奴隷さん
「うん、オークジェネラルだね」
「これは…………どうしたんですか」
「どうしたった狩ってきたんだよ」
「はい…………わかりました。ただ、私では対応できませんので、ギルドマスターを呼んできますので、少々お待ちください。」
受付嬢に待たされること数分、受付嬢はギルドマスターを連れて階段を下りてくる。
「おい、嬢ちゃん。あんたがオークジェネラルを狩ってきたんだな」
「うん、そうだよ。ボクがオークジェネラルを狩ってきたんだよ」
「オークジェネラルを狩ったんなら、あんたたちはFランクは不相応ということになる。悪いがこちらでFランクからBランクに昇格させるが問題はないんだな」
「うん、問題ないよ」
「ええ、問題ないですよ」
冒険者ランクが上がるならば、手間が省けたんだからいいだろう。
つまらない依頼を受けなくていいし、高ランクの依頼は報酬も高いから一石二鳥だ。
ということで、ボクはBランク冒険者になった。
なんだか感慨深いものがあるな…………
「それでだオークジェネラルがBランクの魔物で800000Gの報酬、ハイオークがDランクで4匹になるから400000Gの報酬になる。報酬は合計で120万Gだな。それで報酬は金貨でいいか」
「うん金貨でいいよ」
「それじゃ、これが報酬の金貨12枚だ。受け取れ」
「ほいほ~い」
ミラは金貨12枚が入った麻袋を受け取り、腰につけている革袋へと金貨をしまう。
うん、これでいろいろと買い物ができる。
何を買おうかな……………
「とりあえず、商店街に行こうよアリューシャ」
「ええ、そうですね生活に必要なものがいろいろと入用ですからね」
アリューシャと一緒に商店街へと向かう。
トコトコ……………トコトコ
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10分ほど歩くと商店街へとたどり着く。
「それでは私は生活に必要なものを買ってきますので」
「それじゃ金貨2枚、持って行ってね」
「はい、ありがとうございます。それでは1時間後にこの場所で待ち合わせということで」
「うん、じゃあね」
う~ん、何かボクがいないほうが買い物がうまくいくっていわれてるみたいだな。まぁ、ボクかいろいろと邪魔しないほうがアリューシャもスムーズに買い物ができそうだし、まぁいいか。
やることもないので商店街をフワフワする。
トコトコ…………トコトコ
うん、なんだろうこれ
~奴隷商店~
本商店では奴隷の販売をしております。
戦闘奴隷から生活奴隷、性奴隷まで多種多様な種族を取り扱っております。
うん、少し気になる。
ほらマイホームはバカみたいに広いからメイドさんとかほしいし。
「いらっしゃいませ。」
「うん失礼するね」
「本日はどのような奴隷をお買い求めで」
「う~んとね、メイドがほしいかな」
「メイドですか…………それでは、こちらで見立てますので少々お待ちください」
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待つこと10分
「それでは。ご用意ができますたので、こちらにお願い致します」
店員についていくと、そこには小さな檻に入れられた奴隷たちだった。
う~ん、どれにしようかな。
なんとなく入ったお店だけど、どうせならいいメイドさんがほしい
どうしたものか。
全員で10人かぁ。
一人目、病気ぽい。
二人目、なんだかやつれている。
三人目、幼すぎる。
四人目、ネコ耳のついた獣人の女性。
五人目、またもや幼い。
六人目、ボクと目を合わそうとしない。
七人目、オオカミだか犬の耳をつけた獣人。
八人目、こちらの女性もボクと目を合わそうとしない。
九人目、またまた病気ぽい。
十人目、なんだかエルフぽい。耳が長い。
「いかがでしょうか。どれかお気に召したものはありましたか?」
「それじゃ四人目と七人目、十人目がほしいな」
「四人目が5万G、七人目は5万G、十人目が20万Gになります」
「それじゃ金貨が3枚だね。どうぞ」
「はい、確認いたしました。それでは、奴隷とお客様との間に主従契約を結びますので、こちらの契約書に体液をつけてください」
店員に渡された契約書3枚に指につけた唾を塗っていく。
すると契約書は燃えてなくなってしまう。
「契約がここになされました。この時から3人の奴隷はあなたのものです」
「うん、じゃあ貰っていくね」
奴隷3人を連れて、アリューシャとの待ち合わせ場所へと赴く。
「待ちましたか」
待ち合わせ場所に到着すると後ろからアリューシャに声をかけられる。
「う~ん、全然待ってないよ」
「それで……………その後ろの3名は誰ですか」
「えっ…………え~と」
「答えてください……………」
答えます…………答えますからねっ、アリューシャさん…………怒らないでね
「え~と、メイドで奴隷?」
「メイド用の奴隷を買ったのですか」
「うん…………そうだよ」
「ええ、そうですか。ええ、そうですか」
アリューシャの目が笑っていない……………
なんだか自分が悪いことをした気分になってくる。
ボク何も悪いことしていないのになぁ
本当だよ…………ちょつと奴隷を買っただけだよ
少し衝動買いに近かったけどね
「ボクは悪くないよ」
「はぁ、まぁいいでしょう。」
「それじゃマイホームへと帰ろうか。仙法“抜け道”」
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マイハウスへと帰ると、いつも通りクマさんたちがあいさつをしてくれる。
「くまぁ」
「それじゃ、自己紹介しようか、ボクはミラよろしくね」
「それでは私はアリューシャです。よろしくお願いいたします。」
「はい、私の名前はイリーナです。よろしくお願いします。」
「私の名前はシュリです。よろしくお願いします。
「私はミーシャです。よろしくお願いします。」
イリーナは猫の獣人で黒髪、黒い瞳のショートカット美少女。
シュリはオオカミの獣人で銀髪、金色の瞳で美少女。
ミーシャはエルフで、金髪で金色の美少女。
なぜか全員、美少女だ。
なぜだろう、不思議だね……………けしてボクの趣味じゃないよ
あくまで偶然……………偶然なんだ
「それじゃ、みんなにはこの巨木の家の掃除をお願いするね」
「「「はい、お任せ下さいご主人様」」」
なんだかメイドっていいね。




