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夢幻戦隊MSガールズ  作者: 硫化鉄
第八話 「どきっ☆女だらけの水泳大会♪・後編」

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シーン11 @妄想界某所

 狐仙から報告を受けた悟空は、事態の深刻さに、心穏やかではいられなかった。


「そうか……。そいつはシャレになんねーな……」


「ですわね……。あんな技を編み出すとは……」


 闇の力を切り離す技――。それはディスペアーを根底から揺るがす危険な存在だった。

 ウンディーネは丁寧に時間をかけて、その存在と闇の力を融合させていたのだ。それがああも簡単に分離させられるのなら、悟空や狐仙も危ないという事になる。


「戦い方も、考えないといけねえなぁ。

 卑弥呼様にも伝えておくか」


 狐仙はいつになく真剣な表情でうなずいた。


「あの小娘――卑弥呼様のおっしゃる、主とやらの力を使えば、何とかなるのでしょうか……?」


「さぁな。主の声ってのは卑弥呼様しか聞けねえからな……」


 狐仙の目がスッと細くなる。


「そもそも、そんな物が存在するかどうか……」


 悟空は厳しい表情を狐仙に向け、小声で言った。


「それ以上言うな。

 闇の力がこんだけでかくなってんだ。束ねてくれてる存在がいるのはまちがいねえよ」


 狐仙は無言でうなずいて、悟空に顔を寄せた。


「どちらにしろ、出方をうかがうしかないですわね。

 敵も、私たちの上司の方も」


「……だな。

 とにかく、次はおっさんの番だろーし、お前達も少し休んどけ」


 狐仙は悟空から身体を離し、いつもの調子で甘え声を出した。


「かしこまりましたわぁン。次の出番まで、しっかりと……!

 力を蓄えておきますわねン」



 とうとう編み出されたあかりの必殺技。

 しかしディスペアーもそれに呼応して不気味な作戦を展開するだろう。

 三人の技。それはこれからの戦いに、どんな変化をもたらすのだろうか……?



 おまけのその頃。

 ジニーから調査結果を渡されたアラジンは、報告書であるメモ帳を熟読していた。


「ふうむ……。

 こ、これは……っ!

 Fに……じぇ、J!? そしてもう一人がBカップ……。

 むむぅ、小僧め……! このような……ペット……。

 一体どのようにして……!」

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