第54話 願望の部屋
白い光に呑まれた瞬間、音が消えた。
リアの声も、セイラの声も、ミナトの軽口も、カナタの足音も、神楽坂の呼吸も。
何も聞こえなくなった。
代わりに、懐かしい匂いがした。
味噌汁の匂い。
朝の空気。
少しだけ冷えた廊下。
俺は、玄関に立っていた。
見慣れた靴箱。
壁にかかった鍵。
澪が昔貼ったまま剥がし忘れていた、変な猫のシール。
実家だった。
いや、実家に似た場所だった。
本物ではない。
そう分かっているのに、胸の奥が勝手に締めつけられる。
奥の部屋から、声がした。
「お兄ちゃん、いつまでそこにいるの?」
息が止まった。
澪の声だった。
聞き間違えるはずがない。
少し呆れたような、でも笑っている声。
「ご飯冷めるよ。早く入ってきなって」
俺は一歩も動けなかった。
頭では分かっている。
これは願望の部屋だ。
灰原ナギが作った、欲しかったものを見せる場所。
この扉の向こうにいる澪は、本物じゃない。
それでも、足が動きそうになる。
会いたかった。
ずっと。
何度も思った。
夢でもいいから、声だけでもいいから、もう一度だけ会いたいと。
俺は、かすれた声で名前を呼んだ。
「澪」
奥から足音が近づいてくる。
ぱたぱたと軽い音。
何でもない日常の音。
その音が、今の俺には一番残酷だった。
廊下の先に、澪が現れる。
ゆるいパーカー姿。
少し寝癖のついた髪。
手にはマグカップ。
生きている。
笑っている。
俺を見ている。
「何その顔。幽霊でも見た?」
ふざけた言い方まで、記憶の中の澪そのままだった。
俺は、言葉が出なかった。
澪は首を傾げる。
「お兄ちゃん?」
その瞬間、胸の奥が崩れかけた。
ここにいたい。
このまま靴を脱いで、リビングに行って、くだらない話をして、味噌汁を飲んで、澪に「遅い」って文句を言われたい。
それだけでいいと思いかけた。
真実なんていらない。
神楽坂のことも、管理局のことも、ダンジョンのことも、全部どうでもいい。
澪がいるなら。
ここでいい。
そう思った瞬間、視界の端に文字が走った。
対象:黒瀬澪
嘘:ここにいる
危険:帰還意思の低下
備考:願望部屋
俺は歯を食いしばった。
違う。
これは澪じゃない。
でも、じゃあ偽物だからいらないのか。
そう言い切れるほど、俺は強くなかった。
澪は少し寂しそうに笑う。
「入ってこないの?」
俺は拳を握る。
「……入りたい」
正直に言った。
「めちゃくちゃ入りたい」
澪は黙っている。
「でも、今は入れない」
「どうして?」
「一人で入ったら、戻れなくなるから」
澪の表情が、ほんの少しだけ揺れた。
俺は目を逸らさなかった。
「会いたかった。声が聞きたかった。お前が生きてる場所に帰りたかった」
声が震える。
「でも、ここで納得したら、俺はたぶん全部止まる」
澪は何も答えない。
俺は玄関の外へ、一歩下がった。
「ごめん。今は戻る」
澪が、小さく笑った。
「そっか」
その声は、俺の願望なのかもしれない。
ナギが作った反応なのかもしれない。
それでも、少しだけ救われそうになった。
「じゃあ、ちゃんと戻ってきてね」
俺は答えられなかった。
次の瞬間、玄関も、廊下も、澪の姿も、淡い光にほどけていく。
消える直前、視界にもう一つ表示が走った。
対象:願望部屋
嘘:失ったものは戻せる
危険:閉鎖
祈り:それでも会いたかった
祈り。
その文字を認識した瞬間、俺は灰色の街へ戻っていた。
駅前広場。
誰もいない商店街。
灰色の空。
だが、そこには俺一人ではなかった。
少し離れた場所に、リアが膝をついていた。
