準備と作戦会議
おはこんばんにちは投稿主です。
今回で第9幕(?)です。
デート(仮)に心を躍らせながらある助っ人と服の相談をして気合を入れる明日香
果たしてこの服装選びは吉と出るのか凶と出るのか
(コーヒーの匂い)
リビングで、れいくんがカップを片手に準備してる。
「先に準備してくる」
「おう」
そう言って部屋に戻っていく背中。
(……デート、みたい)
仮だけど。
ただ服見に行くだけだけど。
(それでも)
ちょっと特別。
「……よし」
スマホを手に取る。
かける相手は――
「もしもし」
「るり」
『あ、来た。どうしたの』
声が一瞬で明るくなる。
「今日、れいくんと出かける」
『は!?』
音量。
「ちょ、静かに」
『ごめん無理それは無理』
抑えてはいるけどテンション高い。
「服、どうしたらいい?」
『任せて』
即答。
「でもれいくんに聞こえるから静かに」
『努力する』
ちょっと怪しい。
でも頼れる。
---
クローゼットを開ける。
「まずは無難にいこ」
『うん、最初はそれ』
ワンピース。
シンプルで、落ち着いた感じ。
「……どう」
『いい、めっちゃいい。でも“いつも通りの可愛い”』
「んー……」
悪くはない。
でも、
(せっかくだし)
ちょっとだけ違うのも見たい。
「次」
いくつか試す。
カジュアル寄り。
ちょっと大人っぽいの。
いろいろ着てみるけど――
『なんか違うね』
「うん、違う」
しっくりこない。
「可愛い寄りは?」
『あり』
試す。
ちょっと甘め。
でも、
「……なんか違う」
『あざとい寄りかも』
「それはやだ」
れいくん相手だと、なんか違う。
(自然がいい)
少し考えて。
「じゃあ、これ」
ノースリーブのニットに、軽い上着。
シンプルだけど、ちゃんとしてる。
『……あ、いい』
声のトーンが変わる。
「ほんと?」
『それ“ちょうどいいやつ”』
鏡を見る。
(……うん)
落ち着く。
でもちょっとだけ、特別。
「これにする」
『決定』
---
服を整えながら、
「あとさ」
『なに』
「朔夜に言っといて」
『うん?』
「今日、れいくん誘わないように」
一瞬の沈黙。
『了解』
すぐに察する。
『任せて、完全ガードする』
「ありがと」
これで安心。
---
通話を切って、
もう一度鏡を見る。
(……大丈夫かな)
似合ってるか、とか。
変じゃないか、とか。
ちょっとだけ不安。
でも、
(れいくんと一緒だし)
それだけで、たぶん大丈夫。
「明日香、準備できたか」
下から声。
「今行くー」
返事して、ドアに手をかける。
(……楽しみ)
少しだけ深呼吸して、
私は部屋を出た。
今回の話はどうでしたか?
男の投稿主なりに仮想と想像になけなしの女子の心を混ぜ込んでチャッピーに書いてもらいました
すんません妄想とか言ってますけど決して変態思考じゃないので!堪忍してつかぁさい
今度はイネ花粉だよくっそ By投稿主




