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この世界はラノベなんかよりよっぽど面白いっ!  作者: 御堂寺祐司
■エピローグ
29/29

この面白い世界を


「せんぱい、せんぱい! 見て下さいこの新刊っ! 表紙のイラストに惹かれて買ったんですけど、なかなかの掘り出しものですよ!」


 そんな風に喜々とした声で、瞳を爛々と輝かせながら、カバーすらつけていない剥き出しの文庫本を突き付けてくるのは。


 ……なんて、今更言う必要もないとは思うが。


 ラノベ狂いの暴走機関車合法ロリJKこと、天津ニコだ。


 差し出された表紙に描かれているのは、衣服をはだけた童顔ヒロインが頬を染めつつも胸の谷間を見せつけてくるという、なかなかに攻めた印象のイラスト。自分が気に入ったものを俺にも見せたいっていう、その気持ちはまあ分かるのだが。


 ……出来れば、時と場所を考えてはもらえないだろうか。


 ここは――昼休みの教室。各々が思い思いの方法で限られた休息時間を満喫する中、俺の机に横付けしたニコは、ニコニコと微笑みながら持参した弁当箱を広げている。



 ――あの騒動から、すでに一週間だ。


 過去のトラウマに一応の決着をつけた俺は、失っていた自信と信念を取り戻し、


 新たな希望と情熱を胸中に抱きながら、


 輝かしい一歩を踏み出したのだ!


 …………なんて。


 踏み出した……はず、だったんだけどなあ……。


 まあ、ぶっちゃけてしまうと……



 ……なんか……あんまり()()()()()()



 ニコが消息不明となっていたこの数日、その間の記憶が周囲の皆には無いようで。ニコの力による ものなのだろうが、まるでニコが不在となっていた事実自体が初めから無かったかのように処理され、周囲のニコへと示す態度は以前のまま。


