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第2話

転生して3年、自力で歩けるようになり話せるようになりようやく色々見えてきた。


我が家はシュステル聖教国というこの世界の唯一の宗教【聖教】の総本山の国の直系王族にあたる家系なんだそうだ。


今朝兄弟みんなが朝食の席につく頃には父ファルノールは済ませており

「朝のお勤めだ」

といやらしい笑みを浮かべて早々に懺悔室に向かっていった。


父様ー!懺悔ってそんな楽しい感じなの?

この心の声は漏れたら終わりのやつ


母ミリテナはその笑顔にうっとり見惚れている

「旦那様のその勤勉さは素晴らしく尊敬にたえません」


気づいてー!母様!たぶん父様いい人じゃないよー



父が扉を閉めたのを確認してから長男ドークスは兄弟にむけて自慢を始めた。

この度10歳を迎えたことでジョブ判別の儀が行われるらしい。

そこで父から大きな期待をかけらていることを誇らしげに話していた。

なんなら判別の儀の前に父が保険の意味も込めて職権濫用して判別してもらって大司祭のジョブとなるらしい。




後継者としては間違いないね

就職安泰おめでとー!





ん?待て待て!

俺は判別される前にもう自分の知ってるけども、マズいやつか?

それより宗教国家で七つの大罪大丈夫かなぁ

異端だー!ってなる未来しか想像できない

とりあえず10歳までは執行猶予あるからまずは色々勉強しよう。





そしてその七つの大罪だが


強欲なのだが


全っ然使えねー!!

発動する気配がまるでない

もしかしてゴミスキルなのか

少しずつ文字が読めるようになってきてるから書庫に行って探ってみようと思う。






そういえばたまに視界の隅にステータスが画面光ってるの何だろうか?

もしかしてって期待込めて開いてもスキル増えてないから気にしないでおくようにしてる。

ステータス画面さんは寂しがり屋さんなのかなぁ


生存競争を生き抜くためにもひとまず書庫だな!

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