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ネオ渋谷のナルシストCEO  作者: AItak


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第二十八話:追跡!ロボ美の行方!愛と怒りの反撃開始!



ロボ美が謎の人物に連れ去られてから、数時間が経過した。白銀コーポレーション本社ビルの一室では、光、黄金 輝、豪、そして愛が、重苦しい空気の中で、今後の対策を話し合っていた。


「くそっ…!一体、何者の仕業だ…!ロボ美を、どこへ連れて行った…!」


光は悔しさと怒りに拳を震わせながら叫ぶ。その表情はいつものナルシストな姿とは程遠く、深い悲しみと強い決意に満ちていた。


「社長…落ち着いてください…」


愛は痛々しいほどに憔悴した光の肩にそっと手を置く。


「…落ち着いて…いられるか…!ロボ美が…ロボ美が、誘拐されたんだぞ…!」


光は愛の手を振り払い、再び、部屋の中を行きつ戻りつ歩き回る。


「…白銀さん…今は、感情的になっている場合では…」


愛は、光の気持ちを理解しつつも、冷静さを保とうと努める。


「…そうだな…今は、一刻も早く、ロボ美を見つけ出すことが先決だ…」


黄金 輝はいつもの派手な装飾を外し、シンプルなスーツ姿で深く考え込むように呟いた。その表情はいつものナルシストな笑みとは異なり、真剣そのものだった。


「黄金さん…何か、手がかりは…?」


豪は冷静沈着な態度を保ちながら、黄金 輝に問いかける。


「…ヤツが発していた、奇妙なエネルギー…あれが、何らかの、手がかりになるかもしれない…」


黄金 輝は目を閉じ、あの謎の人物との遭遇を思い返していた。


「…エネルギー…?確かにあの時、妙な気配が…」


愛もまた、黄金 輝の言葉に同意するように頷く。


「…そのエネルギーを追跡することはできないのか…?」


光は藁にもすがる思いで黄金 輝に尋ねる。


「…やってみる価値はある…」


黄金 輝はそう呟くと、懐から小型の装置を取り出した。


「…これは…?」


豪はその見慣れない装置を不思議そうに見つめる。


「…私が密かに開発した、エネルギー探知機だ…あらゆるエネルギーの波長と、位置情報を特定することができる…」


黄金 輝は装置のスイッチを入れながら説明する。


「な、なんだってー!?そんな凄いものを隠し持っていたとは…!」


光は、驚愕の声を上げる。


「…フッ…いざという時のために、な…」


黄金 輝は、不敵な笑みを浮かべ、装置の画面を覗き込む。


「…どうだ…?何か反応は…?」


光は、期待と不安が入り混じった表情で黄金 輝に尋ねる。


「…待て…今、調べている…」


黄金 輝は真剣な眼差しで装置の画面を見つめ続ける。


数分後、黄金 輝が、ハッと、顔を上げた。


「…見つけた…!ヤツのエネルギー反応をキャッチしたぞ…!」


「本当か!?場所は!?」


光は、身を乗り出して、黄金 輝に詰め寄る。


「…ネオ渋谷の…北東エリア…廃墟となった、旧工業地帯だ…」


黄金 輝は、装置の画面を光たちに見せながら告げた。


「…旧工業地帯…なぜ、そんな場所に…?」


愛は、訝しげな表情を浮かべる。


「…わからない…だが、何かあるのは確かだ…」


黄金 輝は装置を手に立ち上がる。


「…よし!今すぐそこへ向かうぞ!ロボ美を、必ず、助け出す…!」


光は、強い決意を胸に、部屋を飛び出そうとする。


「待ってください、社長!無策で突入するのは危険です!」


豪は、光の腕を掴み、制止する。


「…そうだな…まずは、作戦を立てる必要がある…」


黄金 輝も光に同意し、冷静さを取り戻させる。


「…ああ…わかっている…」


光は、深呼吸をし、気持ちを落ち着かせようと努める。


「…敵の正体も目的もわからない以上、慎重に行動すべきです…」


愛は、冷静沈着な分析で、光たちに注意を促す。


「…ああ…その通りだ…」


光は、愛の言葉に頷く。


「…では、まず、情報収集から始めよう…」


豪は、壁に設置された大型ディスプレイを操作し、ネオ渋谷の地図を映し出す。


「…旧工業地帯について、何か、情報を持っている者はいませんか…?」


愛は、自身のネットワークを駆使し、情報収集を開始する。


「…私は、引き続き、この装置でヤツのエネルギーを、追跡する…」


黄金 輝は装置を手に、部屋の隅で作業を続ける。


「…俺は…俺は…何をすればいい…?」


光は、自分の無力さに歯噛みする。


「…社長は…」


豪は、一瞬、言葉を詰まらせるが、すぐに力強い口調で光に告げた。


「…ロボ美ちゃんを…信じていてください…」


「…豪…」


光は、豪の言葉に、ハッとする。


「…ああ…そうだな…ロボ美は…強い子だ…きっと…大丈夫…」


光は、自分自身に言い聞かせるように、そう呟く。


こうして、光、黄金 輝、豪、そして愛は、それぞれの役割を担い、ロボ美救出に向けて動き出した。

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