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管理者との戦い

 31階に上る。やっぱり居た。


『シルキーすぐ来て欲しいやばい敵だ』


 少し待ったが、それでも意外にも早かった。


「どうした?」

「あれ見て、ミュウと同じ存在」

「ほー」

「ただすぐは戦わないかも。ちょっとニムルみたいに助けてみたい」


「ようこそ皆さん、あなた方には2つの選択肢があります。僕と戦って宝箱を取りダンジョンを消滅させるか?それとも新たな管理者となり、ダンジョンを維持するか?のどちらにしますか?」

「質問、君はもう長い間このダンジョンに居るよね?」

「正確には最近です」

「眠っていたんだね。じゃ30階だと必ず管理者がいるわけじゃないのかな?」

「その場合は誰かが来たらすぐ役目を果たすと考えます」

「了解、ここにいるのはミュウと言って、君の様に管理者をやってたけど、いろいろあって生き延びた。君もさ助けられるかもしれない。僕は助けたい。どう?」

「正直言えばそれほど無いです。ただ興味があります。どうやります?」


 彼の手を持って、外に出てみた。出れた…。


「外出てしまいましたね」

「この後復活すると思う?」

「おそらく、そちらの方はどう思いますか?」


 ミュウに尋ねた。


「私もおそらくそうだと思います。通常のダンジョンのボスモンスターと同じだと自分で理解しています」

「ちなみに何故こんな事思いついたのですか?」

「1つはパーティの認識ってあるから。僕らの仲間だと見たんだろうね。後はこちらのニムルさんが元宝を守るモンスターさんなので」

「よろしくードラゴニュートですー」

「そろそろ復活したかな。ちなみに一つのダンジョンで別人格が発生した良い例がこの3人似てるでしょ?姉妹だよ」

「あなた達なら何が起きてもおかしく思えませんね」

「さて倒すところ見る?」

「自信あるのですか?」

「ミュウさんはダンジョン最強って自負してるから…。他にとんでもない人一人助っ人スケットで呼んでるのでシルキーさんどうぞー」

「はいはいって見た目とかで分かる?」

「いえ分からないです…、下で待ってて良いですか?」

「そうですね。じゃ向こうで隠れていてください。集落から万が一人が来るとややこしいので」


 最上階に向かった。あもう管理者補充される…。所詮リボーンするモンスターなんだな。まずはフュージョンして準備する。


「ようこそ皆さん、あなた方には2つの選択肢があります。僕と戦って宝箱を取りダンジョンを消滅させるか?それとも新たな管理者となり、ダンジョンを維持するか?のどちらにしますか?」

「君と戦って宝を奪う」


 戦闘体勢になった。やられる前にやれすぐに切りかかった。なんだこの速さ。それでも負けてない。しかも剣を腕で受け止めた。ミュウみたいだ。しかし力任せに引いてやる。深くは無いが切れた。一旦離れる。ニムルが長い棒で叩きに来た。また腕でとめた。離れてユーリがエクスプロージョンを叩き込む。そこにすぐにシルキーが3分身によって3方向から攻撃を加えて。隙を見て1つになりもろ後頭部に2つの棒を連続して叩き込み管理者は倒れる。そのまま今まで見たこと無かったウインドを使う。


 速さやパワー自体は僕に近いから特に驚きを感じないが、攻撃の多彩さと連動の上手さに驚く。そして竜巻は下に向かって管理者を叩き付ける。この床こそ最強の僕らも絶対破壊できない物体。すぐに立ちあがり僕に向かってきた。僕が倒したと安心してるように見せた。全く思ってない。

 ユーリを狙わせたくないからの誘導。軽い一撃じゃ腕で止まる。力いっぱい切りつけた。腕が落ちたとかならなんと楽だろう。それは無い。でもまた傷がついた。一応血が流れてるのかな?シルキーと決定的に違うのか超回復が無い。すぐにニムルが棒を突き刺した。刺さらずに吹っ飛ぶのがたまらないが…。


 この隙にスグにシルキーがウインドで上昇させて叩き付ける。ここにエクスプロージョン。やっと隙が出来た。背中を思いきり両手で交互に切りつける。初めての深い切り口。マチ以下が足りないが、こいつよりは強いはず。管理者はユーリの攻撃の一瞬の隙を突いて攻撃する


「ニムルー」


 そう僕は叫んだ。しかし先に爆発が決まる。だがこのまま突き進んだ手刀がユーリの胸を突く。ニムルがすぐにユーリを抱いて逃げるシルキーがしこたま後ろから連打を入れる。ここで止まった管理者に僕が両手剣でぐさりと腹から刺す。その後ろからシルキーが2本の棒の先で刺す。このまま僕が剣を抜いて首を落として終る。


 しばらく僕達は見ていた。大丈夫のようだ。念のため手足を切って扉を開けて、宝を取る。ミニドラに戻ったニムルだけ残して外に出る。誰も居ないのを確認して、元管理者と落ち合う。ニムルが出てきてすぐに僕らに合流する。ダンジョンが崩壊して、中に居た数人が取り残されて、僕らは速攻でその場から離れてニムルに乗って大きな集落に行く。


 最深部に潜って、ガーゴイルとワイバーンを倒して宝を取って魔方陣に入らずに外に出る。元管理者を乗せて家に帰る。手を繋ぐと管理者特権が無視されるのを知った。シルキーがちょうどいたので、ルルミラの所に行く事にする。


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