「最も」と「尤も」でごもっとも
誤字報告をしていると
「誤字報告をしました」 → 「採用です。適用しました」
「誤字報告をしました」 → 「不採用です。適用しません」
の流れ以外に、別ルートがあると気が付きました。実際に誤字報告した結果から分かったのですが、
「誤字報告をしました」 → 「一部採用です。一部適用しました」
があることがわかりました。他にも
「誤字報告をしました」 → 「認識しました。他の方からも報告がある箇所です。他の方のものを適用します」
「誤字報告をしました」 → 「認識しました。他の方からも報告がある箇所です。該当箇所周辺を書き直します」
もありましたが、今回は
「誤字報告をしました」 → 「一部採用です。一部適用しました」
の話です。話数を稼いで100話をめざすあさましいこころ。
「最も」が「もっとも」「尤も」の誤字だろう箇所です。漢字を開いた形で報告しても採用されないことがあったので「尤も」で報告をします。その、誤字報告を打ち込んでいる際のスクリーンショットです。
結果、一部採用されて「尤も」が適用されました。振り返って全体を見ると、その作品には、ふりがなが一つもありませんでした。報告の判断ミスです。「尤も」あるいは「もっとも」で報告すればよかったパターンです。もっもと、そこにはタイポグリセミアの罠があるのです。いや、ほんとにあるのです。
尤も の検索結果
ttps://bit.ly/30eRwKE
毎日ことばのものが、わかりやすく簡潔に説明されています。
「最も」と「尤も」
ttps://mainichi-kotoba.jp/photo-20180826
『新聞の場合は「尤」が表外字なので「指摘はもっともだ」と平仮名で書きます。』
「平仮名で書きます」ここがポイントです。
「尤も」を「最も」するサンプルが横断検索でもひっかかります。
「最も」「尤も」を漢字で書かないと決めると楽になるかもしれません。平仮名が多いと見た目がわるいのとトレードオフです。
該当件数7のうち、1つだけ間違っているパターンです。
「異世界は思ったよりも俺に優しい?」
該当件数4のうち1つが間違っています。眠い状態や、体調が悪いと、ぱっと見で判断ができません。
「異世界は思ったよりも俺に優しい? 2」
次の巻でも同じ展開になっています。「もっとも」と書くのが、やはりいいのかもしれません。謎の「もっとも」推し。
「最もな言い分」パターン。
「怒りは最も」パターン。
漢字を開いて「もっとも」にしておけばよかった。誤字報告でも、「尤も」ではなく、「もっとも」でしておけばよかったのかなあ。
で、「もっとも」と書いて誤字報告をしようとした場合の分岐があるのです。
「もっもと」
先に書いた
「【もっもと】、そこにはタイポグリセミアの罠があるのです。いや、ほんとにあるのです」
「尤も」の漢字を開こうとして罠にはまると「もっもと」になるのです。
御説ごもっもと。もっもと。牛乳を飲む擬音かな?
駄女神の予感。
ごもっもとでごわす。
本庄慧一郎は手書きだと思うんですが、手書きでもタイポグリセミアがおきるのかと思うと、回避は難しいのだなとわかります。
おなじく学研で「もっもと」。出版社側で漢字を開いているのかもしれません。同じPCでチェックして漢字を開こうとなって、同じIMEが「もっもと」にしていく……悪夢か。
タイポグリセミアの回避は難しいとは言いましたが、チェックである程度は減らせるはずです。さきほどのアウディの女神では、ビジネスがビジスネになるなど、ライトノベルのような駄女神の予感です。
ビジネスデモル。ビジネスモデルの間違いです。
ビジネスモル。脳は「ビジネスモデル」と打ち込んだと認識して、チェックのときも「ビジネスモデル」と認識する。
ビジスネマン。この投稿を打ち込んでいるとですね、なんだか自分の認識もおかしくなってきそうでこわかったです。
ビジスネホテル
すばらしいビジスネ
ビジスネ
ビジスネ・チャンス
「あれ、まちがってるのは……ワイ?(だまされるな!)」
脳を鍛えても回避できなかった。
さいごはかどかわ!
横断検索をありがとうございます。
「尤も」を漢字で開いて報告しようとしても、油断していると罠にひっかかるというサンプルでした。
つぎこそはですね、その、宿題を片付けたいと思っているわけですよ!
おまけ
「してほしいかった」
推敲で悩んだあとが分かる。「してほしい」にするか「してほしかった」にするかを、打ち込みつつ考えたのでしょう。




