↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
1/6

創造神の始まり

 真っ暗。見渡す限り真っ暗な世界に、四つの光が生まれた。


 しばらくはただようだけ。だが、四つの光があるだけでは、少し寂しく感じられた。


 知性を持ったその光は、真っ暗なその世界の中心に神殿を創った。そして、その周りを囲うように輝く星々を創り出す。


 四つの光は人の形を模すようになり、それらは創り出した星々の管理をするようになった。


 やがて星が増えすぎて管理ができなくなったそれらは、星につき一つの新たなる管理者を創り、それを管理するようになる。



 後にそれらは、神と呼ばれるようになる。宇宙の神だ。



 そうして世界が成立した。創られた管理者――管理神と呼ばれる神が死に、次代に交代し、またその管理神が死に、次代に交代してしばらくたった頃。




 また一つの光が生まれた。

 それらに創られた管理神ではなく、それらと同じ存在。創造神である宇宙の神だった。


 その光は寂しがり屋な光だった。ただひたすらに真っ暗な世界に生まれ、独りぼっち。


 だから、その光は自分と同じ存在を創った。自分と同じ境遇で、自分と同じ考えで、自分と同じ姿の存在がほしかったのだ。


 やがて二つの光も人の形を模すようになり、創られた光はそれの姉と呼ばれた。


 二人の少女。鏡を通して、自身を見ているかのように見えるほどに似ている。




 この世界史上初の双子神である。



 これは、そういう二人の物語だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。