バルドル語録 p01
【バルドル語録のコーナー】
やあ、どうもね。何だいこのコーナーは。
僕は決して語録と言われる程、おかしなことを言ったつもりはないのだけれどね。
でもせっかくだから、聖剣目線で使った人間語や聖剣感覚について少し紹介しておこうかな。
●アルバイト? アダマンタイトのような格好いい名前だね。どんなクエストだい
― 貴重な素材のように聞こえたのさ。バスターがモンスターを倒さずに稼ぐなんて思いもしなかったよ。
●無慈悲深さ溢れるお言葉をどうもね
― とても無慈悲だったのだから、何も間違ってはいないと思うのだけれど。
●旅には必須のスキルだ。ロングソードを綺麗に拭く技術の次に重要だよ
― 先読みをした時に役立つよう、普段から僕を大切にしておくべきだね。
●僕のような、冷静な『ひとでなし』が一緒で君は幸運だね、シーク
― だって、「聖剣は人にあらず!」だからね。これも間違っていないはずだったんだ。
●僕は『本当つき』だからね
― 嘘をつかない、僕は本当のことしか言わないんだ。
●君たちも人生の『帰路』についちゃうかもよ。いいのかい?
― 同じ読みで違う意味の言葉が多過ぎるのさ。キロ1、キロ2と分けてくれないかな。
●誰かが語らないと、どんな素敵な出来事も物語には刻まれない
― 誰がやったか分からないけれど解決したなんて、神様に成果を横取りされちゃうよ。
●『剣生』に悩む聖剣
― 僕は人じゃないのだから、剣生と言うべきだと思うのだけれど。
●『鞘から刃』が出る程欲しい
― だって、人間は胃袋から手が生えていて、食べ物を口から胃袋に運ぶのだろう? 違うの?
●『柄』を打つよ
― 生憎、僕には手がないものでね。
●『他剣』に対してはそれ程でもないから心配しないで
― 僕だって厳しいだけじゃないんだ。
●自分で自分の自信を失くそうとするのは諦めてくれると嬉しいのだけれど
― その力を頑張る方に使った方がいいと思ったものでね。
●武器は戦う為にあるのに、平和的な案を真っ先に出せと言うのかい? それは横暴だよシーク
― だいたい、手がない僕にじゃんけんだなんて選択肢があると思うかい? 決闘が一番さ。
●少しでも『刃ごたえ』のあるものを選ばせてもらうとするよ
― 味が分からないのだから、その感触が全てなのさ。こだわるべきところだね。
●壁に耳もあって引き戸に目があるのなら、お金にも目がないとは言い切れないと思うのだけれど
― 最初はミミアリーとメアリーって名前の人だと思っていた事は内緒にしているんだ。
●人は見かけによるけど、行動にはよらないね
― バスターの見た目なんて大差がないからね。お嬢さんってのは本来おしとやかなのだろう?
●人間語で話したつもりだけれど、おかしかったかい?
― だって、まるで僕が変なことを言ったかのような反応だったからさ。
●無抵抗なロングソードへの『剣権』の侵害だよ
―僕は持ち主の言う事を聞かない『裏切り剣』と言われたくないからね。
●『可愛い猫には爪がある』んだよ、シーク
― うう、考えたくもない。猫の話はやめよう。
●僕は『聖剣の手も借りたい』君達を見捨てるような『剣でなし』じゃないよ
― 僕はこう見えて情が深い剣だからね。困っているシークの為なら頑張るんだ。
●君達が『死に損ない』になれたのはお互いにとって良かった
― だって、死なずに済むというのは良いことじゃないか。
●取らぬバジリスクの卵算用
― バジリスクの卵がお金になるからって、拾っていればよかったと後悔しても仕方がないからね。
●救武器主
― 救世主と言うには流石に厚かましいかなと思って、対象を絞ったのさ。
●木の幹に聖剣は立てられぬ 聖剣の口に戸は立てられる、何枚でもOK
― 理屈じゃないんだ、聖剣を木に立てかけて置いて行っちゃいけませんって習わなかったのかい?
●肉をぐちゃぐちゃに潰し、色々な混ぜ物をした後で卵とパンカスまみれにして焼いてしまう料理だね
― はんばあぐと言う料理の事さ。生憎、僕は味で伝える事が出来ないんだ。
●僕は世界一『幸せ剣』だよ!
