第1話 「出会い」
「遥ー!朝ごはんできたわよー!」
下から、お母さんの呼ぶ声がする。
「今、行くー!」
私は、そう言ってから下へ降りた。
いつも通りの朝。いつも通りの生活を送る………………はずだった。
「はーるか!」
後ろから急に抱きつかれて、体をぶるっと震わせる。そろそろ、慣れないとな、と思いつつ
「もう、来海。急に来ないって何回行ったら…。それよりも、光貴方がいながらなんで止めなかったの?」
後ろで、来海が拗ねつつ、光がため息をつく。
「こいつを、止められるのってお前くらいじゃね?」
「なによ!光に止められたくもないわよ!てか、遥は、ちょー優しいからこれくらいのことは怒らないわよ!」
遥を抱きしめる力が強くなる。
「ちょ、来海そろそろ苦しい………」
「あっ、ごめん」
急いで、力を緩める。
そんな時だ、急にめまいがした。
「「遥!大丈夫!?」」
いつの間にか、意識は途絶えていた。
気がついたら、私は保健室にいた。
多分、光が運んでくれたのだろう。
「ありがとうって、伝えないとだな…」
そう、呟いた。
その時、保健室の扉がバッと開かれた。私は、驚いてすぐ扉の方を向いた。
そこにいたのは、綺麗な黒髪でセンター分けで、身長の高い男子が立っていた。なぜか、私は彼のことを見つめていた。瞳に吸い込まれるかのように。
「ねえ、君、そんなに僕のこと興味あるの?」
急に、問いかけてきた。
「い、いえ、そんなことはありません。」
咄嗟に、目を逸らしてしまった。
そこから、気まずい雰囲気が漂う。そんな空気を破るように、
「俺、奏磨。それじゃ」
と、言って保健室を出ていった。
いったい何だったんだろう。そう、考えながら家に帰った。
どうでしょうか!!
初めてこういうのかいたので、おかしかったりするとは思いますが、楽しんでもらえたらなと思います!




