勉強熱心な雨燕くん
雨燕くんは、大変勉強熱心である。
放課後も飛びながら、勉強をしている。
今日は英語みたいだ。先生が出してくれた問題をやっているようだ。
雨燕「えーと、難しい問題だなチリリリ。『I am a amatsubame. (私はアマツバメです。) この文のどこが間違っているか』かあチリリリ。
この問題難しいなチリリリ。
でも、amatsubameって英語じゃないよなチリリリ。rain swallowかチリリリ?」
残念ながら、雨燕くんは、母音の前の不定冠詞はanになるのを忘れてしまったみたいだ。
・・・
それから、雨燕くんはアルバイトとして授業の助手もしているようだ。
ただ、生徒を助手として雇うという制度がよくわからない。
例えば、この間の物理の授業では、・・・
シジュウカラ先生「では、今日は等速直線運動だツツピツツピ。
雨燕、空を等速直線運動で飛んで、クラスのみんなに見せてくれツツピツツピ」
てな感じだ。
シジュウカラ先生「先生は、四十肩で痛くって・・・ツツピツツピ」
(ダジャレ?)
ちなみにこのときは、シジュウカラ先生がv-tグラフでどうのこうのという話をずっとしていて、「あ、そう言えば雨燕はツツピツツピ? おーい、雨燕、戻って来ーいツツピツツピ」というまで雨燕くんはずっと飛び続けて、なかなか戻ってこなかった。
・・・
ただ、クラスの中には、なんで雨燕だけそんなことをしているんだろうと思っている鳥もいる。
雉「雨燕だけお小遣いももらえるなんてずるいじゃないかケンケン」




