1 アレスティア
5月20日内容少し訂正致しました。
「うわっ!…と。なんだ今の光!!ハル大丈夫か!?」
「うー。目がチカチカするよぉ」
眩しい光で少し視界をやられていたが、落ち着いて隣を見るとハルがいた。
「とりあえず無事で良かった。しかし今のは…って何だこれ?どこだここ?」
「ふぇ?あれ?なんで建物の中にいるの?え?外歩いてたよね???」
外を歩いて居たはずだが、周りを見渡すと建物の中。と言うかなんだこれ?
真っ白な大理石の様な材質でできているようだ。
…教会?砦?城か?
どう見ても日本じゃないぞ。
二人でわけもわからず混乱してると扉が開き声が聞こえてくる。
「ようこそアレスティアへ。導きの石に認められし者達よ」
現れたのはキレイな金髪の女性。
なんてゆーかゲームに出てくる神官って感じの服装だな。
「アレスティア?導きの石?なんだって?」
いきなり良く分からない事を言われたな。
とりあえず、ハルを後ろに庇うように前に出る。
「貴方達がお持ちのそちらの石が導きの石。石に選ばれたものがその石を手にすると異界への道が開かれるのです。そして貴方達が今いるこの世界が異界。そしてこの国がアレスティア。あぁ申し遅れました。私はルーナ。こちらのアレスティアにて大神官を努めさせて頂いております」
と、説明してくれるルーナという女性。
え?異界?アレスティア?
え?何?今流行りの異世界召喚?
え?現実にあるの?これ?
酔いすぎて幻覚?
いやむしろ夢?
と混乱していると…
「ふぁー。ルーナさん美人ー。ねぇねぇユウキ?超美人だよぉ?」
…コイツは状況わかってんのか??
「いや、美人とかいまそんな事言ってる場合じゃないだろ?2人して飲みすぎたか?異世界って…」
「んー。異世界とか面白そうじゃん?それに…ユウキと一緒だから怖くないし!ルーナさん美人だし!」
「いや最後わからんけど…って一緒だから怖くないとか、ハルは本当に…俺を転がすよなぁ」
「転がす?何が??」
「いや、なんでもない…。それでルーナさん。でいいのかな?俺たちはどうなるんですか?と言うかその召喚ってなんなんでしょう?帰れるんでしょうか?」
そうだ。とにかく今の現状を把握しなきゃだ。
飲みすぎて幻覚見てるだけなら構わないが…
そうじゃないなら俺一人の話じゃない。
「その質問はごもっともですね。お聞きいただけるのであれば詳しくご説明させていただきます」
何はともあれとりあえず話聞くしかないよなぁ。
俺の横でニコニコしてるこの可愛い生き物だけでも守らないと…。
「わかりました。お話頂けるのであればお聞きしたいです」
「おぉ。ユウキがなんか大人の対応してる…」
ルーナさんに対し俺が対応すると、ハルがよく分からない反応を見せる。
「…そりゃ一応社会人なのよ。初見の人で、しかも今よく分からない状況。それならきちんと丁寧に対応しないとダメだろ?」
「あー。上京して東京駅で迷って知らない人に道を聞く的な?」
なんだよそれ…。
「その例えがよく分からないけど…。まぁそうだな。…そうなのか?」
「フフフ。大丈夫ですか?とりあえずここでは立ち話になってしまいますので、腰を据えてお話出来る場所へご案内致します」
「わかりました。…ハルとりあえず着いていこう」
「はーい。ユウキが行くなら私は行くよー」
大丈夫かこの子?俺のこと信頼しすぎだろう?
まぁ他の選択肢もなく、
ルーナさんの後を着いて行くのであった。