 結局ニコも、以前と同様、昼休みになると弁当持参で遊びにくる日々で。


 あの騒動はなんだったのかと自問せずにはいられない程……変わっていない。


 まあ、それでも。全てが元のままというわけでもなくて。


 まず、あの出来事の翌日から、ニコはちゃんと登校するようなった。


 ニコが周囲から避けられている状況は相変わらずだが、早苗や蛍が頻繁に顔を見せに行っているおかげもあって、だいぶ改善してきてはいるらしい。


「学校に行く意義はやっぱりまだ分かりませんが――せんぱい達が心配するようなのでちゃんと行くようにしますよ」とは本人の談。


 あくまで仕方なくという風を装ってはいたものの、ニコ自身、まんざらでもなさそうに見える。


 そして、もうひとつ変わったことと言えば――


「ちょっと天津さん、本はしまいなさい! 今は食事中よ? 祐介だって困ってるじゃないの!」


 何故か我が幼馴染までが、この昼食会に同伴するようになったこと。


 唐突に「私も一緒に食べるから! 拒否権は無いから!」と押しかけてきて、その理由を聞いても「負けらないのよ!」と鼻息を荒くするだけ。なんのこっちゃ。


「ぶうう。なんですか、別にいいじゃないですか、相変わらず由香子先輩は真面目ですねえ。かのソンブレロ銀河にあるという真面目惑星からやってきた真面目星人ですねえ」


「はあああ? 意味は全然分からないけど、なんかムカツクわね! 天津さん、こっちに戻って来てからやたらと生意気になってないかしら?」


「それは、そうですよ。だって私達は……敵同士ですし?」


 よく意味の分からないニコの言葉に、何故か由香子は少しだけ嬉しそうに口元を緩めた後、艶やかな黒髪をファサと掻き上げる。


「あーら、まだ戦うつもりだったの? 私はてっきり、勝ち目がなくて早々に逃げ出したのかと思っていたわよ」


「由香子先輩こそ、せっかくのチャンスを棒に振ったことを後悔しないでくださいね」


 俺を挟むように対峙しながら、なにやら火花らしきものを散らしている二人。高まっていく不穏な空気に、この場から逃げ出したいと本気で思い始めていると、


『おお――』


 すぐ隣から聞こえてきた感嘆の声。俺は半眼を向ける。


「――で、なんでお前らまでいるわけ?」


「あ、おかまいなくっす」

「いや、あの……す、すいません」


 隣の席で仲良く弁当箱を広げているのは蛍と早苗。


 再度ここに居る理由を問うと、二人はメンチを斬り合っている女生徒二人を一瞥した後、綺麗に声を揃え、こう答えた。


『なんか見てると面白そうだから?』

「今すぐ自分のクラスへ帰れ!」


 こいつら、完全に高みの見物を決め込むつもりでいやがる。


「とにかく天津さん! 今は食事中なんだから不適切な行動は控えること。いいわね?」

「分かりましたよう。せんぱいを困らせることは私も本意ではありませんからね。ご飯時ぐらいは大人しくしてますよ」


 と、ニコは自分の弁当箱から卵焼きを一つ摘まむと、それを俺に突き付けてきた。


「はい、せんぱい、アーン」


「言ってる傍から何をしてるのよアンタはあああああああ!」


「? なにって……別に普通ですよ? せんぱいは我が家の卵焼きが好きなんですよ。だから、以前からこうやってあげてましたけど?」


「ちょ、ゆうすけ! ほんとなの!?」


「……えっと、それは、まあ」


 若干の気恥ずかしさを覚えながら頷くと、由香子が顔を真っ赤にして「キイイイイ!」と奇声を上げた。本当にそう言って悔しがるやつ始めて見たよ。


「だ、だったら私のも食べてよ! ほら唐揚げあげるから! コレ、私が作ったのよ!」


「あ、由香子先輩、いましれっと家庭的アピール入れましたね。ずるいです! 計算高いです! せんぱい騙されないでくださいね! この計算高さ、先輩に一服盛るぐらいのことは平気でしかねませんよ!」


「なっ!? 由香子、お前まさか俺を毒殺―――」


「なんでよ! 私のことをなんだと思っているのよ! これは私が朝早く起きて作った唐揚げよ、美味しいんだから! とってもジューシーなんだから!」


「ほう……とっても、呪ー死ー、ですか」


「由香子、やっぱりお前……」


「不吉過ぎる当て字をつけるのはやめて! それ、明らかに毒よりもやばいものが入ってる感じじゃない!」


 段々とヒートアップしていくやりとりに、教室中の視線が集まり始める。


「祐介はね、昔から揚げ物が好きなのよ!」


「そんなことないですう、せんぱいは甘党なので、砂糖たっぷりの甘々卵焼きの方が好きなんですう」


「な、なあ、お前らもう少し声のトーンをだな――」


「せんぱい!」「ゆうすけ!」


「は、はい!?」



「せんぱいはどっちが好きなんですか!」



「へ、いや、べつにどっちが好きとか……って、お前ら箸の先におかずをつけたまま躙り寄ってくるな! なんか怖えよ!」


「祐介がちゃんと答えないからでしょう!」


「そうです! ハッキリさせて下さい!」


 完全に据わった目でじりじりと迫ってくる女子二人。そして――


「わたし(の唐揚げ)と!」


「わたし(の卵焼き)!」



『どっちを選ぶの(ですか)っ―――!?』



 教室中に響き渡った声に、周囲の喧騒がピタリと静まった。


 そして、直後―――ザワリと沸き立つ不穏な空気。


「え? なに? どういうこと?」「なんでも岩岡君がニコちゃんと柊さんのどっちを好きなのかって――」「いや、二股がバレて修羅場の最中なんだとか――」「いやいや、本命は別にいてあの二人とは所詮遊びで――」「美少女二人に迫られるとか、リア充頓死しろっす」「え? 岩岡の奴が一緒にご飯食べてる女子4人全員と関係を持ってるって?」「…………岩岡君サイテー」


 あああああああああああああああああああああ! なんなのこれっ!


