俺の職業が変わるらしい
しばらくして元の草原に戻った事に気づく。
周りを見渡すが誰もいない。
「あれ?終わったんだよな?」
そう思った矢先に魔法陣が現れて最初に転送した女神が現れた。
相変わらずの美貌に思わず見惚れてしまう。
これゲームだからこその美貌だろうけど、こんな女性と話すなんて無理だ。
現実だって女性で話せるのは幼馴染くらいだぞ。
「見事に試練を突破されたようですね
貴方様を新の探索者と認めましょう
貴方に相応しい力を授けます」
話が頭に入ってきません…服装も地味に胸元とか開いてるんだよな。
もう魔物で悩殺しにかかってきてると言われても信じそうな状況だ。
エロい顔しないように無表情を貫きながら顔を逸らしておこう。
「探索者を聞いていらっしゃいますか」
少し肌を隠す仕草をされた気がする。
お前が見てたのを見てたぞと言われた気分だ。死にたい。
無言で頷く。
「ぇーとこほん」
なにそれ超可愛い。
咳をしたような仕草すら可愛いとか怖い。
「戦士 魔法使い 僧侶 狩人
盗賊 商人 銃士 魔物使い
この中より貴方が求める力をお教えください。」
待ってました!このためにチュートリアル頑張ったのよね!
「まもッ」
第一声から噛んだ。死にたい。もう帰りたい。
早く終わらせて最初の街に行こう。
「…魔物つかい」
顔を手で覆い小さい声でそう言うと周りから小さい光が溢れだして女神様に集まりだした。
しばらくして右手を差し出してきたのでよく分からないが右手を差し出すと手の甲にキスされた。
キスした箇所から光が俺の中に入ってきているのだが、そんな事はどうだっていい。
目の前の女神にキスをされたのだ。脳が完全にパニック状態になってしまう。
完全に固まっているとしばらくして終わったのか顔をあげた。
「貴方様は探索者として新たな力。
魔物との心を通じ合わせる事が出来るようになりました。
貴方様に幸運がありますように。」
魔法陣が俺の周りに展開され、また、周りが白く塗りつぶされた。
次に目を開くと噴水の前にたっていた。
周りを見渡すとあまり人通りが少ない場所に飛んだようだ。
こそこそと隅っこに逃げて寝転んでステータスや職業を確認する。
思ったよりもスキルは大切そうだ…ちゃんと確認しなくちゃ。
アイテムは持っていなかった。まぁ当たり前か。
街も探索したいな。
「疲れたし寝るか」
先ほどの行為で頭が熱暴走しそうだしな。
まぁ色々楽しめた一日にはなった。




