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愚者たちの行進  作者: 春香秋灯
最強の妖精憑き
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あとがき

聖女と妖精憑きの物語りは、ここで終了となります。せっかくなので、リハビリ的に書いたのですが、進む進む。一人語りなので、見る方向によって違ってきます。



ロベルトくんって、誰だっけ?

と最初に読んだ人は、思っていそう。最果てのエリカ様に出てきた名前だけで、話一つしなかった、リスキス公爵の養子になった子ですよ。影が薄いどころか、名前しか出てきませんでしたね。ロベルトくんは、妖精憑きが生まれやすい男爵家の血筋で、賢く、愛情が深い子として書きました。帝国の皇女様をも落としてしまう男気に、エリカ様は女が近づくと、嫉妬の嵐です。この子はまともでヤンデレではないですね。



男爵家について

この家は、妖精関係でいっぱいです。人が良い、騙されやすくて、ともかく優しい人として書きました。だから、当主はみんな、騙されます。こんな人は、絶対に生きていけないので、妖精に守られているよ、という設定となりました。妖精、最強ですから。



王弟殿下について

聖女視点では、ダメ男ですが、男性視点は、むちゃくちゃすごい王族である。頭よくて、腕っぷしもあって、王国のためなら何でもしちゃう人です。アンダーグラウンドで生きている人、という感じで書きたかったのですが、この人、筆が乗りやすいキャラなので、ちょくちょく、あちこちに出しました。幼少期のせいで、女の人が本当にダメだったのに、王都のエリカ様は聖域のお陰もあり、彼女だけは大丈夫というのは、ヤンデレ直行です。

実は裏小説もちょっと書いて、年齢制限ありのほうに出したので、見てみてください。



王国の悪魔について

これ、タイトル回収出来てないなー、とわかっていて、そのままです。これは、公国が王弟殿下のことを陰で呼んでいる蔑称です。

王弟殿下は、戦争したくない、といいながら、戦争の種まきを五年もかけてせっせと行いました。その事実を知った公国が王弟殿下のことを悪魔だと呼ぶようになりました。

ちなみに、王国と帝国には、悪魔というものは存在しませんので、こう呼ばれても、それ何? となってます。



帝国の筆頭魔法使いアランについて

書ききれていないのは、何故、アランが捕まったか、ということです。話の中で、王弟殿下に負けた話がちらっと出ましたよね。王弟殿下は、離宮から解放されてすぐ、帝国にいるアランに憑いた妖精を全部盗っちゃったんです。アランを無力化されてしまい、あまりに強い妖精憑きの力に、帝国はアランを差し出すしかありませんでした。一応、アランは王国で王弟殿下の支配下についた時に、妖精を返されますが、上位は王弟殿下なので、逆らえなくなりました。落ち着いた所で、帝国に戻る話もあったのですが、アラン自身を支配する帝国の契約魔法が解除されてしまい、アランは自由の身となったので、王国に残ったのです。



カイトとアナちゃん

カイトは下働き時代、というか、孤児院時代から、いっぱい悪いことを身につけました。それもこれも、将来、中央都市のエリカ様を支えるためです。もともと、平民で生きていく、と信じていたので、貴族になって、王弟殿下の目に止まり、アンダーグラウンドで生きていくなんて、思っていませんでした。お陰で、望み全部かなえましたが、この子もヤンデレ感はすごいです。

妹のアナのことは、所々書きましたが、書き切れないところもありましたので、年齢制限ありのところで、結婚相手のハインズ視点で書きました。アナちゃんも、貴族になったことで、色々とかなえましたよ。



最強の妖精憑きリリィについて

なんか、最後だけリリィじゃん、と言われそう。でも、リクくんはあれだな、彼視点はいらないな、と思い、書きませんでした。リクくん視点は、エリィの二番煎じなんです。むしろ、リリィちゃんでしょう、ということで、リリィちゃんを書きました。

最強の妖精憑きがどうして死んだのか、その謎はほっぽっちゃいけない、ということで出しました。リリィは結局、妖精憑きだったのか、そうではないのかは、それぞれ想像してみてください。王弟殿下は、リリィは妖精憑きではない、と予想しました。帝国の妖精憑きは、負けて、ロベルトくんは新聞をゲットしています。見えないし、お話も出来ないので、この謎が解けるのは、妖精憑きのエリカ様だけです。



リリィは完璧なの?