彼女の前には、半透明の配信画面が浮かんでいる。
『リアちゃんは悪くないよ』
『ずっと好き』
『何があっても嫌いにならない』
『失敗しても許すよ』
『戻ってきてくれてありがとう』
優しいコメントだけが流れていた。
罵倒はない。
切り抜きもない。
責める声もない。
リアは画面を見つめ、唇を噛んでいた。
「リアさん!」
俺が駆け寄ると、彼女はゆっくり振り返った。
「黒瀬さん……」
「大丈夫ですか」
「うん。大丈夫じゃないけど、大丈夫」
リアは立ち上がる。
コメント欄がざわめく。
『行かないで』
『ここにいればいい』
『外は怖いよ』
『また叩かれるよ』
『ここならずっと愛されるよ』
リアは、その画面を見た。
目が少し潤んでいた。
「これ、すごいね」
彼女は笑おうとして、うまく笑えなかった。
「私が欲しかった言葉、全部ある」
俺は何も言えなかった。
リアは画面に向かって言う。
「叩かれないの、嬉しい。嫌われないのも嬉しい。失敗しても許してくれるコメントだけなら、たぶん私はずっと笑っていられる」
コメント欄が明るく輝く。
『そうだよ』
『笑ってて』
『リアちゃんは悪くない』
『ずっとここにいて』
リアは、ゆっくり首を横に振った。
「でも、違うんだよね」
画面の光が少し揺らぐ。
「配信の私は、全部本当じゃない。明るく見せてる時もあるし、怖いの隠してる時もあるし、かわいく見せようともする」
リアは、自分の胸に手を当てた。
「でも、それが全部偽物ってわけでもない」
画面のコメントが乱れる。
『ここなら怖くない』
『ここなら傷つかない』
『ここなら完璧でいられる』
「完璧じゃなくていい」
リアは、はっきりと言った。
「嫌われても、戻る。叩かれても、考える。見せるかどうか、自分で選ぶ」
その瞬間、配信画面が割れた。
光の破片が、リアの周囲へ散っていく。
破片の一つが、小型ドローンの形になった。
リアが驚いたように手を伸ばす。
ドローンは小さく震え、再起動した。
「……戻った」
リアは息を吐く。
「配信ドローン、さっきまで使えなかったのに」
俺は鑑定する。
対象:白峰リアの配信ドローン
嘘:なし
備考:願望部屋突破により記録機能復帰
「願望部屋を抜けたことで、機能が戻ったみたいです」
「そういう仕組みなんだ」
リアはドローンを見つめる。
「じゃあ、みんなも何か得てるかもしれない」
俺たちは周囲を見た。
街の別の場所で、金色の光が弾けた。
九条家の紋章が空中に浮かび、すぐに崩れる。
その下に、セイラが立っていた。
彼女の足元には、破れた契約書のような光が散っている。
「セイラさん!」
セイラは髪を払い、こちらへ歩いてきた。
「遅いですわね」
「今戻ったところです」
「なら許します」
リアが呆れたように言う。
「九条さん、願望部屋でもその調子だったの?」
「当然です」
セイラの背後には、豪奢な屋敷の幻が薄く残っていた。
家族に認められ、全ての権限を渡される場所。
けれど、彼女は戻ってきた。
セイラは静かに言う。
「認められたい気持ちは、確かにありましたわ。家に、探索者たちに、自分が見下してきた人々に」
彼女は足元の破れた光を見る。
「ですが、与えられた承認に所有されるつもりはありません」
手をかざすと、周囲の街灯や標識が一斉に反応した。
ぎぎ、と音を立て、灰色の街の一部が彼女の操作に従う。
セイラが目を細めた。
「なるほど。願望を退けたことで、この街の一部の使用権が得られたようですわ」
リアが言う。
「チートじゃん」
「努力の成果です」
「今の努力って精神的なやつでしょ」
「精神も資産ですわ」
