1 アレスティア
「うわっ!…と。なんだ今の光!!ハル大丈夫か!?」
「うー。目がチカチカするよぉ。」
「とりあえず無事で良かったな。しかし今のは…って何だこれ?どこだここ?」
「ふぇ?あれ?なんで建物の中にいるの?え?外歩いてたよね???」
周りを見渡すと建物の中。と言うかなんだこれ?
…教会?砦?城か?
どう見ても日本じゃないぞ。
二人でわけもわからず混乱してると扉が開く。
「ようこそアレスティアへ。導きの石に認められし者達よ。」
現れたのはキレイな金髪の女性。
なんてゆーかゲームに出てくる神官って感じの服装だな。
「アレスティア?導きの石?なんだって?」
ハルを後ろに庇うように前に出る。
「貴方達がお持ちのそちらの石が導きの石。石に選ばれたものがその石を手にすると異界への道が開かれるのです。そして貴方達が今いるこの世界が異界。そしてこの国がアレスティア。あぁ申し遅れました。私はルーナ。こちらのアレスティアにて大神官を努めさせて頂いております。」
と、説明してくれるルーナさん。
え?異界?何?今流行りの異世界召喚?
え?現実にあるの?これ?
酔いすぎて幻覚?
いやむしろ夢?
と混乱していると…
「ふぁー。ルーナさん美人ー。ねぇねぇユウキ?超美人だよぉ?」
…コイツは状況わかってんのか??
「異世界とか面白そうだし、ユウキと一緒だから怖くないし!ルーナさん美人だし!」
「いや最後わからんけどって一緒だから怖くないとか、お前は本当にオッサンを転がすよなぁ。」
「転がす?何が??」
「いや、なんでもないっす。それでルーナさん?俺たちはどうなるんですか?と言うかこの召喚ってなんなんでしょう?帰れるんでしょうか?」
「その質問はごもっともですね。お聞きいただけるのであれば詳しくご説明させていただきます。」
何はともあれとりあえず話聞くしかないよなぁ。
俺の横でニコニコしてるこの可愛い生き物だけでも守らないと…。