 やっぱりなんにも変わってねえ! 結局どうしたって俺だけが被害を被ることになるこの状況! せめてここだけは変わっていて欲しかったわ! 


『お―、やんや、やんや!』


「お前ら二人もなに伝統芸能でも堪能したかのような表情してやがる! 観客ポジションにもほどがあるだろ!」


 パチパチと拍手までしている蛍と早苗。もう一幕やれば、お捻りでも飛んできそうな勢いだ。絶対にやらないが。――というかだな。


「……なあ蛍、お前いましれっと混じって毒吐いてなかったか?」


「はて? なんのことっすかね……」


 相変わらずの眠たげな瞳でヘラっと笑う。こ、こいつ――!


 睨みつける俺から顔を逸らして窓の外を眺める蛍。すると俺に対しての興味をもう失ったかのように欠伸を噛み殺す。いかにもつまらなさそうな、物足りなさそうな表情。


 そんな表情を浮かべる蛍の心情が――実は言えば、俺も分からなくはなかった。


 刺激に飢えている。


 空想世界で繰り広げた魔王やゴーレムとの戦い。あれほどの経験をしてしまった今となっては、こうやってのんびりと弁当をつつく光景は幸福そうで微笑ましくとも……どこか物足りない。


 それこそニコと由香子の茶番でさえ思わず見に来てしまうほどに退屈なのだ。


 じゃあ、もう一度あの世界に行けばいいのでは? ……と、そう思うかもしれない。


 だがそう簡単な話じゃあないんだ。


 実は、こっちに帰還して以来、ニコの周りでおかしなことが起きなくなった。


 ニコに直接確かめたわけではないが、少なくとも超常と呼べるような現象を、俺達はなにひとつ確認できていない。


 ニコの力が無くなったのであれば、平穏を愛する俺にとっては吉報以外のなにものでもない。ラノベのことを認められるようになった今でもその想いは変わらない。ニコと約束した小説の取材だって、そもそもあんな異能に頼らずとも出来ることなのだ。


 変わらない日常の中で、一番大きく変わったのは非日常の部分。実に喜ばしい。



 ……だけど、なんだろうか―――このしっくりこない感じは。



 俺は目の前でぎゃあぎゃあ言い争っている女子二人の声を聴き流しながら、蛍の視線を追うように、窓の外に浮かぶひつじ雲をただぼんやりと眺めていた。



 ――とまあこんな感じで平穏無事に日々は過ぎていく。

 


 放課後。部活帰り。


 見上げる空は薄暮に暮れ始めていて、ずいぶんと陽が短くなったものだと実感する。


 部活を終えた俺とニコは駅へと続く大通りを並んで歩いている。由香子は用事があるとかで早々に帰ってしまっているので、今はニコと二人きりだ。


 車道脇の歩道。すぐ近くを通り過ぎていくトラックを見送りながら、「そういえば、ここで死んで異世界転生をしかけた、なんてこともあったなあ」と思い出す。


 その時の光景を思い返して感じるのは――何故か郷愁にも似た物悲しさ。


 いや、トラックに轢かれた経験を思い返して、どこか切なく感じるって、もう相当ヤバイ領域にまで足を踏み入れてる感あるが。それでもやはり当時のことを振り返ると、妙に懐かしくも感じてしまう。


 俺の書いた物語の世界でニコは言っていた。


 この現実を否定し続けて……気づいたらあの能力を使えるようになっていた、と。


 その力が無くなったってことは、この世界を、現実を、少しは認められるようになったということなのかもしれない。


 それは間違いなく喜ばしいことなのだろう。だから、それを物足りなく感じるなんて間違っているに違いない。


 それでも……。


「せんぱい、ここで私達―――一緒に異世界転生、しましたよね」


 同じことを考えていた、という事実に胸がドキリと跳ねる。


「……ああ、そうだな。お前に突き飛ばされて、馬鹿でかいトラックに吹き飛ばされたっけな」


「そ、それは悪かったですよう。謝ります。ごめんなさい。――でもでも、あの時は先輩と異世界転生できるかもって思ったらテンション上がっちゃって! 湧き上がる衝動が抑えきれず! ついカッとなってやっちゃったというか!」


