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コミュ症の俺がVRMMORPGを始めるらしい  作者: 黒暗闇怒[くろくらあんど]
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俺が試練を受けるらしい

ついにサービス開始の日がやってきた。

実を言うと完全に5感を体験できるというのはやったことはなかった。

そもそもゲーム好きの俺にとっては誘われないかぎりは別のゲームばっかりしていたしな。

ベッドで横になり起動する。


…気づくといつの間にか青い空が見えた。

大の字で土の上に横になっているようで起き上がる。

軽く体を動かし触感を確認する。


「すごいな、全然違和感ないわ。」


むしろ現実より体が軽い、これはお歳の方に進めたくなるな。

しかし、周りを見渡してみるが誰もいないようだ。

そう思っていると目の前に魔法陣のようなものが浮き上がり女性が現れた。

腰まで伸びる長い髪は光り輝く金色で白く透き通った肌と見事にマッチングしている。

柔和な笑みを浮かべる女性と目が合った、瞳は澄んだブルーで宝石の様だ。

白い衣服に身を包み女神が降臨したと言われても納得してしまうだろう。


「目を覚まされたのですね、新たな探索者よ。」


周りに誰もいない以上俺に話しかけているのだろうと思うが言葉がでない。

こんなん現実で見た美人なんか霞んでしまうほどだ。


「探索者を目指す者…貴方様に試練を与えなければなりません。」


物語の序章としてのセリフなのだろう。

一切返事を返せていないので独り言を聞いている状況でもある。


「この試練を見事に突破し、貴方が立派な探索者になるよう祈っています。」


そう言うと俺の足元に魔法陣が現れた。

一瞬、世界が暗点し、気が付くと見渡す限りの草原が消えた。

次は建物の中のようだ…遺跡の中と言えばいいのだろうか?

全体的に薄暗く、等間隔に壁にある松明が不気味な雰囲気を醸し出している。

壁は土のレンガを使っているようだ、触ってみるとザラザラして少し崩れた。


「ピラミッドの中ってこんな感じなのかな?」


少し道を進んでいくと大きな部屋になっている。

近くにはボロボロで崩れそうな机があり、部屋の真ん中には台座が存在する。

台座の上から白い光が降りそそぎ幻想的な雰囲気だ。

その前に魔法陣の中に怪物が居なければ完璧だった。


「…いくか…」


魔法陣の中にいるなら襲ってこないだろう。

近づいていくと二足歩行で動物の…特に牛の姿を持つ存在がいた。

顔は牛だが頭から大きく立派な白い角が生えている。体は上半身が大きく強靭で手は人と同じだ。

足の先には蹄があり下半身はホッソリとしていて牛の尻尾が地面に着くほどのの長さがある。

魔法陣によって動けないのが動かないが、足には鉄製の拘束具のようなものが存在する。


「新たな探索者か…我はミノタウロス族のミノス

 どうか我の頼みを聞き叶えて欲しい…探索者よ」

見てる人がいるのだろうか、まぁ気にしても仕方ない罠

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