― 僕よりも幸せな剣がいるのなら、是非教えて貰いたいところだね。
●プライスだよ! どんな高いお金を払ってでも、検査を免除してもらいたかったね!
― プライスレス? とんでもない! 世の中にはお金で回避できる不幸な経験がいっぱいあるんだ!
●シークこそ『剣聞き』の悪い事を言ってくれるじゃないか
― まるで僕が悪物のように思われたらどうするんだい。
●まったく、君は300年も眠っていたんだから
― 可愛い聖剣ジョークさ。嘘にはあたらないね。
●シークには僕という心強い『相剣』がいるからね。『忠人』として頑張ってくれればいいのさ
― 僕のような『忠剣』にあやかった言葉さ。え、忠剣って言葉も使わないのかい?
●僕の鍔にかかっているってことだね。10代の君達を導く責任なら感じているつもりだよ
― 僕に肩はないのだけれど……え、じゅうだいって重大の方だったの? 早く言っておくれよ。
●僕も人間語がずいぶん『達物』になったでしょ
― まったく、人はすぐに言葉を人基準で作っちゃうんだから。物目線も取り入れて欲しいね。
●ちょっと『思い剣』過ぎたかな。
― 僕はやりじゃない。剣だ。あれ、もしかして『おもい』違いかい?
●尻拭い? 僕は流石に君のお尻を拭いてあげる気は無いよ
― 流石にそれくらいなんとか自分でやってくれないと、僕は動けないのだから。
●この『刃触り』ってば柔らかくて気持ちがいいね!
― 斬るだけじゃない、刃で天鳥の羽毛を撫でるような繊細な感触も備えているのさ。
●『柄』放せない
― 柄から離れて欲しくない、そういう気持ち分かるよね?
●『寒を取る』チャンスだったと思うのだけれど
― どうして暖を取るのに、寒は取らないんだい? 理由をお伺いしても?
●人間で言う所の『愛人』という事だろう?
― 愛剣と同じかと思ったんだ。なぜ愛人って言葉になると違うんだい? 剣の方が1番なのかな。
●僕はまだ『長旅の汚れ』を拭き取って貰っていない
― 疲れはしないけれど、僕だって汚れてしまうのさ。サッパリしたい気持ちは同じだよ。
●歌は心のごはんだね。食べた事はないけれど
― 胃袋もなければ口もないからね。栄養は心で感じるか、シークに力を流してもらうしかないのさ。
●不自由気ままならず
― 自由気ままじゃなかったんだ、そう表現すると分かり易いかなと思ってね。
●あるもの探し? おねだりの反対でしょ? あるものをあげるのだから『あるものプレゼント』だと思うのだけれど
― あるものを探すって、整理整頓が出来ていないのかな。
●骨折り儲けのくたびれ損を狙うのかい
― 僕もこの言葉はあまり分からないんだ。骨もなければくたびれる事もないものでね。
●『剣忘症』ってやつさ
― 僕が忘れちゃった時の事だね。人が忘れた時? 人忘……え、そもそも『けん』の字が違うだって?
●僕は親しくもないのに最初からあだ名で呼ぶ程、無礼剣ではないよ
― 無礼物と言っても良かったのだけれど、猫っていう無礼な物があるから一緒にされたくなくてね。
●鞘があったら入りたいところだよ!
― こんな時にも入れて貰わなきゃどうする事もできないんだ。動けないからね。
●まるでメデューサに睨まれたようだね
― とても的確な比喩だと思ったのだけれど、あまり評判が良くなかったんだ。
●『刃に鞘着せぬ』物言いに努めただけだよ
― 斬れ味良く発言するためには、やっぱりこうでなくっちゃね。鞘じゃせいぜい叩くので精いっぱいだ。
●僕もシークと『ある』と、戦闘でもなければ『鍔の荷が下りたよう』にホッとできる
― 自分の居場所って大事だからね。鍔の荷? それは期待のことさ。
●子守唄では寝ない癖に、どうして起きることだけ出来るんだい?
― 子守唄を唄った時も、これくらいパッと寝たらいいのに。
●考えるだけで『武器震い』がするよ
― 武者じゃなく振動してもいないのに武者震いと表現する人間よりはマシさ。