「言っておくが、それ最後の方は完全に犯罪者の台詞だからな」


 ニコは俺の指摘をスルーすると、どこか遠くを眺めるような表情を浮かべる。


「……でも、楽しかったなあ」


 夕暮れの赤光を受けて染まる横顔。俺は無意識にうちに尋ねていた。


「なあ、お前あの異世界転生から帰ってきた後、また一緒に行きたいって言ってたよな。……今でもそう思うのか?」


 ニコは、んー? と人差し指を顎にあててしばし逡巡したあと、「……いえ、今はこっちの世界の方がいいですかね」と答えた。


 まさかそんな言葉をこいつの口から聞ける日がくるとはな。

 少しだけ寂しくもあり、それでもやっぱり純粋に嬉しくもあり。


「そっか」


「まあ、行ったら行ったで、きっと楽しいんでしょうけどね。でも今は―――」


 少しだけ早足で前に進んだあと、くるりと振り返る。



「今は、せんぱいと一緒にこうやって帰れる――そんな現実が、どんなキラキラしたライトノベルよりも楽しくて―――面白いんです」



 赤銅色に染められてなお、ほんのりと染まる頬。


 光を反射して輝いて見えるその姿に、不覚にも胸が高鳴るのを自覚する。

 二人の間に流れる空気が、急激に密度を増した、気がした。


「ニコ……」


「せんぱい……」


 俺は一歩、ニコへと身を寄せ、まっすぐにニコの顔を見つめる。潤んだ瞳に息を飲み、微かに聞こえる吐息に、ゴクリと喉を鳴らす。


 やがて沈黙を破ったのは――――



 携帯のバイブ音だった。



「おっと電話です! あ、友達からです! 今度一緒にお茶する約束してるんですよ!」


 と言って、さっさと通話を始めてしまうニコ。


 な、なんだよおおおおおお! 今いいところだったのに……って、いやいやいやいや、違うぞ? 俺は別にニコのことなんかなんとも思ってないから! ……ふ、ふんだ! なんとも思ってないんだからねっ!


「あ、ハイハイ――ですです。そうなんですよう。困っちゃいますよね、あははは――」


 やたらと親し気な語り口調に、コイツにも友達が出来たんだな、と安堵の息を吐く。


「え? はい……ああ、いますよ」


 そう言って、チラリとこちらを向き、意味深な笑みを浮かべるニコ。


 ん? なんだ? 俺のことを話しているのか?


 それからニコは通話相手となにやら小声で話を続けたあと、

 俺に向けて、おもむろに自らの携帯電話を突き出してきた。


「はい、せんぱい。―――話がしたいそうですよ?」


「……は? いや、お前の友達に俺のことを知っている奴なんていたか? 共通の知り合いなんていつもの4人ぐらいしか―――」


 その4人もついさっきまで一緒の部室にいたわけで。きっと通話しているのは違う相手のはずだ。


 ……じゃあ、誰だ?


 話をするように促してくるニコに押し切られ、渋々携帯を耳に押し当てる。


「あ、あの……もしもし―――」


 探るように告げた言葉に、返ってきたのは――


「……お久しぶりですね。お元気そうで何よりです」


 やたらとかしこまった口調の、女性の声だった。


 優しく穏やかな。軽やかな鈴の音を連想させる、心地の良い声色。


 ――誰だ? 声には聞き覚えがあるような気がするんだが――


 どうしても思い出せずに首を捻っていると、その相手が嬉し気に言葉を続けてきた。


「あのあと、どうされていたのか少し心配していたのですけど……ニコさんから二人で仲睦まじく過ごしていると聞いて安心しました」


「はあ、仲睦まじく……あの、失礼ですが―――」


「あ、そういえばまだ名前を教えていませんでしたね。失礼しました。私の名前は――」


 そういって告げられた名は―――なんと、



「パインボイン☆プルルンルン、と申します」



 ……やっぱり知らない名前だった。


 え? というか、これ名前なのか?


