破滅の世界
ドドドドドド...
チュイン!ドスッ!ドスッ!
今日もこの国は戦争をしている
ドォォン!ドォォン!
今日も銃声や砲弾の音がする
「い...いやだ...死にたくない...おれは...!まだ...!しにたくねぇんだっ...」
パァァァン!!
ドチャ...
「く...来るな!やめろぉぉぉぉ!やめてくれぇぇぇぇぇぇ!」
バララララララ
「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ドサ...
敵や味方の悲鳴が聞こえてくる
ドチャ...ドチャ...
雨も降っていないのに地面が濡れている
<また航空機がきたぞ―>
「...っ...くそっ...!」
キィィィィィィン!
ドォォン!ドォォン!
「やぁ、ひどいかおだねぇ」
航空機から身を隠していると同じ1223期生のウルルが話しかけてきた
「いや〜制空権取れてないのはさすがにきついしょっ」
「そうだね...国がまともに航空技術に力を入れなかったからね」
「気付いたときには、航空技術に使うお金なんて残ってなかったものね」
「ほんと、50年前の人達は何を考えていたんだか。おかげで、航空技術は数世代遅れ、制空権は全く取れず、さらに30年前までは、ラーズ帝国側もとい花を守護する側の者たちが優勢だったが、今では、我々のほうが劣勢になっているしね。」
「このままだと花を守護している花畑まで10年もたたずに進軍されてしまいそうだしね」
「ほんとバカみてぇだな」
ズドーン!ズドーン!
「いや~それにしても何でお花を壊そうとしているのだろう」
「しらないね、戦争をおっぱじめるようなバカなやつの考えはわからん」
「それにしても....」
ズドォォォォォン!
「いや、こんなこと話している場合ではないな」
「一旦話は後でだな。今は、向かってくる敵を倒そう」
「....そうだね」
......
たくさんの敵が突っ込んでくる
突っ込んでくる敵を撃つ
ひとりふたりと倒れて動かなくなる
(しかし、本当にここを落とす気だな。まぁここが落とされれば、花を守護している花畑までは二週間もかからない距離にあるからな〜、まぁ花畑までは、行かせないけどね)
......
——六時間前
敵モース軍エリル平原攻略部隊
「なあなあレン、ついにこの時がやってきたよ」
「あぁ、ついにエリル平原を攻め落とすことができる。これで、あのラーズ帝国軍を倒すことができるな。」
「おい、お前ら静かに大佐の演説が始まるぞ」
「ゴホン!!」
「諸君!!我々は、これよりエリル平原を完全攻略にむけ進軍する!」
「奴ら、ラーズ帝国は、あの忌々しい破滅の花を全力で守ろうとしている。それを見過ごしてもいいのか、あの花はこのせかいに破滅をもたらす危険な花だ」
「そこで我々は、エリル平原にいるモース軍を蹴散らし我々に破滅をもたらす、花をこの手で引きちぎってやるのだ!!」
「「「おお゙っ!!!」」」
「全員進めぇぇぇぇぇ!!」
「敵を蹴散らすのだぁぁぁぁぁ!」
「「「ウォォォォォォ!!」」」
......
現在
モース軍兵士
「くっそ、な...なん...何なんだ......あいつは...」
「はぁ....はぁ......」
「バケモンだろ......」
「あれは人間じゃない」
「あれは...」
「死神だ」
......
(くっ...くっそ、何なんだあれは、ふざけんじゃない、あんなの聞いてない...あんなバケモンなんか)
「あっ!こんにちわ~」
「んな!?」
バララララララ!
「ぐぁぁぁぁぁ!」
「隊長...も...もう.....もう無理です耐えきれません!」
「隊長!!撤退の命令を」
「くっ...てっ、てったい!!撤退だ—!!」
「にげろー!!」
(くっそ!!何なんだ...何なんだあいつらは、数では、我々のほうが圧倒的なはずなのに、何なんだいったいあいつらは...)
「あれあれーまだ生きている」
「んなっ...!!」
「隊長っ!!」
バララララララ!
「ギィヤァァァァァァ」
「あっ!そこにいる君も死んでもらうよ」
「う...うああぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「こらこら、逃げないの」
ズドドドドドド
「うああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「きったねぇ声」
......
向かってきた敵を一人残らず撃ち殺していたらウルルがやってきた
「ちょっと—シヴェリア殺しすぎだって。何人か残して情報やらなんやら聞き出さないと」
「ん?いちおそこに四肢がすべてだめになってもがき苦しんでるやつがおるけど」
「え?あっほんとだ」
「敵は——全員逃げたか」
すると、ウルルがゆっくり敵兵に近づいて話しかける
「さて、包み隠さず知ってることを全部話してもらおうか」
......
「うるさい!!私は、誇り高きモース王国の兵士だそんな簡単に話すものか!」
「君の階級は—」
「勝手にさわるな!」
「あっ君伍長なの!!すごいじゃん」
「さわるなと言っているだろ」
「オメェらなにしてん」
「あっ姉さんじゃないですか、いま尋問しようとしてるとこです」
「ほぉ~ん、まっ好きにやりな」
「くっ私は何も話さんぞ」
「おーい、シヴェリア〜キストバリの実もってる?」
すると敵兵が若干驚いたように見えた
「あんなもん、私が持ってるわけないだろ」
「そっか〜」
「ん?キストバリの実ならあたし持ってるよ」
「さすが姉さん!困った時は頼りになりますね」
「いやまぁ尋問はよくするからさやっぱり尋問にはこれが一番最適なんだよな」
すると話を聞いていた敵兵は、怯えながら口の中に土を詰め込んでいた
「さてと」
「尋問を始めるか」