ミナトの声が、近くの雑居ビルから聞こえた。
「名言っぽく言えば何でも通ると思ってる?」
彼は端末を片手に、薄暗いビルの入口から出てきた。
いつもの軽い笑みを浮かべている。
ただ、目元には少しだけ疲れが残っていた。
「ミナトさん」
「やあ。みんな無事?」
リアが聞く。
「何見たの?」
「俺が誰も傷つけてない世界」
ミナトはあっさり答えた。
けれど、声は軽くなかった。
「情報を売っても炎上しない。誰も壊れない。俺はちょっとずるいだけの情報屋。最高に都合よかったよ」
セイラが言う。
「それを捨てましたのね」
「捨てたっていうか、持って帰れなかった」
ミナトは端末を掲げる。
「代わりに、隠されたログが見えるようになった」
端末には、灰色の街を走る無数の細い線が映っていた。
扉同士の接続。
願望の流れ。
外部から流れ込む不安の経路。
「願望部屋を突破すると、この街の構造に干渉できるらしいね」
俺は頷く。
「リアさんはドローン復帰。セイラさんは街の使用権。ミナトさんはログ可視化」
「ゲームっぽくなってきた」
ミナトが笑う。
「こういう方が分かりやすくていいね」
その時、遠くの道路で金属音が響いた。
赤い契約陣が砕ける。
そこから、カナタが歩いてきた。
剣を抜いたまま。
しかし、その刃は以前より静かに光っていた。
カナタは俺たちを見ると、短く言った。
「戻ったか」
「カナタさんも」
「ああ」
彼の背後には、死んだ仲間たちの影が薄く残っている。
責める声ではない。
許す声でもない。
ただ、遠くに立っている影。
カナタは剣を見る。
「罰されるために生きるのは、もうやめたつもりだった」
誰も茶化さなかった。
「だが、許される部屋の方がきつかった」
その言葉は重かった。
カナタは続ける。
「許されたかった。罰されたいと思っていたのも、結局は許されたいからだった」
彼は剣を鞘に収める。
「それを見た。見た上で、戻った」
剣の柄に、契約の光が安定して宿る。
ミナトが端末を見た。
「カナタさんの契約剣、出力が安定してる。さっきまでノイズあったのに」
カナタは短く言う。
「迷いが消えたわけじゃない」
「でも、迷いを隠さなくなった?」
「そうだ」
残るは、神楽坂だった。
白い光が、駅前広場の向こうに見える。
英雄記念館のような壇上。
そこから、人々の声が聞こえてくる。
『あなたは悪くない』
『戻ってきて』
『大丈夫だと言って』
『英雄でいて』
『みんな不安なんです』
『あなたがいないと歩けません』
神楽坂は、その中央に立っていた。
壇上の上。
白い光に照らされて。
彼の前には、大勢の人々の幻がいる。
責めてはいない。
むしろ優しい。
戻ってきてほしいと願っている。
リアが小さく言った。
「これ、責められるよりきついやつだ」
神楽坂の手が、マイクに伸びかける。
俺は叫んだ。
「神楽坂さん!」
神楽坂の手が止まる。
彼は俺たちを見た。
そして、ゆっくりマイクから手を離す。
「私は」
彼の声が、幻のホールに響く。
「まだ、英雄でいたかったのかもしれない」
人々の幻がざわめく。
『いてください』
『それでいい』
『あなたは必要です』
『あなたがいれば安心できる』
神楽坂は、目を伏せなかった。
「だが、私がここに戻れば、また誰かが考えることをやめる」
幻の声が大きくなる。
『不安なんです』
『正しいことを言ってください』
『悪い人を決めてください』
『あなたが決めてください』
神楽坂は首を横に振った。
「私は、あなたたちの代わりに正しさを決めない」
壇上にひびが入る。
「助けられる時は助ける。戦える時は戦う。だが、英雄として全てを背負う場所には戻らない」
