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夢幻戦隊MSガールズ  作者: 硫化鉄
第七話 「どきっ☆女だらけの水泳大会♪・前編」

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シーン12 @現世界某所

「さぁて……準備は整ったようだね?」


 狐仙が満足気に妹分たちを眺めた。黄仙は水筒をちゃぷちゃぷと振って、ウインクして見せた。


「はぁい姐様。あとはどこでウンディーネを解放するか……!」

「どこがいいかな? どこがいいかな?」


 わくわく顔ではしゃぐ仙狸。今ひとつ作戦を理解できていない彼女だが、参加しているだけで楽しいのだ。

 姉貴分が二人とも作戦の成功を確信している様子なのも、仙狸を喜ばせていた。


「あの小娘どもの裏をかくか、真っ正面からぶつかっていくか……。どっちにしても楽しみだねえ……。

 MSガールズの小娘ども! 覚悟しておくんだねぇ。

 この狐仙シスターズが来たからには!」

「来たからには!」

「来たからにゃー!」


 狐仙の言葉に黄仙、仙狸が続く。


「必ずや、現世界を闇に染めて……せーのっ」

「見せるからねっ!!」


 狐仙が小声で合図を出し、三人は声を揃えてキメた。


「あーーーっはっはっはっは!」

「おーーーっほっほっほっほ!」

「うーーーっふっふふうふっふ!」


 三人の高笑いが、夜の街にこだました。


 ついに姿を現す、水の精霊ウンディーネ。

 勢揃いした狐仙シスターズ。そして隠密に現世界に赴いたジニー。

 ディスペアーの魔の手は、確実に現世界に伸びてきていた。

 しかし、あかりはまだ答えを見いだせずにいる。

 果たして、ウンディーネ、そして狐仙シスターズの実力は……?

 そして、水泳大会はいつ行われるのか……?

 全てはまだ、謎のままであった。


「ねえねえ、やっぱり『うふふ』で高笑いは難しいよう~」

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