第45話 進撃1
今回は説明回です
バルムーザにやまとが停泊してから五日目
やまとにいた、全ての陸上自衛隊員がやまとから降りて着々と帝都へと侵攻する準備を進めていた
山本艦長「宮崎陸将、全連隊は準備出来ましたか?」
宮崎陸将「80%くらいは準備完了ですね」
山本艦長「ふむ、分かりました」
やまとから車両が多数降りてきた、大量の武器弾薬や医療物資、食糧、燃料がバルムーザに降ろされている
隊員1「これから、本格的に俺達第3連隊も戦争に参加しなきゃならないと行けないのか」
隊員2「ああ、俺達第2連隊も参加しなきゃなぁ」
隊員3「それが俺達だろ、今まで切り抜けて来たんだ、だから、今回も大丈夫さ」
隊員4「だが、慢心は危険だぞ、慢心をしたら旧日本軍みたいになっちまうからな」
ボロボロになった第1連隊は再編成された、第2、3連隊は重装備になった
航空自衛隊も第1航空団までもが出撃準備を整えていた
コンコン
戦闘指揮所にノックする音が鳴り響いた、扉が開くと通信兵が立っていた
通信兵「レジスタンスから連絡です、約八割方の国が独立しました、後は帝都周辺の国家のみです」
この知らせは帝都周辺に帝国の精鋭部隊が沢山の集まっているという知らせでもあった
山本艦長「これは激戦が予想されますね」
宮崎陸将「だが、帝都を包囲できるぞ」
坂本空将「ですが、帝都なので兵糧攻めは難しいかと」
宮崎陸将「そこは空自の空襲で徐々に戦意を喪失させて降伏に持ち込もう」
山本艦長「いや、民間人への攻撃は駄目だ、正規軍と正々堂々と交戦して殲滅したら降伏に持ち込ませることが出来るだろう」
山本艦長のこの提案に会議に出席していた面々は頭を抱えた
宮崎陸将「艦長、その作戦になると我々に多大な損害が出ますよ」
その意見が出ることを覚悟していた山本艦長、彼は次にこう話した
山本艦長「ええ、確かに、我々にも損害が出るでしょう、しかし、この戦争に民間人の犠牲がほとんど無く勝利したら、我々はこの大陸中の国と良い関係が結べるでしょう、そして、我々はこの世界で生きていくことが出来るでしょう」
この山本艦長の主張には説得力があったのか、各々は理解したような顔をした
そして、会議は山本艦長の意見に会議室にいた全員が賛同した
坂本空将「それで今回の作戦はどのように?」
宮崎陸将「第1、2、3連隊を出撃させようと思う」
坂本空将「ならば、航空隊も派遣しましょう」
山本艦長「指揮官は?」
宮崎陸将「第1連隊長の立木一等陸佐だ」
山本艦長「分かりました...通信兵!全部隊に進撃命令を出せ!」
山本艦長の命令は通信兵を通して全部隊に行き渡った
バルムーザ
無線「全部隊に告ぐ、目標へと侵攻せよ!」
車両のエンジンが一斉にかかった、バルムーザ中に自衛隊の車輌のエンジン音で埋め尽くされた
隊員2「よし、出せ!」
?「こちら、第2連隊長の畠岡だ、第2連隊出撃準備完了!先導する」
隊列の一番先頭を行く第2連隊が進み始めた、中央には再編成した第1連隊、一番後ろは第3連隊が守っていた
立木一等陸佐「こちら、第1連隊長の立木だ、第1連隊出撃準備完了!第2連隊に続く」
第1連隊は少し隊員数が少なくなったが、新品の車輪と武器を手にしていた
?「こちら、第3連隊長の鈴木です、第3連隊出撃準備完了!第1連隊をカバーする」
第3連隊は後ろと第1連隊の援護をするのが任務である
バルムーザ出発から1時間
帝都攻撃隊は森の中を進んでいた、鳥の声や虫の声があちらこちらから聞こえてきた
隊員1「随分と深い森だな」
隊員5「迷いそうですね」
自衛隊員達はこの深い森に入ったことによって警戒心を高めていた、それと、同時に不安も高まっていくのを感じた
畠岡一等陸佐「こちら、畠岡一等陸佐、全車両に告ぐ、先頭車両が開けた場所に出た、繰り替えす、先頭車両が開けた場所に出た」
その無線は360度、攻撃されるという合図でもあった
隊員達は開けた場所がどんな風になっているのか気になって窓の外を眺めた、そして、森を抜けて開けた場所へと風景が移っていったが、そこにあったのは...
隊員2「嘘だろ?」
隊員3「戦場...」
窓を眺めていた自衛隊員達が見たのは煙がもくもくと立ち上がり、地面には沢山の死体が一面に広がっていた
隊員4「一体ここで何があったんだ?」
隊員6「服装を見ても帝国軍の正規軍とメカリ王国軍の正規軍だな」
隊員達がこの戦場の分析を始めていた時、無線がなった
無線「こちら、立木一等陸佐、全車停止せよ、繰り替えす、全車停止せよ」
立木一等陸佐の命令で隊列は停止した、停止すると、隊員達は敵がいつこよとも動けるように辺りを警戒していた
無線「前方に敵の部隊発見、部隊規模は不明、しかし、師団以上というのは確かだ、これより攻撃態勢に入る、全車予定の位置に移動せよ!」
立木一等陸佐の指示で当初から計画されていた、攻撃陣形へと変わっていた、個々の車輌が一つの生き物のように変わっていったのだ
次回は戦闘回です




