表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/13

          2 オーガ

 マリエールはオーガに出会った。オーガはマリエールにアンドロイド作製魔法と転移の魔法を授けた。マリエールは万能魔法に近いた。

            2  オーガ


 マリエールは池の回りで薬草の採集をする。池の回りにしか薬草が生えていないのだ。当然魔獣に出会う。ほとんどの魔獣は無闇に人間を襲ったりしない。マリエールも薬草採集中に狩りをしたいとは思わない。今日は鎮痛解熱剤の薬草を採りにきた。何時もと池の回りの様子が違う。池の回りの生き物が何かに怯えているようだ。こういった場合は速く逃げ出した方がいいと本能が告げた。採りかけた薬草だけ採って家に帰ろうと思ったら遅かった。回りが暗い闇に包まれ、回りの音がなくなった。きっと悪い事が起こるのだろう。命の危険を感じた。

 フライ魔法で飛び立とうとしたが飛び立てなかった。攻撃魔法を打とうと身構えたが相手の姿は見えない。突然頭の中に呼び掛けがあった。

「愛する人々に幸せをもたらしたいと願うものよ。万能魔法を求める者よ。我がその一端を与えよう。我が与えるのはアンドロイドの作製魔法と転移の魔法。上手く使いこなせば万能魔法が見付かるだろう。贖わず受け取れ。」

目の前にいるのはオーガだった。オーガはゴブリン、オークと共に類人種であり。確かに独自に意思疎通ができる。知性もあり道具も使う。しかし念話を使い魔法を使うとは知らなかった。マリエールは、

「ありがとうございます。オーガ様、これで万能魔法を探せます。」

マリエールはオーガからもらったアンドロイドと転移を色々試した。アンドロイドは最大10体まで出せる。マリエールの指示に良く従い。指示は念話でも出せる。マリエールとアンドロイド、アンドロイド間は共有アイテムボックスになっている。つまり一体のアンドロイドが水をくみ、もう一体のアンドロイドが水を貯め池を満たす事ができるという事だ。しかもアンドロイドは自由に姿を変えられる。

 転移は一度行ったところなら自由に行き来できる。アンドロイドが行ったところは、マリエールでもアンドロイドでも転移が可能だ。マリエールはアンドロイド達に領内外に探査を指示した。あるアンドロイドは領外の湖で水をくみ続けた。あるアンドロイドは高台のあちこちに貯水池を作った。あるアンドロイドは食用になる魔獣を狩り続けた。あるアンドロイドは王都で冒険者になりダンジョンに潜った。10体それぞれに有用な事を行った。マリエールは王都の図書館で魔法の本を読んで試している。魔法の種類も魔力も増している事が判る。

 ある時ダンジョンで苦戦中のアンドロイドに呼ばれた。相手はヘビモスだ。100m超える巨体には如何なる魔法を歯が立たない。マリエールはアンドロイドに右目を貫通魔法で撃つように指示した。マリエールは左目だ。貫通魔法はヘビモスの両目を貫いた。ヘビモスは死なない。却って狂乱するばかりだ。明らかに効果ある。今度は詠唱を込めた貫通魔法を放つ番だ。

「神々に願い奉る。我が望みは目の前のヘビモスを滅ぼすことなり。火と水と風と土と闇を付与した貫通魔法を我に与えたまえ。テラリア。」

貫通魔法はヘビモスの眉間を貫いてヘビモスは消滅した。

 マリエールは図書館で魔法の本を読んでいるとダンジョンで苦戦しているアンドロイドに呼び出された。ヘビモスだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