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えらい事にコテコテ恋愛ストーリーになりました。

読んで頂いてありがとうございます。

4人で一緒に行列の出来る食事処で食事を取ってから1日目の朝を迎えた。


部屋から出るとダルクが一人宿の朝食を取っていた。

俺も同じテーブルにつき朝食が運ばれそれを口にした。

その間俺とダルクは剣の技について話しをしてその場を繋いでいた。

俺はダルクの可愛さに顔を直視せず色々とダルクにアドバイスを送った。

ダルクの剣は達人LVの剣であった為にその内容も一般が聞くと、それが剣について語られているものだと言う事が判断出来ないだろうと思われる程の深い部分の話になっていた。


そんな話でダルクと盛り上がっているとミリアが目をこすりながら起きて来た。


「おはよう」


と挨拶を交わすと少し遅れて身なりが整えられたリーも起きてきた。

ミリアとリーが俺とダルクのテーブルに同席すると、しばらくして2人の朝食が運ばれてきた。


「きょモグモグ、どうモグモグ、するモグモグ?」


口に一杯食べ物を入れ話かけるミリア。

時折口の中の物を床にポロポロ落としている。


それを見ていた宿屋の人が凄く嫌そうな顔でそれを見ている。


「ミリアはしたないわよ」


と宿の人の顔色を伺ったのかリーがミリアに注意する。


「はーモグモグ、いモグモグ」


とリーの注意を素直に受け止めてナイフを持つ手で手を上げるミリア、そのナイフに突き刺さっていた芋らしき固形物が、手を上げる勢いでナイフから飛び出し床に3回程跳ねて転げ落ちた。


それを見ていた宿屋の人が顔を赤くしてプルプル震えている・・・どうやら怒っている様だ・・・


そんな事など露知らずミリアは席を立ち、転げ落ちた芋らしき固形物の元に行くとしゃがみ込み・・・口一杯に入っている食べ物を押し込む様に飲み込む。


「3秒ルール、3秒ルール」


と歌を歌うかの様に言葉を発すると、転げ落ちた芋らしき固形物をフォークで刺して、口にホイっと放り込んだ。


それを見た宿屋の人と俺とダルクは口を半開きにミリアの行動に引いていた。

リーはそんな事はお構い無しに礼儀正しく食事をしていた。




食事が終わり改めてミリアが声を掛けた。


「今日どうする?」


そう聞かれ俺は


「行きたい所があるんだ」


と言葉を発した。


以外そうに俺の方を向く3人、そんな事はお構い無く言葉を続ける。


「ミリア少し付き合って欲しんだが・・・」


その言葉に


「ヒューヒュー」


と無表情で煽るリー、口を両手で抑えビックリした顔で頬を赤くするダルク。


「な、何言ってるんだ、そう言う意味では・・・」


それにミリアだって冗談でもそんな事言うと・・・と俺はミリアの方に視線を移す。

以外な事にミリアは俺と目が合うと頬を赤くして目を俺から逸らすのであった・・・


《えっえーーーー!!何おしとやかに女性になってるんだよ》と心でツッ込む俺。


「言っとくけど手は繋がないだからね!!」


とテーブルを両手で叩き頬を真っ赤にしたまま立ち上がるミリア


《繋がねーよ》と心でツッ込む俺。

何か勘違いされている様だが・・・何を言っても無駄だと判断した俺はその誤解を解く事はしなかった。




俺はミリアと一緒に街を歩く。

俺の後ろを3歩程離れた位置で顔を逸らし頬を赤くするミリア・・・


しかしまぁ〜分かっていた事だが・・・改めてミリアを見ると可愛いいな・・・・・・

なっ何を言っているんだ俺はと心をシッカリ持つ俺だったが・・・一度意識してしまうと何だかドキドキしてしまい顔が真っ赤になる。




そんな俺達の背後を歩く影が2つある事に俺とミリアは気が付かない。


「ね、ねぇ、やめようよぉ〜リーちゃ〜ん」


「馬鹿ねダルクこんな楽しい事ほっとけないわよ」


そうリーとダルクであった。




暫く沈黙のまま街を歩く俺とミリア、俺は目的の場所を見つけると立ち止まる。

俺が立ち止まる事に気が付かないミリアは俺の背中にドンと軽くぶつかる、そのせいで足はバランスを崩し地面に転びそうなミリアを俺は抱きかかえて助ける。

俺とミリアの顔が急接近する。

俺とミリアの顔がますます赤くなる。




そんなやりとりを見ていたリーとダルクが身を乗り出し興奮しながら言葉を発する。


「ハァハァ、そのままいっちゃえ」


「ハァハァ、ル、ルーさん、ミ、ミリアちゃん」




急いで立ち上がるミリア、俺に背中を見せて、少し俺の方に顔を向け


「あ、ありがとう」


と一言お礼を言う。


「あ、ああ、それより足大丈夫か?挫いてないか?」


と俺はミリアに質問すると・・・


「うん」


と一言頬を赤く染めながら俺の問いに答えた。


《やっやべぇ〜、か、可愛いい〜なんだよ!ミリアのクセになんて顔するんだよ!やめろよ!ドキドキするだろ!》と地底の奥底まで引き下げていたミリアの評価をスゲー可愛いい女の子の位置まで無理矢理引き上げられた。