 自信ありげ(そう聞こえた)に名乗った相手に、どう反応すべきか困惑していると。不意に頭の中を走る閃光。


 ……待てよ。俺は、知っている?


 そうだ。俺は知っているじゃないか。このイタイタしくて、壊滅的なまでに酷い、ネーミングセンスを。それこそ自分の管理する世界に「ラブラブ☆ホーリー~~」なんて最低最悪な名前を付けてしまう程の――!


「……ま、まさか、あんた! ……あの時の、めがみ――――」


 おれの言葉を遮るようにクスリと笑うと、電話越しの声は告げた。


「近いうちに、またお会い出来るのを楽しみにしていますね……もちろん、今度は()()()()()()で」


 それだけを言い残し、通話は切れてしまう。


 ツーツーと鳴り続ける電子音を聴きながら、呆然と立ち尽くす。


「せんぱい、どうかしましたか?」


 きょとんを首を傾げる後輩女子に携帯を突き返し、思考をまとめること約十秒。


 なるほど、そうか……つまりは、そういうことかよ。


 ニコは――例の力を失ってなどいなくて。


 それどころか超常たる存在と茶飲み友達になってしまうぐらいには、非常識なことをしでかしていて。


 ニコの力が無くなったことが喜ばしい……とか。

 嬉しいけれど、どこか寂しくもある……とか。

 そんなことを感慨深げにモノローグで語っていたことが酷く滑稽に思えた。


 いや、つーかね、もう恥ずかし過ぎて、思わず頭を掻きむしらずにはいらねえわ!


「せ、せんぱい? どうしたんですか!」


「うるせえっ! バカ! アホ! なんちゃって幼女!」


「ふええええ!? なんなんですか、いきなり!?」


 ショックを受けたような表情を浮かべるニコをチラリと睨んでから、結局またあの非常識な日々が始まるのかと、肩を落とす。


「はああああああああああああああ――」


「いきなり罵倒されたと思ったら、今度は人の顔を見て盛大に溜息を吐くとか! ほんと、なんなんですかせんぱい! いくら私でも終いには泣きますよ! ほらもう涙がいまにも溢れそうですよ! さーん、にーい、いーち―――うわあああああああん!」


 わざわざカウントダウンする必要があったのかと疑問に感じながら、


 無意識のうちに口元に浮かんでしまうのは苦笑まじりの笑み。


 ……はは……でも、まあ、こんな日常も―――



「……楽しい、かもな」



「なにが!? 今の流れに楽しい要素なんてありましたか!? 人を泣かせておいて楽しいとかどんだけドSなんですか―――って、せんぱい、ちょっとおおおおお!?」


 ニコを置き去りにして歩き始めると、非難めいた声があとからついてくる。


 見上げた空に太陽はすでに見えなくなっていて、赤光と群青が絶妙に混じり合う光景は、どこか非現実的なまでに美しい。


 ――それこそ、どこかの異世界にでも繋がっていそうなぐらいに。


 そんな世界の境界に抱かれ、背後からトトトトと駆け寄って来る足元を待ってから、


 俺はまた歩き出す。


「ほら、さっさと来ないと置いてくぞ」


「ちょ、せんぱい、待ってくださいよおおおおおお―――!」



 この、ラノベよりも面白くて滅茶苦茶な、現実世界を。




     ~ 完 ~


これにて完結です!

ここまで読んでくれた皆様、本当に、本当にありがとうございました!

感想、ご意見など頂けると嬉しいです!

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― 新着の感想 ―
[良い点] エピローグだけれど、その後もキャラ達の日常が続いて。ラノベを読んでいる者として、嬉しいです。私は、主人公が後輩キャラによってやれやれ言いながら付き合うのは好きなのでとても面白かったです
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