を作るって作戦に出た。僕が以前から考えていた不死身を強さとして認めるケース。僕達が勝つのは分かってるよ。ただメンバーの誰かが死ぬ?なら正直ニムルが危ないと思ってた。ユーリだって時間的問題があるからそれを利用すればおそらく完全再生できなく破壊される。

ユーリの再生は時間が掛かるから絶対の不死身じゃない。だから僕達にはリスクがあった。でもそれを逆手にとって勝ったんだよ。ドールズなんかとは桁違いだよ。たださ完全体の僕とシルキーどっちが強いか?分からないけど、シルキーが危険な状態になるって全く想像できない。あれは本当に化け物だね』

『ただ実はニムルが弱点だと見抜けるなんて初見では無いですよ…。それって逆にニックが初見じゃなくて知りすぎてるからですよ』

『まーリスクは少ないね。でも僕思ったより強いってびびった。そこですぐニムルやばくないか?って思ったよ。僕は自分を過信してると言うよりは君らを信用してるからね』

『私にメリットがあるとするとそこですね』

『ああそれはそうかも僕も仲間から信用されたいからね。管理者クラスじゃないと中々生まれない気持ちだよね』


 セントラルについてルルミラに代金を返して報告をする。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