白いホールが崩れた。
光が割れ、神楽坂は灰色の街へ戻ってくる。
彼の周囲を覆っていた、見えない膜のようなものが薄れていく。
俺は思わず鑑定した。
対象:神楽坂レイジ
嘘:なし
危険:大衆信頼補正の残滓
備考:英雄役割の解除進行
完全ではない。
でも、見える。
神楽坂は、もう鑑定不能のままではなかった。
俺たちは駅前広場に集まった。
全員が戻ってきた。
それぞれ、欲しかったものを見た。
拒否したというより、持って帰らないことを選んだ。
そして、その選択は街の構造を変えていた。
リアのドローンが飛ぶ。
セイラが街の一部を動かせる。
ミナトが隠された経路を読める。
カナタの契約剣が安定した。
神楽坂の鑑定不能が薄れた。
俺には、祈りが一瞬だけ見えた。
その時、駅前のベンチにナギが現れた。
灰色のワンピース。
裸足。
黒い瞳。
彼女は、少し不思議そうに俺たちを見ていた。
「みんな、戻ってきた」
ナギの声には、本当に驚きがあった。
「欲しかったもの、あったでしょ」
「あった」
俺は答えた。
「じゃあ、どうして?」
「欲しかったからって、そこに閉じ込められたいわけじゃない」
ナギは首を傾げる。
「人間は、欲しいものがあるのに戻るの?」
リアが言う。
「戻るよ。怖くてもね」
セイラが続ける。
「欲しいものに所有される気はありませんわ」
ミナトが軽く手を振る。
「都合よすぎる情報は、だいたい高くつくしね」
カナタが言う。
「許しに逃げると、次を選べなくなる」
神楽坂が静かに言った。
「英雄に戻れば、私はまた人々から考える機会を奪う」
ナギは俺を見る。
「あなたは?」
俺は、さっきまで玄関があった方向を見る。
もう何もない。
でも、胸の奥には残っている。
「俺は、まだ会いたい」
ナギの目が少し動く。
「じゃあ、戻ればいいのに」
「戻れる場所じゃなかった」
「優しかったでしょ」
「優しかった」
俺は頷いた。
「だから危なかった」
ナギは分からない、という顔をした。
その時、灰色の空が震えた。
街の上から、黒い雨のようなものが降ってくる。
雨粒ではない。
言葉だった。
『神楽坂は嘘つき』
『管理局を許すな』
『黒瀬澪の記録は捏造』
『誰が悪い』
『誰を罰すればいい』
『大丈夫って言って』
『英雄を戻せ』
外の世界の不安。
会見の後に広がった怒りと混乱が、S級ダンジョンに流れ込んでいる。
ミナトが端末を見る。
「来た。外部不安の流入、急増」
セイラが周囲を見る。
「願望部屋を突破したことで、街の中心へ近づいた。その分、外からの流入も直接見えるようになったのでしょうね」
黒い言葉が地面に染み込み、泡のように膨らむ。
それは、ゆっくりと形を取り始めた。
顔のない人型。
胸に大きな口だけがある魔物。
口が叫ぶ。
『誰が悪い!』
次の泡も形になる。
『誰を罰すればいい!』
さらに別の泡。
『大丈夫って言え!』
カナタが剣を抜く。
「来るぞ」
神楽坂も構える。
だが、先頭に立ちすぎない。
セイラが即座に言う。
「カナタさん、正面。神楽坂さんは左側の抜けを。リアは記録を残しつつ外部へ避難情報だけ流してください。ミナト、流入経路を見なさい。黒瀬透真、魔物の核を」
「はい!」
俺は魔物を鑑定する。
対象:願望魔物
嘘:誰か一人が悪い
危険:責任転嫁による増殖
祈り:それでも見捨てないでほしい
祈り。
今度ははっきり見えた。
「誰か一人が悪い、が嘘です! 責任転嫁で増えます!」
リアが叫ぶ。
「どうすればいいの!?」
「祈りは、見捨てないでほしい!」
言った瞬間、自分でも分かった。
