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48話 二人でお風呂(GL回?)

 エルさんの子供達はみんなやんちゃで、ボク達三人はへとへとになるまで遊びに付き合わされました。


 その代わりに、夕食は豪華な料理をごちそうになりました。


 このお屋敷のシェフはお母さんから指導を受けているそうで、我が家の食卓に負けないくらいおいしい料理でした。


 夕食の時にお会いしたエルさんの御主人の領主様はとてもやさしそうな人で、この家が幸せにあふれている事が良くわかりました。




 夕食の後はお風呂に入る事にしましたが、お風呂は男女に分かれているので、ボクとレィナちゃんは一緒のお風呂、ソラ君は一人で別のお風呂に入りました。


 レイナちゃんはすっかりボクの前では裸を隠すことなく、全てを見られる事に全く抵抗がないみたいです。


 ボクは恥ずかしいのでタオルを巻いています。


「ルル、それじゃ洗いにくいでしょ?タオル外さないの?」


「そういう訳には・・・」


「いいじゃない!女の子同士なんだから!」


「体は女の子じゃないですから」


「あたしは気にしないから大丈夫よ!ちょっと前まで普通に見せあってたじゃない!」


 ちょっとじゃなくて、結構小さい頃の話です。


「ルルだけあたしの裸を見て、ルルが見せないのは不公平だと思うのよね?」


「レィナちゃんが勝手に見せてるだけですよね?」


「そう言う割には、あたしのあそこ、真剣に見てたわよね?」


 ・・・気が付かれない様に見てたつもりが、ばれていました。


「それは!・・・・その・・・・・普通の女の子がどうなっているのか気になっただけで・・・」


「言ってくれたらいくらでも見せてあげるのに!」


「えっ!」


「隙あり!」


 動揺したボクの隙をついて、レィナちゃんはボクのタオルをはぎ取ってしましました。


「・・・ちっちゃ!・・・かわいい!」


 レィナちゃんはボクのあそこを見て、身悶えています。


「やっ!・・・何するんですか?」


 ボクは慌てて手で隠しました。

 足の間と・・・それから胸もです。


「ふふっ、そうやって手で隠してしてると女の子にしか見えないわよ!」


「ひどいです!レィナちゃん!」


「ほら!昔みたいに背中洗ったげるから後ろ向いて!」


「・・・はい」


 ボクはレィナちゃんに背中を向けました。


「後姿は完全に女の子にしか見えないわよ」


「・・・そう・・・ですか?」


「うん、肩幅も狭くて骨ばってもいないし、全然男っぽくないよ」


 ボクはちょっとだけ嬉しくなりました。


「それに、それだけちっちゃければ普通に女湯に入ってもばれないんじゃないの?」


 ・・・それはさすがにばれると思います。


 でも・・・小さいのには助かってます。

 おかげで、体のラインが出る服を着てもあまり目立たないのです。

 ・・・まあ、滅多に着ませんが・・・




「ねえ・・・ルルのそれ、ちょとだけ触ってみてもいいかな?」


「だめです!何を言ってるんですか!」


「代わりにあたしのおっぱい好きなだけ揉ませてあげるから!ねえ!ちょっとだけ!ちょっとだけでいいから!」


「絶対だめです!」


 レィナちゃんに触られたりしたら、きっと気持ち良くなって大きくなってしまいます!


 ・・・おっぱいは・・・揉んでみたい気はしますが・・・


「ちぇっ、けちぃ!触ったら大きくなるか実験してみたかったのに!」


「そんな実験しないで下さい!」




「まあいいわ!次はルルがあたしの背中洗ってよ!」


 レィナちゃんが背中を向けました。


 レィナちゃんの後ろ姿は、ウエストがきゅっと締まって、お尻は結構ボリュームがあって、なにより、後ろからでも脇の下から見えるくらい胸にボリューム感があるのです。


 つまり、とても魅力的な女性の体をしているという事です!


 背中を洗い始めると、何とも言えない滑らかさと柔らかさです。引き締まっている部分も、ちゃんと表面は柔らかいのです。

 これが女の子クオリティという事でしょうか?


「脇の下も洗ってね!」


「あっ!はい!」


 ボクは両手で同時にレィナちゃんのわきの下を洗い始めました。


「ひゃっ!くすぐったい!」


「あっ、ごめんなさい、大丈夫?」


「えい!」


 するとレィナちゃんは突然ボクの両手首を掴んで前に引っ張ったのです!


 そして・・・ボクの手のひらには・・・何か柔らかいものが当たっていました!


「一回だけ揉んでいいよ!」


 ・・・ボクの手の平は、レィナちゃんのおっぱいを掴んでいたのでした!


「レっ、レィナちゃん!」


「やさしく、一回だけだよ!」


「・・・もう!・・・レィナちゃんったら・・・」


 ボクはせっかくなので、手のひらで包まれたこの世のものとは思えない、柔らかい膨らみをやさしくちょっとだけ握ってみました。


「あぁん!」


 レィナちゃんが、ちょっと色っぽい声を上げました。


 ボクは手のひらにこれまで味わった事の無い気持ち良い触覚を感じました。

 手のひらで、こんなに気持ちいいと感じる事があるのですね。



「はい!ここまでだよ!もっと揉みたかったら、ルルのも触らせてね!」


「もう!レィナちゃんってば!」


「ふふふっ、でも、裸同士の付き合いが自然に出来る様になったでしょ?」



 あっ・・・そう言えば、最初に感じてた恥ずかしさとかコンプレックスがいつの間にか気にならなくなっていました。


「さあ、一緒に温まりましょ!」



 そのあと、ボクは体を隠さずにレィナちゃんの隣でお湯につかってリラックスできたのです。


「ふふっ、これからも一緒に入って大丈夫そうね!」


「・・・うん、・・・いいけど、変な事はしないでね?」


「それは約束できないわ!」


「ええ、そんなぁ」


「嘘よ、ルルの嫌がる事はしないから安心して!」




 レィナちゃんなりに気を使ってくれたのがとても嬉しかったです。




 そして、その後は寝室に戻って就寝の時間です。




「レィナちゃん、おやすみなさい」


「じゃあね!おやすみ!ルル!楽しんできてね!」


 レィナちゃんはにやにや顔で自分の部屋に入っていきました。




 ボクは・・・本当にソラ君と同じ部屋で寝る事になってしまったのです。



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