おにぎらず
新妻さん
「旦那様、旦那さま」はぁと
旦那さん
「なんだい僕の新妻さん」でれでれ
新妻さん
「最近『おにぎらず』なる料理が流行っているのをご存じですか?」
旦那さん
「ああ、聞いた事あるね。おにぎりの具材を握らずにそのままパックにしたものでしょ? 美味しいよね」
新妻さん
「じつは私、あれに着想を得て新しい料理を作ったのです!!」どやっ
旦那さん
「おお! それは素晴らしい。新妻さんの料理は最高だからね。それで、どんな料理を作ってくれたのかい??」
新妻さん
「はい! それは『料理作らず』です! 握るどころか、むしろ料理を作っていないのです」えへへ(≧∇≦*)
旦那さん
「おっと! 僕のお嫁さんは不思議ちゃんだぞ! 流石に料理を作らないって発想は驚いたなぁ!」
新妻さん
「そうでしょそうでしょ♪ えへへのへ♪ それで――
スマホの連絡先に入ってた《明美》って誰だオイ?」
旦那さん(黒
「ひぇっ!!」びくぅ!
新妻さん
「最近帰りが遅いなと思ったらコレだ。興信所に頼んでちゃんと証拠もあんだぞ、ってかこっちの目を見ろ」ぶち切れ
旦那さん
「は、はいぃぃぃぃぃ」
旦那さん(黒
(やれやれ、握られたのはおにぎりじゃなくて弱みってことか……)滝汗
上手に纏めたけど旦那さんはこの後ぶっ殺されるよ終わり