この魔物は、怒りそのものではない。
誰かを責めたい声の奥に、見捨てられたくないという祈りがある。
でも、それが歪むと、誰か一人を悪者にして安心しようとする。
神楽坂が低く言った。
「私一人を罰すれば済む話ではない、ということか」
「はい!」
セイラが街灯と標識を動かす。
「ならば、責任の流れを分散させますわ」
ミナトが端末を叩く。
「外のデマ経路、三つ切る。避難情報の経路は残す」
リアのドローンが上昇する。
「コメント欄は閉じる。流すのは公式避難情報と、デマ否定だけ」
カナタが魔物の正面を斬る。
しかし、斬られた口から新しい声が生まれる。
『誰が悪い!』
『誰が悪い!』
「普通に斬ると増える!」
カナタが舌打ちする。
俺は叫ぶ。
「一人に集めないでください! 声を分ける!」
セイラの標識が魔物の叫びを反射する。
『神楽坂が悪い』
『管理局が悪い』
『企業が悪い』
『報道が悪い』
『考えなかった自分たちもいる』
最後の声が混じった瞬間、魔物の動きが鈍る。
神楽坂が前に出る。
だが、英雄としてではない。
一人の探索者として、魔物の攻撃を受け止める。
「私は責任を負う」
彼は言った。
「だが、私一人を悪者にして、他の構造を隠すことはしない」
魔物の胸の口が歪む。
『大丈夫って言え!』
リアが声を張る。
「大丈夫って言葉だけで安心しないで! でも、今やることはある!」
ドローンから、外部へ避難情報が流れる。
複数の避難経路。
混雑状況。
閉鎖区域。
デマ注意。
優しいだけの言葉ではない。
でも、見捨てないための情報。
願望魔物の体が崩れ始める。
カナタが核を固定し、セイラが声を分散し、ミナトが流入経路を切る。
俺は最後に、魔物の中心を見る。
対象:願望魔物
嘘:誰か一人が答えを持っている
祈り:見捨てないでほしい
「見捨てない」
俺は言った。
「でも、誰か一人に全部預けない」
その言葉で、魔物は黒い煙になって崩れた。
駅前広場に、静けさが戻る。
だが、完全には終わっていない。
広場の中心に、巨大な信号機が現れていた。
赤、青、黄。
全部が同時に点いている。
ナギがそれを見上げる。
「進みたい。止まりたい。逃げたい」
彼女は呟いた。
「人間はいつも、全部同時に願う」
信号機の光が、灰色の街を不気味に照らす。
その先に、さらに深い道が開いた。
ナギは俺たちを見た。
「じゃあ、次はもっと優しいものを見せてあげる」
その声は、優しかった。
だからこそ、怖かった。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
今回は、願望の部屋を抜ける回でした。
透真たちは、それぞれが欲しかったものを見ました。
リアは誰にも叩かれない配信空間。
セイラは九条家に認められる屋敷。
ミナトは情報を売っても誰も傷つかなかった世界。
カナタは死んだ仲間に許される場所。
神楽坂は英雄に戻れる壇上。
透真は澪が生きている家。
ただし、彼らは願望を完全に否定したわけではありません。
欲しかったものだと認めた上で、そこに閉じ込められないことを選びました。
そして願望部屋を抜けたことで、各自の力が少し変化しました。
リアの記録ドローン、セイラの街への干渉、ミナトのログ可視化、カナタの契約剣、神楽坂への鑑定、透真の「祈り」の鑑定。
ここからS級ダンジョンの攻略が進んでいきます。
次回は、人々の願望や不安が魔物になる仕組みに、より深く踏み込んでいきます。
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