bookwalker の横断検索は煉獄
Undead をカタカナで書くと「アンデッド」です。 dead デッドの前に、否定や反対の意味をもたせる接頭語 un をつけて。 Undead アンデッド。
では、「アンデット」とはなんなのか? Debt デット=負債に un をつけて、すなわち負債じゃない、つまり、デットじゃないならエクイティなの? やらかしてもお金かえさなくてもいいの?
そんなわけがありません。
「アンデッド」の誤入力が「アンデット」です。なお、「アンデット族」だとカードゲームやカードゲーム漫画にでてくる種族名です。とまあ、よくある誤入力、打ち込み間違い、手が滑った、「アンデット」はそんなところでしょう。
なろうの投稿作品でも「アンデット」は見かけます。けれど、いまでは誤字報告機能があるのです。「アンデット」ごときは即絶滅で人類生き残りエンド間違いなしです。
さらに言うなら、誤字報告機能にて「アンデット」の討ち漏らしがあっても、人気のある投稿作品が商業ベースに乗るときには校正があります。大きな出版社で商業ベースに乗るような作品であれば、校正作業で「アンデット」も浄化まちがいなしなんだぜ!(フラグ)
角川のサイトに「横断検索」 bsearch.bookwalker.jp/search という、書籍の内容を確認できるサービスがあります。試しに「アンデット」を検索すると……休日が一日潰れることになりました。
人類に襲いかかるアンデットの群れ。
「アンデット」を野に放ったおおきな流れの一つはグループSNEでした。もちろん「アンデッド」の方が使用回数も多かったはず。ですが、「アンデット」もTRPGのセッションで音声としてだけではなく専門誌の誌面などで使われていたのです。
TRPG系の人が「Undead はー、え、アンデッド? アンデット? どっちでもいいのか。なんかドラマガとかRPGマガジンのリプレイで読んだことあったわ」「ゆらぎの範囲じゃろ」「英語の末尾がリダクションして『ド』が『ッツ』になって聞こえて、でも書きにくいから『ト』になったのかな」「バンディッツメイルよりバンディットメイル」多分そんな流れ。野球やソフトボールで「デットボール」と言っていた方もいるでしょう。
グループSNEだけでなく、F.E.A.R.も「アンデット」拡散の一翼をになっていましたので、当然のようにホビージャパン系にも飛び火しています。
グループSNEの放ったアンデットはスライム転生(13巻)にも襲いかかっているという。
著者名でソートしたものです。一度「アンデット」が地(の文)にあふれるとIMEの辞書が学習してしまうのか、複数巻にわたって「アンデット」が登場するようです。アンデット・パンデミックです。出版社とレーベル名でもソートしようとしたんですが。一部、レーベル名があやふやでソートもうまくいきませんでした。「これ……かな?」とだいたんなコピペでレーベル名を埋めてもカドカワの各レーベルで詰みました。
やはり、出版点数が多いところがアンデット出現数としても目立ちます。bookwalkerの横断検索はカドカワの用意したものであるため、bookwalkerへの収録出版物が多いこともカドカワアンデット無双の一因です。
アルファポリスは該当文が表示されませんでしたので実際にはさらにいくつかあるはずです。
アンデットと書いて十数文字後にアンデッドと打ち込んで出版・電子書籍化されている剛の者も。
墓守は意外とやることが多いの1巻紹介文ではアンデッドと書かれています。紹介文を作者が書かれていないとしたら、いったいなにがあったのか。
複数年・複数レーベルでアンデットを解き放たれている先生は、お祓いとかもありと思います。
馬場翁先生は巻き込まれ誤字検出です。蜘蛛の電子書籍版の付録に「アンデット」があったという。巻き込まれ……主人公感あるぜ!
アンデット大賞。見開きページで「アンデッド、アンデッド、アンデット、アンデット、アンデッド」と面を制圧する勢いで描写されていてまさに圧巻。
enno.jpを使用できる権利が贈呈されます。
enno.jpは「アンデット」も指摘してくれます。
追加でいくつかネタもあります。マイページの作品数が増えるのも面倒なので、連載形式で投稿しています。