「と、ところで何で急に立ち止まったのよ」


と言葉を発すると


「ちょっと寄るよ」


ミリアは俺の1つの目的地である建物に目をやる


「銀行?」


そうそこは銀行で俺はリーからむしり取られた所持Gゴールドを補充すべくここに来たのだ。




俺とミリアが銀行に入っていく姿を見つめるリーとダルク。


「あ、あれ、銀行だよね?リーちゃん?」


とダルクがリーに声をかけるが、リーからの返事が無い・・・どうしたのだろ?とダルクがリーの顔を覗き込むと、リーは不気味に微笑んでいた。


銀行から出てきた俺とミリアを目で捉えると、ダルクは2人を追う様に行動を開始しようとするが、リーがダルクの服を掴み。


「2人を尾行するなんて野暮よ」


とダルクを制止する。

えーーーー!って顔をするダルクにリーは


「こっちよ」


と銀行を指差した。

銀行を指差したリーの顔は禍々しくとても歪んだ笑みであった。

その笑みを見てダルクは心の底から震え上がっていたのであった。




そんな事になっている事とは知らず俺はもう一つの目的地の場所に足を進める。


「ねぇ〜何処いくのよ〜」


と目的地が気になるミリアがさっきからうるさい、大分緊張が解れた様だ。


「着いた、ここだ」


俺はそう言うと目的地の建物に入る。


「魔法防具屋さん?」


ミリアが頭を傾けて建物の看板を読と俺が先に店に入ったのに気が付き


「ちょっと待ってよ〜」


と俺の後を追って入って来た。


店内はかなり簡素だった、商品となる物が一切見当たらない。店も狭く、太陽の光は一切差し込んでいない古びたランプの光だけでその店中を照らしていた。


そんな店の奥にドンドン足を進める俺に対してミリアは腰が引け、俺の服を摘み、周りをキョロキョロして俺に添って歩いていた。


店の奥にはカウンターが有り、そこに頭からスッポリ魔法使いの服を着た老婆が居た。


その老婆を見たミリアは


「ヒィー」


と小さく声を出した。


そんなミリアを無視して俺は老婆に話掛けた。


「身かわしのワンピースはある?」


それを聞いた老婆は無言でウィンドウを開き複数あるアイテムの中から緑色の身かわしのワンピースを具現化させた。


【身からしのワンピース】女性用の服で魔力を込める事無く回避能力が飛躍的に上がる。※男性でも装備出来るが勘違いされるのでやめた方がいい。


「幾ら?」


老婆は非常に小さな声で100000Gゴールドと言った。


それを聞いたミリアが


「はぁ〜ふざけないでよ!舐めてるの?」


と老婆に睨み付けカウンターに肩腕を置いて威嚇する。

そこから暫く老婆とミリアのやり取りが続き・・・


何故かピンクの【身かわしのワンピース】と【木彫りの熊】【木刀】【何処か分からない街の旗】の3点のアイテムが付いて100000Gゴールドになった。


俺はそれを支払うと俺とミリアはその店を後にした。

店から出る際に老婆の方に目をやると、店に入た直後より大分老けた様な気がしたのは俺の気のせいであろうか?


「今日は付き合ってくれてありがとう」


と俺はミリアに言うと


「気にしないでよ、それより女性癖があるとは以外だったわ」


「・・・・」


「また言ってよ、男一人だと買いにくいでしょ?」


《また訳の分からない事を・・・・》


「俺が着る訳ないだろ」


「じゃー誰が着るのよ・・・あっダルクね、可愛いもんね〜あの子、きっと気にいるよ」


と俺の胸を膝で突いてくるミリア。


「お前だよ」


「え?」


歩みを止めるミリア


「な、何言ってるの100000Gゴールドもするのよこれ!!」


「それが何か問題でも?」


「ホントに私にくれるの?」


し下を向くミリア


「ああ」


暫く沈黙後・・・


「そっか・・・ありがとう」


と顔を上げてまんべんな笑顔を俺に浮かべてみせた。

ミリアの笑顔はとても可愛いくて俺はその笑顔に時間が止まった様に見惚れていた。

ここまで読んで頂いてありがとうございます。

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