リリィは田舎の貧乏男爵の子女です。公爵夫人とかが完璧と言ってますが、理由が書かれてませんね。

男爵家の領地はど田舎です。貧乏なので、おもちゃとかはありません。教育にも、人を雇えませんので、出来ていません。では、どうして完璧かというと、暇だからです。

農作業手伝ったりしていますが、遊ぶのも限界です。なので、男爵家の子どもたちは、親兄弟姉妹が持って帰ってきた学校の教科書をアホみたいに読みます。読むので、全部覚えてしまいます。結果、頭のよい子として、学校で言われます。

礼儀作法もそうです。公爵夫人から教育を受けた姉たちは、家で復習します。ついでに、リリィは遊び感覚で、真似ます。姉たちは、ああでもない、こうでもない、と姉妹でお互いを直します。結果、末の妹リリィは、完璧になって、公爵夫人の前に立つのです。

もちろん、公爵夫人も、こういう事情は知ってますが、あえて話しません。

これは、毎日の積み重ねは大事ですよ、ということを書ければよかったのですが、ダン視点なので、書き切れませんでした。



王都のエリカ様の引退後のあれ

王都のエリカ様、体不自由で、目も見えなくなって、本当に不幸まっしぐら。人がよいので、騙されて、王弟殿下が迎えに来るまで、複数の男性に狙われていました。

女性視点と男性視点で、あれ? と思った人がいるでしょう。

そうなんです、エリカ様、目が見えないからって、騙されていて、それに気づかず、来る男性を全部、王弟殿下だと勘違いしてたんです。怖い怖い! 

人を信じるって、本当に大変なんですよ、という忠告がこもっています。そして、その事実を知ると、王都のエリカ様泣いちゃうので、優しい王弟殿下は闇に葬りました。最初に葬られたのは、もちろん、王弟殿下の目の前でやっちゃった男は肉だるまで、男爵邸の地下牢へゴー。あとの男たちは、手ひどい拷問をうけて、見世物小屋にいきました。

でも、王都のエリカ様はなーんにも知らないで、王弟殿下のこと、ダメ男だと信じこんでいます。怖い怖い!



第四王子について

この子は、最初は乱暴な子の設定でしたが、筆がのらないので、幼い頃は弱っちい子、ついでに苦労が多い子となりました。王弟殿下に英才教育をほどこされましたので、本人は自己評価低いのですが、国王の子どもの中では一番優秀です。王弟殿下に、裏方の王族の仕事の手伝いばっかりさせられていたので、影で王弟殿下の後継者といわれています。

こちらには書きませんでしたが、妖精の子どもに逃げられたりしないように、あらゆるものにお金をかけます。お陰で、妖精の子どもは物凄い美人になっちゃって、大変なことになります。女は化けるを体験した第四王子です。



リリィとリリィお嬢様

ダンのリリィの呼び方は、リリィとリリィお嬢様と二種類あります。あれ、間違いではありません。リリィと呼ぶ時はダンはリリィの恋人や夫、リリィお嬢様と呼ぶ時はダンは妖精、とダン自身が使い分けています。ダンは基本、リリィの妖精として生活していますが、いざという時は恋人や夫して、体を張って止めたりします。



公国って何?

連合共和国でいいんじゃないかな、と後で思ったのですが、公国です。読んでいるとわかると思いますが、現代日本とか海外です。

昔、書いていた小説で、こういうのに近い設定の国を作っていました。そちらは、神域消滅を目指す魔法使い対神域を守る魔法使い、というのですけどね。

今回の公国が王国に侵攻しようとしているのは、資源戦争です。公国側としては、王国側の未採掘の資源が欲しくて、戦争ふっかけているだけです。

核とかで一発じゃん、と思われますが、聖域の力で、科学全部無力化されちゃうんです。ある程度の低い科学はどうにか動くので、トランシーバーは使えたりします。銃も通じます。

先の国王なんか、妖精憑きの力総動員して、落とし穴いっぱいつくって、落とし穴にはまったところに、油投げ入れて、燃やし殺しました。残念ながら、先の国王の時代には、戦闘機はなかった設定です。

公国の戦争については、帝国は前面協力します。



今更ながら、ここはお気に入り、お勧め、面白い、という話には、いいね、してもらえると、嬉しいです。どれが魅力的なのか、知りたい。個人的に思い入れがあるのは、やはり、最強の妖精憑きリリィの話ですね。面白いのは、図書館の聖女ですかね。読み返すと、一体どうしてこんな話書いたのか、疑問に思うカイトです。



女性視点と男性視点の物語りは、あれ、違う? というところは、勘弁してやってください。思いつきで書いているので、時間的におかしいんじゃない、と思う時もあります。なので、あえて、学校に行く年齢とか成人の年齢をぼかしかした。そんな中でも、伝承部分と実際は違うのは、わざとです。伝承は、しょせん、伝承、事実は捻じ曲げられるものです。



外伝的なものは書きたいですが、どれにしようかな、と悩む感じです。書くかどうかは、気分次第です。



この後は、公国の妖精憑きと最後の大賢者が同時更新はすでに始まっています。気づいている人は読んでいそうですね。

公国の妖精憑きは、未来の話。最後の大賢者は帝国の過去の話になります。どちらから読んでも、あまりつながりがないので、好きなほうから読んでみてください。

こちら、どちらも完結ずみです。

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