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俺がラスボス?  作者: いぬちく


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68 大精霊

神殿に戻ってきた4人はそのままマリクさんの元へ。


「ホッホッホ。おかえり」

「ただいまマリクさん!マリクさんが大精霊なの?」

こうゆう時ウチの姫様は空気読まずにどストレートに行くから気持ちいいよな。


「うむ。そうだのぅ」

しれっと答えたな。

「えー。じゃあ初めから言ってくれれば良かったのにー」

「ホッホッホ。まぁ意地悪をした訳じゃないのだよ」

ふむ…意地悪をした訳じゃない…か。

となると……

「大精霊と明かすには何か条件があったか。……そうだな。精霊石を受け取るか、2体以上の精霊と契約する…って所か」

「……相変わらず可愛げがないのぅ。ワシの説明するターンではないのか?」

お。どうやら当たったようだな。

「ビンゴか。まぁ精霊石の方が本命かな?」

「……その通りだのぅ」


「ユウキ凄いね!」

ハルが尊敬の眼差しで見てくる。

あ、これ気持ちいいやつだ。


「まぁ、マリクさんもハッキリとは言えなかったけど精霊との契約を進めてくれてたし、ハルなら精霊石もらえるって確証もあったんじゃないか?」

「うむ。ハルちゃんなら間違いなくどちらかには気に入られるとは思っておった。正直シルフとイフリート両方からもらえるとは思ってなかったがのぅ」


あれ?両方からって凄いことだったのか?


「1精霊から貰えるだけでもとてつもない事なのだよ。以前ハルちゃんのファイヤーアローが上位魔法使いか、精霊かと言ったじゃろ?」


あー。あったな。そんなこと。

俺が頷いて見せると、

「精霊が召喚出来ると言うことは、最上級の魔法使いと同じ火力で、無限の魔力を持つものを自由に呼び出せると言うことだのぅ」


「それを2体か。つまりハルを相手にすると、風と火の最強火力が着いてくると」

「そういう事だのぅ」


あら。うちのお姫様また1つ最強に近づいたのね。

これはゲームとかだと、世界を救う者として、例えば勇者として覚醒してる感じかな?


「んー。ユウキ?わたし……凄いの?」

「おう。凄い。ハルはめちゃくちゃ凄いぞ」

「……えへへ」


うちの勇者は可愛かった。

なにその、えへへって。可愛すぎだろ。


「さて。ハルちゃんや。手を」

「ん?こう?」

「よし。……ほい。これで契約完了じゃ」

「マリクさん……俺は?」


何となく返答は分かっているが…。


「ユウキ殿は精霊石を貰えてないからのぅ」

あー。やっぱりか。

「大精霊との契約をする条件がそれか」

「うむ。そういう事だのぅ。で、ハルちゃんこれを上げるぞ」

そう言ってマリクさんの手から光る物がハルの元へ……ってそれは。まさか?


「精霊石だのぅ。この場合は大精霊石かのぅ?」


「わぁ。キレイだねー!」


「ジュリアさん。1つ聞きたい」

「……多分答えるまでもなくお前の予想通りだと思うが、なんだ?」

「大精霊から精霊石貰った人って…」

「私が知る限りはおらん。少なくともこの300年は居ないだろう」


「ホッホッホ。ちなみにハルちゃんの前にワシが精霊石を渡したのは………あれ?いつじゃったかの?」


ウチの子、何千年に1人の逸材だったみたい。下手すると何万年?


「まぁこれでワシも堂々とハルちゃんのお手伝いが出来るのぅ。一応大精霊って立場だとそう簡単に力を貸せなかったのでな」


なるほどな。それで魔力の精霊と…。

「ちなみにマリクさんを召喚するとどうなるんだ?」

「ん?まぁワシは全属性を最高火力で放てるな。そしてワシを召喚してる間はハルちゃんの魔力が無限になる」


想像以上にチートでした。

つまりあの超火力の魔法を無限に撃ち続けられると。

んー。魔力無効とかでない限り負けないな。


「さて。ハルの超強化は完了したが、これからどうするかだな。ミナトが突っかかってくるのを待つか?」

「いや、ユウキ殿まだだのぅ。ハルちゃんはまだだのぅ」


なに?こんだけ強化されて、まだ上があるの?


「水と土の精霊と契約するべきだのぅ」

「四大属性か。水はエルバの辺りにいるということは知っているが、土はどこにいるんだ?」

と、ジュリアさん。

え?土の精霊ってそんなレアキャラなの?


「土のヤツは移動するからのぅ。とりあえず水に行くと良い。その間にワシが探しておこう。水と契約出来たら1度ワシを呼び出しておくれ」


そんな簡単に大精霊呼び出していいのかよ?


「わかったよー!マリクさん!」

「そういえばハルはマリクさんと契約したんだろ?召喚の方は聞いたけど契約で出来るようになったことはないのか?」

「ほ?あー忘れておったわ。契約したことで魔力だけの攻撃が出来るようになったぞ」


…魔力だけの攻撃か。

「前にジュリアさんがやったやつか?」

「あれは…攻撃と呼ぶにはお粗末なものだがな。一応この間ハルにも私なりのやり方は教えたが…」

「上手く使えなかったんだよねー」

うちの天才お姫様にもできない事があるんだな。


「これ名前がないのだよ。ジュリアちゃんが自分でそこまでたどり着いてるのは凄いことなんじゃがのぅ。とりあえず1度見せてみようかの?」


そう言ってマリクさんが天に向かって手を伸ばす。

あ。俺が壊した屋根はまだ直ってなかった。

え?直さないの?


「ホッホッホ。ユウキ殿が壊して中途半端な屋根だからのぅ。キレイにしておこうかの。……ハッ!」


マリクさんから放たれた光は、以前俺が壊した時に残っていた残骸を全て、消滅させた。

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