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誓いの花

「始まりの朝」


ある日の朝ある場所である想い願ったよね

誰でもそんな思い出があるはずさ

その時心の中にそっと誓いの種をうめたんだ

覚えてくれていますか? 胸に手をあてて

空を見上げて 涙流して 忘れている

誓ったはずなのに…。


でも大丈夫 必ず強くなれるはず

悲しみを吸って 溢れる涙を心の中に

種は成長し やがてつぼみに


少女と一緒に笑い合ったあの頃

一人で遊んで泣き続けたあの頃

その全てが栄養となるから

真上にある太陽におもいをたくそう


あの日見上げた夜の空

つかんでもつかめない星達

上げた両手は空を切るばかり

そんな悲しい僕ですが

心の中には誓いの種

いつか永遠となるその日まで

ずっと涙を流し続けることを誓います…







「星墓地基地」


空にある星達もあの日の思い出達も

みんな過去の輝きなんだね

太陽に照らされて光っているように見えるだけ

でもそのおかげでお月様も僕達も元気でいられる

安心して朝まで眠ることができるんだ


空にある星達もあの日の思い出達も

みんな初めは悲しみでしかないんだ

やがて悲しみは涙に涙は心の栄養源となり

誓いの種はつぼみにつぼみはいつか花を咲かせる

成長していくんだ

お昼に燃える赤い球に背中を押されながら


空にある星達もあの日の思い出達も

みんないつか消えるんだ

そして僕達もあの星になる空の一部になるカケラになる

それまでにいくつ誓いの花を咲かせられるか

いつになれば心が満たされるのか

もしかしたら笑顔で笑う日は来ないかもしれない

だけど夜空に誓う強くなると

だから今日も星を見上げる

両手で思い出と共に摘かむその日まで

僕は涙を流し続ける

誓いの花咲かせて…

花シリーズ。

これも本当は三部作のつもりだったのですが、真ん中がすっぽり抜けている感じです。タイトルだけはズバリ「誓いの花」と決まっていて、これだけでも独立できるクオリティになる予定だった、らしいです。やはり肝心な部分で行き詰まって、そのまま忘れ去られてボツになったのでしょう。

それにしても、初期の作品は、後書きのようにまとまりがなくダラダラと書きつづっていますね。慣れれば意外とクセになる……と願います。

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