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          22 難敵

 秩序を守る会会長代理のマリエールは難しい問題を抱えている。銀河系外から来た者達が惑星に住み着いて隣の惑星を再生した。その再生した知的生物が恒星間移動して歴史ある恒星間移動できない星と接触した

            22  難敵


 銀河系秩序を守る会の会長代理のマリエールは難しい問題を抱えている。銀河系以外から一団の星人が住み着いたのだ。別に珍しいことではない。たまにある。銀河系は一つではない。得てしてこういったはある。この銀河のルールを守ってくれればいいことだ。

 穏やかな戦争らしい。生物のいない太陽系に住み始めた。しばらくするとその太陽系内の内側の惑星の再生をした。元々核戦争で滅びた星だ。再生すれば生物の安定した居住は可能だ。再生した星には知的生物もいる。かなり知的程度は高い。宇宙船の建造を始めた。やがて恒星間移動を始め歴史のある恒星間移動出来ない星と接触した。

 マリエールは感情のあるアンドロイドに命じて歴史のある恒星間移動出来ない星と接触は禁止されている。これ以上接触すれば制裁すると伝えた。反応はない。マリエールは知的生物の星に感情のあるアンドロイドを送った。感情のあるアンドロイドはサイト掲載した。

「この星が恒星間移動して歴史ある恒星間移動できない星と接触したので銀河系の秩序を守る会が規則に違反するとこのに抗議したのに反応を示さなかった。秩序を守る会はかなり怒ってこの星を制裁しようしている。きちんと対応しないとこの星は危ないのではないか。」

と掲載した。反応は直ぐにあった。

「神様達が直ぐ隣の星に住んでいるから我々は何も問題はない。秩序を守る会なんて神様からすれば、ただのチンピラの集まりさ。」

そうか。自分達を作った存在がいるから安心しているのだ。感情のあるアンドロイドは更に掲載した。

「秩序の守る会も生命を生み出す力はあるし、消す力もあるから安心できないと思うけど、安心する根拠はあるのかい。」

創造神がいても。個人は一人だ。秩序を守る会を敵まわして生き伸びる可能性は低い。再び返事があった。

「自分達は再生を繰り返すから不死なのさ。」

生き物に死と復活を繰り返す種類の物もあることは聞いたことはあるが、知的生物で復活を自覚できる存在があったとすればそれは正しく不死なんだろう。いく千いく万の時を経て死と復活を繰り返しアイデンティティを保てるものがいるとすればそれはもう神様なのではないだろうか。感情のあるアンドロイドは、

「この星の人々は皆不死者なのか。」

しらばく掲載が途絶えた。再び掲載があった。

「我々は神様と共にある。神様の記憶が我々の記憶だ。神様だから永遠に死なない。だから我々の記憶を永遠だ。例え肉体が滅びようと復活すればまた記憶が蘇る。だから我々は不死だ。」

つまり隣の神様をなんとかしない限り。この星の知的生物は何度でも復活するわけだ。

 取り敢えず、この星の人々に警告はした。まだこの星の人々は恒星間移動してただ歴史ある恒星間移動できない星と接触しただけだ。制裁行動を起こすには早すぎる。しばらく様子をみよう。有効な対処法が見付かるかも知れない。

 この星が恒星間移動して歴史ある恒星間移動できない星で行っていることは布教活動だ。秩序を守る会としては手強い相手だ。積極的に攻撃する根拠がない。だからと言って認めるわけにはいけない。難しい問題だ。

 マリエールは当然この星に警告を与えた。この星はノーコメントだ。感情のあるアンドロイドを送った。サイトで警告したが反応はいまいちだ。

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