アバンタイトル 前回は……?
「お許しを……! お許し下さい卑弥呼様!!」
神託の間に、アラジンの悲鳴が響き渡っていた。
「悪魔……ビィィーーーーーームッ!!」
「お、お許しを~~~!!!」
ビームの発射音とアラジンの悲鳴が織りなす和音に、卑弥呼の声が混じる。
そして。
「悪魔ポイズーーーーン!」
「や、やめて……」
卑弥呼の尻尾がするすると伸び、悟空のおしりに突き刺さった。
「あ……うわぁぁぁぁ!!!! 腹が……腹が減った~~~!!」
「次の作戦は、悟空、お前が指揮をとれ! アラジンの指揮で不満ならば、お前がやって見せろ!」
「は……はい……!! 必ずや、闇の力を増大させ、あの人間どもも打ち倒してご覧に入れます……!!」
今回指揮をとるのは、孫悟空。彼は秘策を携えて、部下のもとへ向かった。
「なるほど……それであたくしに出番が回ってきたと……言うことですわね」
狐仙は喜んで、悟空とともに現世界に飛び立った。
「小ひょうたんの方はすでに人間どもにばらまいてございます。
あとはこのひょうたんのふたを開けるだけ……」
「小ひょうたんがどれだけの人間を集めるか……楽しみだな! じゃ、後は任せるぞ!」
物を食いながら飛び去る悟空を見送って、狐仙は笑みを浮かべる。
「……では。このひょうたんの力、とっくりと見せてもらおうかねぇ……」
盛り上がりが頂点に達している後京ドームで、最初の事件が起きた。
「アリーナぁ!!」
スーパーアイドル姫咲ゆうきの呼びかけに、大きな歓声があがったその瞬間、アリーナにいた観客が消失した。
そして。
「スタンドのみんな~~~!!!」
スタンドの観客が応え、観客の全てが消失した。一人を除いて。
「え……あれ? み、みんな?」
静まり返ったドームに、姫咲ゆうきの声が響く。
「あ……あれ?」
ただ一人残されたのは、あかり達のクラスメート、春川純だった。
そして翌日、あかり達をピンチが襲った。
「お前達、ちゃんと説明しな。こいつらは一体何で、今ここで何やってたか」
担任教師水上に、MSガールズの全てがばれようとした時……。
「あの、先生……」
「ん? なんだ?」
返事をした瞬間、水上が消え去った。
さらに。
「あかりちゃん、智恵ちゃん……」
「ん?」
「なに? 美佳」
あかりと智恵も消えてしまう。
「あれ? あかりちゃん? 智恵ちゃん?」
「くぁ~~~!!! だから言った・・・いや、言いかけただろーが!
ディスペアーのやつらのアイテム、お前のケータイにくっついてるんじゃねえのか!?」
「何……ッ!?」
「そ、そんな……」
昨夜、美佳が机の上で見つけた、赤いひょうたんのストラップ。
これがあかり達を消した原因なのか……。
「どうしよう……あかりちゃんも、智恵ちゃんも消えちゃって……。
どうしたらいいの……?」
妄想、夢、虚構……人類の想像の世界は、実は全てつながっている。
妄想界……その世界の闇の力が増大し、現実へと侵攻を開始したとき、
三人の戦士が、その妄想の力を駆使して立ち向かう!
あかり「夢幻戦隊!」
三人 「MSガールズ!」
OPテーマ「夢幻戦隊MSガールズ」
(あかり)ジラード!
(智恵) キングガン!
(美佳) ウォルツール!
(あかり)もしも夢が消えたなら
(智恵) 人の心の灯が消える
(美佳) 光を奪い闇に落とす
(三人) 悪のディスペアー許せない
(美佳)
夢を奏で!希望を描け!
心を奮わす夢幻のアート
夢想の芸術、体に宿し
今こそ戦え!「念写!!MSコラボレートっ!!」
描けウォリュチュ……「お、お嬢様?」
ウォ ウォルツツツ……「し、しっかり!」
描け奏でろ!ウォ ウォ ウォルツーリュ……「さ、最後まで……」
(三人)
そうさ無限!夢幻!不滅の心
無限 夢幻 無限 夢幻戦隊MSガールズ!




